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公開番号2025090712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2025037885,2022120275
出願日2025-03-11,2020-08-03
発明の名称埋め込みデバイス
出願人華廣生技股ふん有限公司,BIONIME CORPORATION
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類A61B 5/1473 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】センサーと埋め込み装置の製造工程を減らしながらユーザーの利便性を高め、衛生的で痛みのない方法での埋め込みを可能にする。
【解決手段】生理信号監視装置を生体の体表面に組み立てるための方法が提供され、生理信号監視装置は、生理信号を測定するために使用され、センサーモジュール及び送信機を含む。方法は、(a)底部カバー20をハウジング11から取り外して、粘着パッドを底部開口から露出させるステップと、(b)ハウジングを保持しながら、粘着パッドを体表面に取り付けるステップと、(c)ハウジングに押圧力を加えて、センサーモジュール70を埋め込みモジュール30から取り外し、信号感知端を体表面の下に埋め込むステップと、(d)センサーモジュールを体表面に残したまま、埋め込みデバイスを取り外すステップと、(e)信号出力端がポートに電気的に接続されるように、送信機をベースに配置するステップと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生理信号監視装置を生体の体表面に組み立てる方法であって、
前記生理信号監視装置は生理信号を測定するために使用され、センサーモジュール及び送信機を含み、前記センサーモジュールは埋め込みデバイスによって前記体表面に配置されるように構成され、
前記生理信号監視装置は、
前記生理信号を測定し、信号感知端及び信号出力端を有するセンサーと、前記センサーを収容するベースと、前記ベースの下に配置され、前記ベースを前記体表面に取り付けるように構成される粘着パッドと、を含む前記センサーモジュールと、
前記生理信号を受信するためのポートを有する送信機と、
を備え、
前記埋め込みデバイスは、
底部開口を有するハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、前記センサーモジュールを支える埋め込みモジュールと、
前記底部開口に取り外し可能に結合される底部カバーと、
を含み、
前記方法は、
(a)前記底部カバーを前記ハウジングから取り外して、前記ステッカーを前記底部開口から露出させるステップと、
(b)前記ハウジングを保持しながら、前記粘着パッドを前記体表面に取り付けるステップと、
(c)前記ハウジングに押圧力を加えて、前記センサーモジュールを前記埋め込みモジュールから取り外し、前記信号感知端を前記体表面の下に埋め込むステップと、
(d)前記センサーモジュールを前記体表面に残したまま、前記埋め込みデバイスを取り外すステップと、
(e)前記信号出力端が前記ポートに電気的に接続されるように、前記送信機を前記ベースに配置するステップと、を有する、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ステップ(c)は、前記押圧力を加えて前記埋め込みモジュールを作動させ、操作力を解放して前記センサーモジュールを前記埋め込みモジュールから取り外し、前記センサーを前記ベース上に配置することを実行する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記押圧力は、前記底部開口と反対側の前記ハウジングの表面に加える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記底部開口は、前記底部開口の縁に沿って配置された凸状リングを有し、
前記底部カバーは、前記底部カバーの縁に沿って配置された環状溝を有し、
前記凸状リングは、前記環状溝に取り付けられ、
前記底部カバーは、前記底部開口に隣接する側壁と、力を支えるように前記側壁に構成される操作部と、を有し、
前記操作部の反対側の端部には、支持部が形成され、
前記操作部と前記支持部との間の距離及び前記力が操作モーメントを形成することにより、前記底部カバーと前記ハウジングとの間に側面剥離が形成され、前記底部カバーが前記ハウジングから剥離する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記操作部は、前記底部カバーの外壁面から突出する凸状部である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記操作部は、前記底部カバーの外壁面から凹状になっている凹状部である、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記操作部は、前記底部カバーの外側壁である、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記ステップ(a)は、
(a1)応力集中状態を利用して、前記底部カバーと前記ハウジングの間に部分的な側面剥離を引き起こすステップと、
(a2)前記部分的な側面剥離を拡大するために、前記ハウジングから離れる方向に向かって前記操作部に継続的に前記力を加えるステップと、を更に含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記底部開口は、前記底部開口の側壁に配置された第一ベベル構造を有し、 前記底部カバーは、前記第一ベベル構造と一致する第二ベベル構造を有し、
前記ステップ(a)は、前記ハウジング及び前記底部カバーのいずれかにトルクを加えて、前記底部カバーを前記ハウジングから取り外すことを実行する、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ベースには内縁を有し、
前記送信機は、前記ベースの前記内縁と一致するように構成される外縁を有することにより、前記送信機は、前記ベースの上から前記ベースに配置されるように構成される、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【関連出願との相互参照】
【0001】
この出願は、2019年8月2日に提出された米国仮特許出願番号62/882,140及び2020年1月10日に提出された台湾特許出願番号109100992の出願日の利益を主張し、これらの開示は、それらの全体が本明細書中に参考として援用される。
続きを表示(約 2,800 文字)【技術分野】
【0002】
本発明は、操作方法に関し、特に、生体の体表面に生理信号監視装置を組み立てる方法に関する。
【背景技術】
【0003】
糖尿病や慢性心血管疾患などの慢性疾患は、都市部に住む人々の生活様式により、世界でこれまで以上に一般的である。このため、慢性疾患のある患者の特定の生理学的パラメータを定期的に監視して、状態を効果的に制御し、悪化を回避して迅速な治療を提供する必要がある。
【0004】
ただし、生理学的データの多くは生体内の方法で取得する必要がある。また、監視を効率的に行うためには、毎日複数の測定データを取得する必要がある。複数の採血又は体液の抽出によって引き起こされる患者の不快感を回避するために、一部の当業者は、信号処理構成部分と一致させて皮膚表面に固定するように、皮下組織に埋め込まれた小さな感知要素を比較的長い時間使用する。これは何日も使用でき、取り除く必要がなく、生理学的パラメータを提供する血糖値、血中脂肪、コレステロール濃度又は他の測定値などのデータをいつでも収集及び分析して、即時の生理学的データ監視を提供できる。同様の概念は、チップなどの電子装置を動物の皮膚に埋め込む場合にも適用できる。
【0005】
このタイプの生理学的パラメータ測定装置は、製造プロセスが困難であるため、伝統的に、センサーと埋め込み装置を別々に組み立てることによって作られている。センサーには酵素などの試薬が含まれており、体内に配置する必要がある。試薬は製造中に防湿性で滅菌する必要があるが、埋め込み装置はこれらの手順を必要としない。
【0006】
従来の方法、例えば米国特許第9,693,713号に開示されている装置及び方法によれば、センサーは、汚染源を隔離し、乾燥した衛生状態を維持するために、乾燥剤を備えた容器に密封される。容器が必要な滅菌条件を達成できない場合、容器は更にブリスターシェルに保管されてもよい。生理学的テストを実行する前に、ユーザーはブリスターシェルを引きはがし、気密容器を開き、センサーを埋め込み装置の下部に組み立て、最後に埋め込み装置を使用してセンサーを皮膚に配置する。このような装置の製造プロセスは比較的単純であるが、二つの装置の個別の製造プロセスにより製造コストが増加している。ユーザーにとって、埋め込み装置とセンサーは使用前に一緒に組み立てられる必要があり、不便と面倒になる。また、米国特許公開公報US20170188912と米国特許US8764657B2の明細書の説明において、埋め込み装置は、循環式によって開かれ、完全に開くのに通常少なくとも一回、典型的には二~三回かかるので、時間がかかるという問題がある。
【0007】
更に、センサーの埋め込みプロセス中、基本的に二つのステップ(針の埋め込みと針の抽出)に分けることができる。これらの手順のいずれかをすぐに完了できない場合、或いは手順に一貫性がない場合、ユーザーに痛みや不快感を与える可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、センサーと埋め込み装置の製造工程を減らしながらユーザーの利便性を高め、埋め込み前に生理的パラメーターセンサーの乾燥状態を効果的に維持し、衛生的で痛みのない方法での埋め込みを可能にする方法などのいくつかの問題は解決すべき技術的な問題である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一つの態様によれば、生理信号監視装置を生体の体表面に組み立てる方法が提供され、前記生理信号監視装置は生理信号を測定するために使用され、センサーモジュール及び送信機を含み、前記センサーモジュールは埋め込みデバイスによって前記体表面に配置されるように構成される。前記センサーモジュールは、前記生理信号を測定し、信号感知端及び信号出力端を有するセンサーと、前記センサーを収容するベースと、前記ベースの下に配置され、前記ベースを前記体表面に取り付けるように構成される粘着パッドと、を含む。前記送信機は、前記生理信号を受信するためのポートを有する。前記埋め込みデバイスは、底部開口を有するハウジングと、前記ハウジング内に配置され、前記センサーモジュールを支える埋め込みモジュールと、前記底部開口に取り外し可能に結合される底部カバーと、を含む。前記方法は、(a)前記底部カバーを前記ハウジングから取り外して、前記ステッカーを前記底部開口から露出させるステップと、(b)前記ハウジングを保持しながら、前記粘着パッドを前記体表面に取り付けるステップと、(c)前記ハウジングに押圧力を加えて、前記センサーモジュールを前記埋め込みモジュールから取り外し、前記信号感知端を前記体表面の下に埋め込むステップと、(d)前記センサーモジュールを前記体表面に残したまま、前記埋め込みデバイスを取り外すステップと、(e)前記信号出力端が前記ポートに電気的に接続されるように、前記送信機を前記ベースに配置するステップと、を備える。
【0010】
本発明の別の一つの態様によれば、生理信号監視装置を生体の体表面に組み立てる方法が提供され、前記生理信号監視装置は生理信号を測定するために使用され、センサーモジュール及び送信機を含み、前記センサーモジュールは埋め込みデバイスによって前記体表面に配置されるように構成される。前記センサーモジュールは、前記生理信号を測定し、信号感知端及び信号出力端を有するセンサーと、前記センサーを収容するベースと、前記ベースに接続され、前記ベースを前記体表面に取り付けるように構成される粘着パッドと、を含む。前記送信機は、前記生理信号を受信するためのポートを有する。前記埋め込みデバイスは、底部開口を有するハウジングと、前記ハウジング内に配置され、前記センサーモジュールを支える埋め込みモジュールと、前記埋め込みモジュールを収容し、気密空間を形成する気密容器と、を含む。前記方法は、(a)前記気密容器を前記埋め込みデバイスから取り外して、前記粘着パッドを前記埋め込みデバイスの底部から露出させるステップと、(b)前記ハウジングを保持しながら、前記粘着パッドを前記体表面に取り付けるステップと、(c)前記ハウジングに押圧力を加えて、前記センサーモジュールを前記埋め込みモジュールから取り外し、前記信号感知端を前記体表面の下に埋め込むステップと、(d)前記センサーモジュールを前記体表面に残したまま、前記埋め込みデバイスを取り外すステップと、(e)前記信号出力端が前記送信機の前記ポートに電気的に接続されるように、前記送信機を前記ベースに配置するステップと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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