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公開番号
2025088186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202725
出願日
2023-11-30
発明の名称
集合住宅の車両充電設備
出願人
トヨタホーム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250604BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】設置コストの低減を図りながら、車両の充電を行う際の利便性を向上させることができる集合住宅の車両充電設備を提供する。
【解決手段】集合住宅10の駐車場15には車両充電設備20が設けられている。車両充電設備20は、駐車場15内における複数の駐車スペース16の並ぶ方向に延びるレール部材22と、レール部材22の長手方向に延びる導電部材23と、レール部材22に支持されレール部材22に沿ってスライド移動可能に設けられた接続具24とを備える。接続具24は、導電部材23と接触して導電部材23と電気的に接続された状態でスライド移動可能とされている。接続具24に給電ケーブル29を介して車両17が接続された状態で、接続具24に導電部材23を介して電力が供給されると、その電力が接続具24から車両17に給電ケーブル29を介して供給される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
集合住宅の駐車場に設けられた車両充電設備であって、
前記駐車場内における複数の駐車スペースの付近に設けられ、それら各駐車スペースの並ぶ方向に延びているレール部材と、
前記レール部材に支持された状態で前記レール部材に沿ってスライド移動可能に設けられ、前記各駐車スペースに駐車する車両にそれぞれ接続可能とされた接続具と、を備え、
前記レール部材には、前記レール部材の長手方向に延びている導電部材が設けられ、
前記接続具は、前記導電部材と接触して前記導電部材と電気的に接続された状態で前記スライド移動が可能とされており、
前記接続具に前記車両が接続された状態で、前記接続具に前記導電部材を介して電力が供給されると、その電力が前記接続具から前記車両に供給される、集合住宅の車両充電設備。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記レール部材における前記接続具の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段により検出された前記接続具の位置に基づいて、前記接続具に接続された給電対象の前記車両がいずれの前記駐車スペースに駐車されているかを判定する判定手段と、
を備える、請求項1に記載の集合住宅の車両充電設備。
【請求項3】
前記接続具より前記給電対象の車両に供給された電力量を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された電力量を前記判定手段により判定された前記駐車スペースと対応付けて記憶部に記憶する記憶実施手段と、
を備える、請求項2に記載の集合住宅の車両充電設備。
【請求項4】
前記各駐車スペースの付近には、前記各駐車スペースの並び方向に延在する壁状部が設けられ、
前記壁状部に前記レール部材を取り付ける取付部材を備え、
前記取付部材は、前記レール部材の長手方向に延びる長尺状をなし、下方に開放された溝状の空間部を有し、
前記レール部材は、前記空間部に収容された状態で前記取付部材に取り付けられ、
前記接続具は、前記レール部材に吊り下げ支持され、その吊り下げ状態で前記スライド移動可能とされているとともに、前記空間部に収容されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の集合住宅の車両充電設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、集合住宅の車両充電設備に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
マンション等の集合住宅の駐車場には、複数の駐車スペースが設けられている。特許文献1には、集合住宅の駐車スペースごとに充電装置を設置し、それら各充電装置により車両への充電を可能とした車両充電システムが開示されている。
【0003】
また、集合住宅には、共用の駐車スペースが設けられている場合がある。かかる集合住宅では、共用の駐車スペースに充電装置を設置し、その充電装置により車両への充電を行う場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-223345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記特許文献1の車両充電システムでは、駐車スペースごとに充電装置が設置されるため、充電装置の設置コストが著しく大きくなるおそれがある。
【0006】
また、共用駐車スペースに充電装置が設置される構成では、車両の充電を行う際に車両をわざわざ共用駐車スペースに移動させる必要があり、面倒である。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設置コストの低減を図りながら、車両の充電を行う際の利便性を向上させることができる集合住宅の車両充電設備を提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、第1の発明の集合住宅の車両充電設備は、集合住宅の駐車場に設けられた車両充電設備であって、前記駐車場内における複数の駐車スペースの付近に設けられ、それら各駐車スペースの並ぶ方向に延びているレール部材と、前記レール部材に支持された状態で前記レール部材に沿ってスライド移動可能に設けられ、前記各駐車スペースに駐車する車両にそれぞれ接続可能とされた接続具と、を備え、前記レール部材には、前記レール部材の長手方向に延びている導電部材が設けられ、前記接続具は、前記導電部材と接触して前記導電部材と電気的に接続された状態で前記スライド移動が可能とされており、前記接続具に前記車両が接続された状態で、前記接続具に前記導電部材を介して電力が供給されると、その電力が前記接続具から前記車両に供給される。
【0009】
第1の発明によれば、集合住宅の駐車場内における複数の駐車スペースの付近に、それら各駐車スペースの並ぶ方向に延びているレール部材が設けられている。レール部材には、そのレール部材に沿ってスライド移動が可能な接続具が設けられ、その接続具は、各駐車スペースに駐車する車両にそれぞれ接続可能とされている。また、レール部材にはレール部材の長手方向に延びる導電部材が設けられ、接続具は導電部材と電気的に接続された状態でスライド移動可能とされている。
【0010】
上記の構成では、駐車スペースに駐車する車両に対して充電を行う際、接続具をその充電対象(給電対象)の車両近くまでスライド移動させ、その接続具に車両を接続する。かかる接続状態において、接続具に導電部材を介して電力が供給されると、その電力は接続具から車両に供給される。これにより、車両の充電が行われる。かかる構成では、駐車スペースごとに充電装置を設けなくても、各駐車スペースの車両に充電を行うことが可能となる。そのため、設備コストの低減を図ることができる。また、車両の充電を行う際に、車両を充電設備のある場所までわざわざ移動させる必要がないため、利便性の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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