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公開番号
2025096987
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213026
出願日
2023-12-18
発明の名称
チェーン測定システム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G01B
11/00 20060101AFI20250623BHJP(測定;試験)
要約
【課題】チェーンを備える装置が稼働している状態で当該チェーンの摩耗を測定する。
【解決手段】チェーン測定システムSは、環状の外リンク5及び内リンク6が長手方向において交互に配置され、かつピン7によって外リンク5と内リンク6とが連結された、重量物Hを搬送中の駆動チェーン1を撮像する撮像タイミングを検出する検出装置10と、一の外リンク5が撮像領域に位置する撮像タイミングを検出すると、外リンク5の一端に連結された第1内リンク6aと、外リンク5の他端に連結された第2内リンク6bとを撮像した撮像画像を生成する撮像装置11と、撮像画像に含まれる第1内リンク6aと第2内リンク6bとの距離に基づいて、駆動チェーン1の摩耗を測定する測定装置12と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
環状の外リンク及び内リンクが長手方向において交互に配置され、かつピンによって前記外リンクと前記内リンクとが連結された、重量物を搬送中のチェーンを撮像する撮像タイミングを検出する検出装置と、
一の前記外リンクが撮像領域に位置する前記撮像タイミングを検出すると、前記外リンクの一端に連結された第1内リンクと、前記外リンクの他端に連結された第2内リンクとを撮像した撮像画像を生成する撮像装置と、
前記撮像画像に含まれる前記第1内リンクと前記第2内リンクとの距離に基づいて、前記チェーンの摩耗を測定する測定装置と、
を備える、チェーン測定システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記重量物を搬送する搬送方向において、前記撮像領域の前方に配置された第1動力伝達部材と、前記撮像領域の後方に配置された第2動力伝達部材と、をさらに備え、
前記第1動力伝達部材及び前記第2動力伝達部材には、前記内リンクの孔部に嵌合する凸部が複数形成されている、
請求項1に記載のチェーン測定システム。
【請求項3】
前記第1動力伝達部材及び前記第2動力伝達部材のうちの一方が、前記チェーンの前記長手方向における周面のうち第1面において前記凸部が前記孔部と嵌合し、他方が、前記周面のうち前記第1面と反対側の第2面において前記凸部が前記孔部と嵌合する、
請求項2に記載のチェーン測定システム。
【請求項4】
前記第1動力伝達部材及び前記第2動力伝達部材が前記搬送方向に回転する際に、前記第1動力伝達部材により前記チェーンに作用する張力は、前記第2動力伝達部材により前記チェーンに作用する張力よりも大きい、
請求項2又は3に記載のチェーン測定システム。
【請求項5】
前記チェーンにおいて前記撮像装置が設けられた方向と反対の方向から、前記チェーンに透過光を照射する照射装置をさらに備え、
前記撮像装置は、前記照射装置が前記チェーンに透過光を照射した状態で撮像した前記撮像画像を生成する、
請求項1に記載のチェーン測定システム。
【請求項6】
前記検出装置は、前記検出装置と前記チェーンとの距離を測定し、測定した前記距離が所定の距離より長い距離であるタイミングを前記撮像タイミングとして検出する、
請求項1に記載のチェーン測定システム。
【請求項7】
前記チェーンは、リンクを識別するための識別コードが付された一又は複数の前記外リンク及び前記内リンクの少なくともいずれかを含み、
前記測定装置は、前記撮像画像に含まれる前記識別コードに基づいて、前記外リンク及び前記内リンクの少なくともいずれかの識別番号を特定する、
請求項1に記載のチェーン測定システム。
【請求項8】
前記測定装置は、前記第1内リンクと前記第2内リンクとの距離に基づく前記チェーンの摩耗を、前記識別番号に関連付けて表示装置に表示させる、
請求項7に記載のチェーン測定システム。
【請求項9】
前記チェーンは、前記重量物を支持するトロリを、前記重量物を搬送する搬送方向に押すためのプッシャを備える、
請求項1に記載のチェーン測定システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、チェーン測定システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の伸び測定装置は、外リンクと内リンクとが交互に連結してなるチェーンの駆動停止時に当該チェーン上を走行し、隣り合う内リンク間の距離を算出することで、チェーンの摩耗による伸びを測定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-167132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の伸び測定装置は、チェーンの摩耗による伸びを測定するために、チェーンを備えるコンベア、エスカレータ等の装置の稼働を停止させなければならないため、チェーンの点検を実施する時間が限られてしまうという問題が生じる。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、チェーンを備える装置が稼働している状態で当該チェーンの摩耗を測定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るチェーン測定システムは、環状の外リンク及び内リンクが長手方向において交互に配置され、かつピンによって前記外リンクと前記内リンクとが連結された、重量物を搬送中のチェーンを撮像する撮像タイミングを検出する検出装置と、一の前記外リンクが撮像領域に位置する前記撮像タイミングを検出すると、前記外リンクの一端に連結された第1内リンクと、前記外リンクの他端に連結された第2内リンクとを撮像した撮像画像を生成する撮像装置と、前記撮像画像に含まれる前記第1内リンクと前記第2内リンクとの距離に基づいて、前記チェーンの摩耗を測定する測定装置と、を備える。
【0007】
前記重量物を搬送する搬送方向において、前記撮像領域の前方に配置された第1動力伝達部材と、前記撮像領域の後方に配置された第2動力伝達部材と、をさらに備え、前記第1動力伝達部材及び前記第2動力伝達部材には、前記内リンクの孔部に嵌合する凸部が複数形成されていてもよい。
【0008】
前記第1動力伝達部材及び前記第2動力伝達部材のうちの一方が、前記チェーンの前記長手方向における周面のうち第1面において前記凸部が前記孔部と嵌合し、他方が、前記周面のうち前記第1面と反対側の第2面において前記凸部が前記孔部と嵌合してもよい。
【0009】
前記第1動力伝達部材及び前記第2動力伝達部材が前記搬送方向に回転する際に、前記第1動力伝達部材により前記チェーンに作用する張力は、前記第2動力伝達部材により前記チェーンに作用する張力よりも大きくてもよい。
【0010】
前記チェーンにおいて前記撮像装置が設けられた方向と反対の方向から、前記チェーンに透過光を照射する照射装置をさらに備え、前記撮像装置は、前記照射装置が前記チェーンに透過光を照射した状態で撮像した前記撮像画像を生成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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