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公開番号
2025090361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205556
出願日
2023-12-05
発明の名称
アダプタ、ダクトシステム、及び電気機器システム
出願人
パナソニック株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H01R
25/14 20060101AFI20250610BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電気機器の構造に対応していない配線ダクトの電源ラインと電気機器の導電部とが電気的に接続するように、電気機器を配線ダクトに取り付けることができるアダプタ、ダクトシステム、及び電気機器システムを提供すること。
【解決手段】アダプタ1では、第2接触部14の導電部34と接触する接触部分140と保持部12との間の所定方向X1における第1寸法D1は、第1電源ライン21と係止部11との間の所定方向X1における第2寸法D2よりも小さく、複数の電源ラインのうち第1電源ライン21と異なる第2電源ライン22と係止部11との間の所定方向X1における第3寸法D3と同じである。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電源ラインを備える配線ダクトに電気機器を取り付けるアダプタであって、
前記配線ダクトに係止する係止部と、
前記電気機器を保持する保持部と、
前記係止部が前記配線ダクトに係止している状態において、前記複数の電源ラインのうちいずれか1つの第1電源ラインと電気的に接触する第1接触部と、
前記第1接触部と電気的に接続されており、前記保持部が前記電気機器を保持している状態において、前記電気機器が備える導電部と電気的に接触する第2接触部と、を備え、
前記複数の電源ラインは、前記係止部が前記配線ダクトに係止している状態において前記配線ダクトと前記アダプタとが並んでいる所定方向に並んでおり、
前記第2接触部の前記導電部と接触する接触部分と前記保持部との間の前記所定方向における第1寸法は、
前記第1電源ラインと前記係止部との間の前記所定方向における第2寸法よりも小さく、
前記複数の電源ラインのうち前記第1電源ラインと異なる第2電源ラインと前記係止部との間の前記所定方向における第3寸法と同じである、
アダプタ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記配線ダクトは、前記複数の電源ラインとして、2組の電源ラインを備え、
前記第1寸法は、
前記2組の電源ラインのうち一方の電源ラインである前記第1電源ラインと前記係止部との間の前記所定方向における寸法である前記第2寸法よりも小さく、
前記2組の電源ラインのうち残りの電源ラインである前記第2電源ラインと前記係止部との間の前記所定方向における寸法である前記第3寸法と同じである、
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項3】
前記保持部は、前記電気機器の荷重を支持する支持部を有し、
前記支持部は、金属材料で形成されている、
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項4】
前記第2接触部は、前記所定方向と交差する対向方向に沿って互いに対向している一対の板部材であり、
前記支持部は、前記保持部が前記電気機器を保持している状態において、前記所定方向及び前記対向方向の両方と交差する方向における前記電気機器の移動を規制するストッパが形成されている、
請求項3に記載のアダプタ。
【請求項5】
前記第2接触部の少なくとも一部を覆うカバー部を更に備える、
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項6】
前記第2接触部は、互いに対向している一対の板部材であり、
前記一対の板部材の各々における内面は、前記保持部が前記電気機器を保持している状態において、前記導電部と電気的に接触し、
前記カバー部は、前記一対の板部材の各々における外面の少なくとも一部を覆う外壁部を有し、
前記外壁部は、耐熱性材料で形成されている、
請求項5に記載のアダプタ。
【請求項7】
前記第2接触部は、互いに対向している一対の板部材であり、
前記一対の板部材の各々における内面は、前記保持部が前記電気機器を保持している状態において、前記導電部と電気的に接触し、
前記カバー部は、前記一対の板部材の各々における前記内面の一部を覆う内壁部を有する、
請求項5に記載のアダプタ。
【請求項8】
前記第2接触部の少なくとも一部を覆うカバー部と、
前記カバー部を収容する筐体と、を更に備え、
前記係止部と前記第1接触部と前記第2接触部とを含む第2ブロックが、前記保持部と前記カバー部と前記筐体とを含む第1ブロックに組み合わされることによって形成されている、
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項9】
請求項1に記載のアダプタと、
前記配線ダクトと、を備える、
ダクトシステム。
【請求項10】
請求項9に記載のダクトシステムと、
前記電気機器と、を備える、
電気機器システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、アダプタ、ダクトシステム、及び電気機器システムに関する。より詳細には、本開示は、配線ダクトの導電部と電気機器の導電部とを電気的に接続するアダプタ、ダクトシステム、及び電気機器システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、照明器具を制御可能であり、制御部と筐体と取付部とを備える制御装置が開示されている。制御部は、照明器具の制御内容を示す照明情報を取得し、照明情報に基づいて照明器具を制御する制御信号を生成する。筐体は、制御部を収容する。取付部は、照明器具を支持可能なレール部に前記筐体を取り付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気機器が複数の電源ラインを有する配線ダクトに取り付けられる場合がある。この場合、電気機器の導電部は、複数の電源ラインのうち一の電源ラインに電気的に接続され、他の電源ラインに電気的に接続されない構成となっている。近年、従来は電気機器が直接電気的に接続できなかった電源ラインにおいて当該電気機器を電気的に接続することが望まれている。
【0005】
本開示の目的とするところは、従来は電気機器が直接電気的に接続できなかった電源ラインにおいて当該電気機器を電気的に接続することができるアダプタ、ダクトシステム、及び電気機器システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るアダプタは、複数の電源ラインを備える配線ダクトに電気機器を取り付けるアダプタである。前記アダプタは、係止部と、保持部と、第1接触部と、第2接触部と、を備える。前記係止部は、前記配線ダクトに係止する。前記保持部は、前記電気機器を保持する。前記第1接触部は、前記係止部が前記配線ダクトに係止している状態において、前記複数の電源ラインのうちいずれか1つの第1電源ラインと電気的に接触する。前記第2接触部は、前記第1接触部と電気的に接続されており、前記保持部が前記電気機器を保持している状態において、前記電気機器が備える導電部と電気的に接触する。前記複数の電源ラインは、前記係止部が前記配線ダクトに係止している状態において前記配線ダクトと前記アダプタとが並んでいる所定方向に並んでいる。前記第2接触部の前記導電部と接触する接触部分と前記保持部との間の前記所定方向における第1寸法は、前記第1電源ラインと前記係止部との間の前記所定方向における第2寸法よりも小さく、前記複数の電源ラインのうち前記第1電源ラインと異なる第2電源ラインと前記係止部との間の前記所定方向における第3寸法と同じである。
【0007】
本開示の一態様に係るダクトシステムは、前記アダプタと、前記配線ダクトと、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る電気機器システムは、前記ダクトシステムと、前記電気機器と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、従来は電気機器が直接電気的に接続できなかった電源ラインにおいて当該電気機器を電気的に接続することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る電気機器システムの外観斜視図である。
図2は、同上のアダプタの外観斜視図である。
図3は、同上の電気機器システムの要部における側面図である。
図4は、同上の電気機器システムにおける図3のA-A線の断面図である。
図5は、同上の電気機器システムにおけるアダプタの保持部及び筐体と電気機器とを図示した平面図である。
図6は、同上の電気機器システムにおける図5のB-B線の断面図である。
図7は、同上のアダプタの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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