特許ウォッチ

公開番号2025087122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201556
出願日2023-11-29
発明の名称冷蔵庫
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人蔦田特許事務所
主分類F25D 23/00 20060101AFI20250603BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷蔵庫の設置位置を容易に調整することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本実施形態の冷蔵庫1は、冷蔵庫本体2と、冷蔵庫本体2の下面前側を支持する脚部32とを備え、脚部32は、冷蔵庫1を設置する設置面Pと接触する接触面33aが球面からなる第1接触部33を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の下面前側を支持する脚部とを備え、
前記脚部は、冷蔵庫を設置する設置面と接触する接触面が球面からなる第１接触部を備える、冷蔵庫。
続きを表示（約 370 文字）【請求項２】
前記脚部は、前記第１接触部に対して上下動可能に設けられ、前記第１接触部よりも下方において前記設置面と接触する第２接触部を備える、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項３】
前記第１接触部が球体からなる、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項４】
前記第１接触部は、前記設置面の反対側に位置する部分の形状が、球面とは異なる形状である、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項５】
前記脚部は、下方に開口する凹部が形成され前記凹部内に前記第１接触部が収納される保持部を備え、
前記凹部は、下端の開口幅が、前記第１接触部の直径より小さい、請求項３に記載の冷蔵庫。
【請求項６】
前記第１接触部は、前記接触面の上側に複数の突条が設けられている、請求項４に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
冷蔵庫では、冷蔵庫本体の下面の前側及び後側に円柱状の車輪を設け、冷蔵庫の設置位置を調整するようになっている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－５８７３８
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、円柱状の車輪を設けた冷蔵庫では、冷蔵庫を前後方向に移動させやすいが、左右方向に移動させることが困難であり設置位置の調整が困難である。
【０００５】
本発明の実施形態は、上記事情を考慮してなされたものであり、冷蔵庫の設置位置を容易に調整することができる冷蔵庫を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
一実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の下面前側を支持する脚部とを備え、前記脚部は、冷蔵庫を設置する設置面と接触する接触面が球面からなる第１接触部を備えるものである。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の一実施形態の冷蔵庫の断面図
図１の冷蔵庫の底面図
図１の冷蔵庫を下から見た斜視図
図２のＡ－Ａ断面図
第２接触部を上方へ移動させた図１の冷蔵庫の脚部の断面図
本発明の変更例に係る冷蔵庫の脚部の断面図
本発明の変更例に係る冷蔵庫における第１接触部の斜視図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
実施形態について図面に基づき説明する。以下の実施形態は例示であり、発明の範囲は
これに限定されない。以下の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以下の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【０００９】
以下の説明において、左右方向、前後方向、上下方向とは、冷蔵庫を正面から見たときの方向を示し、左右方向は冷蔵庫の幅方向に相当する。また、右、左、上、下、前、後、奥、背、手前とは、特に規定がない場合には冷蔵庫を正面から見たときの位置や側などを示し、冷蔵庫の扉については閉扉状態において冷蔵庫を正面から見たときの位置や側などを示す。
【００１０】
（１）冷蔵庫１の構成
冷蔵庫１の全体構成について説明する。図１に実施形態の冷蔵庫１を示す。冷蔵庫１は、前面に開口部が形成された断熱箱体からなる冷蔵庫本体２の内部に貯蔵空間が形成されている。この冷蔵庫本体２は、金属板を折り曲げて形成された外箱３と合成樹脂製の内箱４とが組み合わされ、外箱３と内箱４との間に発泡断熱材や真空断熱パネルなどの断熱材５が設けられて構成されたものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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