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公開番号
2025098389
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214490
出願日
2023-12-20
発明の名称
運転診断システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250625BHJP(信号)
要約
【課題】システム利用者のみが運転したときの診断結果を管理可能とする。
【解決手段】運転診断装置5Aは、車両2が整備場またはその周辺に存在しているか否かを判定する第1判定処理と、車両2の整備モードが通知されているか否かを判定する第2判定処理と、車両2の運転席に座る人物がシステム利用者以外であるか否かを判定する第3判定処理と、前記第1~第3判定処理のうちの少なくともいずれかで肯定判定した場合に、診断部51の診断処理、データベース4の情報取得処理、集計データ送信部(52,62~64)の集計処理ならびにUI部6Aの蓄積処理のいずれか、または携帯端末3Aに備える表示部31への診断結果の表示をキャンセルする管理処理と、を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行、操舵及び制動の少なくとも一つに基づいて変化する物理量又は所定の操作部材が操作されることにより変化する物理量である検出値を用いて演算された運転診断結果を生成する運転診断システムであって、
前記車両からの前記検出値の情報を取得して蓄積するデータベースと、
前記データベースからの情報に基づいて運転の診断を行う診断部及び当該診断の結果の情報を集計して送信する集計データ送信部を有する運転診断装置と、
前記運転診断装置からの診断結果の情報を受信して蓄積しかつインターネットに接続可能なユーザインターフェース部と、
前記運転診断システムの利用者または整備関係者からの要求に応答して車両が整備モードであることを示す通知を出力する操作部と、を含み、
前記運転診断装置は、診断サーバに属しており、前記車両が整備場またはその周辺に存在しているか否かを判定する第1判定処理と、
前記整備モードが通知されているか否かを判定する第2判定処理と、
前記車両の運転席に座る人物が前記システム利用者以外であるか否かを判定する第3判定処理と、
前記第1~第3判定処理のうちの少なくともいずれかで肯定判定した場合に、前記運転の診断処理、前記情報の取得処理、前記診断結果の情報の集計処理ならびに前記診断結果の情報の蓄積処理のいずれか、または前記操作部に備える表示部への前記診断結果の表示をキャンセルする管理処理と、を実行することを特徴とする運転診断システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は運転診断システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、車両の運転操作に関する診断結果を生成する診断結果生成部と、前記診断結果を記録し、インターネットを介して車両の常用使用者でかつ運転診断システムの利用者(システム利用者と言う)が所有する携帯端末に接続可能なデータベース部と、を備えた運転診断システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-138728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記引用文献1では、車両のIG-ON等で自動的に診断を実行開始してしまうために前記システム利用者が点検や修理でディーラーなどの整備場に預けた場合、前記システム利用者による運転以外に、前記整備場によるエンジンテスト等の運転についても診断が自動的に実行開始されてしまうことになり、前記システム利用者の診断結果として反映されるため、前記システム利用者が違和感を覚えてしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、システム利用者のみが運転したときの診断結果を管理可能とする運転診断システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両の走行、操舵及び制動の少なくとも一つに基づいて変化する物理量又は所定の操作部材が操作されることにより変化する物理量である検出値を用いて演算された運転の診断結果を生成する運転診断システムを前提とする。この運転診断システムは、前記車両からの前記検出値の情報を取得して蓄積するデータベースと、前記データベースからの情報に基づいて運転の診断を行う診断部及び当該診断の結果の情報を集計して送信する集計データ送信部を有する運転診断装置と、前記運転診断装置からの診断結果の情報を受信して蓄積しかつインターネットに接続可能なユーザインターフェース部と、前記運転診断システムの利用者または整備関係者からの要求に応答して車両が整備モードであることを示す通知を出力する操作部と、を含み、前記運転診断装置は、診断サーバに属しており、前記車両が整備場またはその周辺に存在しているか否かを判定する第1判定処理と、前記整備モードが通知されているか否かを判定する第2判定処理と、前記車両の運転席に座る人物が前記システム利用者以外であるか否かを判定する第3判定処理と、前記第1~第3判定処理のうちの少なくともいずれかで肯定判定した場合に、前記運転の診断処理、前記情報の取得処理、前記診断結果の情報の集計処理ならびに前記診断結果の情報の蓄積処理のいずれか、または前記操作部に備える表示部への前記診断結果の表示をキャンセルする管理処理と、を実行することを特徴としている。
【0007】
この特定事項により、車両が整備場またはその周辺に存在している場合、整備モードが通知されている場合ならびに車両の運転席に座る人物がシステム利用者以外である場合のうちのいずれかに該当すると判定した場合、車両の整備中であってシステム利用者が車両を運転していない可能性が高いと考えられるため、システム利用者以外の運転情報、つまり車両の整備中の運転情報に基づいて前記運転の診断処理、前記情報の取得処理、前記診断結果の情報の集計処理ならびに前記診断結果の情報の蓄積処理のいずれかが行われてしまうこと、または前記操作部の表示部への診断結果の表示が行われてしまうことをキャンセルすることが可能になる。
【0008】
これにより、システム利用者のみが運転したときの診断結果を管理できるようになるなど、システム利用者にとって有益な運転診断結果を提供できるようになる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、システム利用者のみが運転したときの診断結果を管理可能とする運転診断システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る運転診断システム、車両、携帯端末ならびにディーラー端末の概略構成を示す図である。
実施形態に係る情報の送受信動作を説明するためのシーケンス図である。
運転診断装置による診断に関する各処理を説明するためのフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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