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公開番号
2025095278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211188
出願日
2023-12-14
発明の名称
表示装置およびその製造方法
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
主分類
G09F
9/00 20060101AFI20250619BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】後方支持体と複数の表示パネルを有し、寸法精度を高くでき、外部衝撃を吸収しやすい構造の表示装置および表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】金属製の複数の後方支持体10A,10Bが樹脂連結部21によって連結されている。後方支持体10A,10Bの収納凹部11内に、バックライトユニット35A,35Bが収納されている。全ての後方支持体10A,10Bの前方を覆うカバー板30が設けられ、カバー板30の後面30bに複数の表示パネル31A,31Bが接合されている。カバー板30は接着層4によって各後方支持体10A,10Bの前面14に接合されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
後方支持体と、前記後方支持体の前方に固定された透光性のカバー板と、前記後方支持体と前記カバー板との間に設けられた表示パネルと、を有する表示装置において、
前記後方支持体が複数設けられ、複数の前記後方支持体が樹脂連結部を介して連結され、
前記カバー板によって複数の前記後方支持体の前方が覆われて、前記カバー板が、それぞれの前記後方支持体に固定されており、
それぞれの前記後方支持体毎に、個別の前記表示パネルが設けられていることを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記樹脂連結部で連結された複数の前記後方支持体の外周に沿って連続する樹脂フレームが設けられており、前記樹脂フレームが前記樹脂連結部と一体に形成されている請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
少なくとも2つの前記後方支持体が同じ形状で同じ寸法である請求項1または2記載の表示装置。
【請求項4】
前記樹脂連結部には、前方または後方に向かって窪む凹部が形成されている請求項1または2記載の表示装置。
【請求項5】
前記樹脂連結部を跨いで隣り合うそれぞれの前記後方支持体の後部に固定された連結支持部材が設けられている請求項1または2記載の表示装置。
【請求項6】
前記連結支持部材によって、隣り合う前記後方支持体が前後方向に向けて互いに位置決めされている請求項5記載の表示装置。
【請求項7】
前記連結支持部材に、前方または後方に向かって窪む凹部が形成されている請求項5記載の表示装置。
【請求項8】
前記樹脂連結部で連結された隣り合う前記後方支持体の前面が、180度以外の角度となっている請求項1または2記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示パネルが液晶表示パネルであり、それぞれの前記後方支持体内にバックライトユニットが支持されている請求項1または2記載の表示装置。
【請求項10】
後方支持体と、前記後方支持体の前方に固定された透光性のカバー板と、前記後方支持体と前記カバー板との間に設けられた表示パネルと、を有する表示装置の製造方法において、
(a)複数の後方支持体を用い、前記後方支持体どうしを樹脂連結部で連結する工程と、
(b)前記樹脂連結部で連結された複数の前記後方支持体の前方を前記カバー板で覆い、前記カバー板をそれぞれの前記後方支持体に固定する工程と、を含み、
それぞれの前記後方支持体毎に、個別の前記表示パネルを備えることを特徴とする表示装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の表示パネルを有する表示装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に車載用表示装置に関する発明が記載されている。図1に示されるように、この車載用表示装置は表示部が車両内に設置されている。表示部は、複数の表示パネルと、複数の表示パネルを保持する保持体を有している。段落[0024]には、保持体が複数の保持部を有し、表示パネルがそれぞれの保持部に接着剤やネジ止めで固定されること、ならびに保持体が樹脂材料で構成されること、が記載されている。また、図3と図11には、保持体が湾曲した形状の表示部が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-138342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された車載用表示装置には以下の課題がある。
(1)保持体には複数の表示パネルが横方向に並べて保持されているため、図1に示されるように、保持体は横方向の長さ寸法が非常に大きくなっている。そのため、保持体を製造する際の寸法精度を高く維持することが困難であり、特に表示パネルが現われている表面の平面度を高精度に確保することが難しくなっている。
(2)特許文献1では、複数の表示パネルを保持して横方向の寸法が大きなっている保持体が樹脂材料で形成されているため、保持体に成型時の歪みや反りが残りやすくなり、製品の均一化を実現することが困難であり、車両内に固定する際も一部が固定部から浮き上がるなどの現象が生じやすい。この問題を解決するためには、保持体を金属材料で形成することが好ましい。しかし、金属で一体に形成された保持体に複数の表示パネルを保持させると、いずれかの表示パネルを指で操作しているときに静電気放電(ESD)でその表示パネルに表示ノイズなどが発生すると、その静電気が金属製の保持体を伝わって他の表示パネルに影響を与えやすくなる。
(3)特許文献1の図3と図11に示すように、湾曲した形状の保持体が使用されると、その前面にガラス板などのカバー板を貼り付ける場合に、保持体の湾曲に合わせてカバー板を予め湾曲させることなどが必要となり、組み立て作業が非常に煩雑になる。
【0005】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、複数の表示パネルを備えた構造であっても、全体の寸法精度を高く維持でき、また複数の表示パネルの間で、静電気放電による影響が伝搬するのを阻止することが可能な表示装置を提供することを目的としている。
【0006】
また本発明は、複数の表示パネルが共通のカバー板で覆われた構造を高い寸法精度で製造でき、例えば隣り合う表示パネルを180度以外の角度で配置する構造であっても比較的容易に製造することができる表示装置の製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、後方支持体と、前記後方支持体の前方に固定された透光性のカバー板と、前記後方支持体と前記カバー板との間に設けられた表示パネルと、を有する表示装置において、
前記後方支持体が複数設けられ、複数の前記後方支持体が樹脂連結部を介して連結され、
前記カバー板によって複数の前記後方支持体の前方が覆われて、前記カバー板が、それぞれの前記後方支持体に固定されており、
それぞれの前記後方支持体毎に、個別の前記表示パネルが設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明の表示装置は、前記樹脂連結部で連結された複数の前記後方支持体の外周に沿って連続する樹脂フレームが設けられており、前記樹脂フレームが前記樹脂連結部と一体に形成されていることが好ましい。
【0009】
本発明の表示装置は、少なくとも2つの前記後方支持体が同じ形状で同じ寸法であることが好ましい。
【0010】
本発明の表示装置は、前記樹脂連結部に、前方または後方に向かって窪む凹部が形成されているものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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