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公開番号2025086730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200969
出願日2023-11-28
発明の名称情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人株式会社Next Finance Tech
代理人個人,個人
主分類G06Q 40/04 20120101AFI20250602BHJP(計算;計数)
要約【課題】暗号資産を用いて投資を行う者が、暗号資産の交換の有無に関わらず運用管理を行えるようにする。
【解決手段】管理サーバ1のCPU11では、第1譲渡管理部32が、複数の第1種ユーザにより他情報処理システム上に所有された暗号資産を第2種ユーザに向けて第1譲渡させ、その第1譲渡に関する第1譲渡情報を管理し、第2譲渡管理部33が、第1譲渡の結果として第2種ユーザにより他情報処理システム上において所有された暗号資産の少なくとも一部を第3種ユーザに向けて第2譲渡させ、その第2譲渡の対価に関する第2対価情報を少なくとも含む第2譲渡に関する第2譲渡情報を管理し、提示制御部36が、分配情報から特定される、複数の第1種ユーザのうち所定ユーザに対する分配量を所定ユーザに提示させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1他情報処理システム及び第2他情報処理システム上の暗号資産を管理する情報処理システムであって、
複数の第1種ユーザにより前記第1他情報処理システム上に所有された第1銘柄の暗号資産を第2種ユーザに向けて第1譲渡させ、当該第1譲渡に関する第1譲渡情報を管理する第1譲渡管理手段と、
前記第1譲渡の結果として前記第2種ユーザにより前記第1他情報処理システム上において所有された暗号資産の少なくとも一部を第3種ユーザに向けて第2譲渡させ、前記第2他情報処理システム上において第2銘柄の暗号資産として管理された当該第2譲渡の対価に関する第2対価情報を少なくとも含む、当該第2譲渡に関する第2譲渡情報を管理する第2譲渡管理手段と、
前記第2対価情報と前記第1譲渡情報とに基づいて、前記第2種ユーザから前記複数の第1種ユーザの夫々に分配される前記第2譲渡の対価の分配量を算出し、当該分配量に関する分配情報を管理する分配管理手段と、
前記分配情報から特定される、前記複数の第1種ユーザのうち所定ユーザに対する前記分配量を、当該所定ユーザに提示させる提示制御手段と、
を備え、
前記提示制御手段は、前記所定ユーザに分配される前記第2銘柄の暗号資産における第2譲渡の対価の分配量の情報を、前記第1銘柄の暗号資産としての価値に変換して、当該所定ユーザに向けて提示させる、
情報処理システム。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記提示制御手段は、前記第1銘柄の暗号資産としての価値に変換された前記第2銘柄の分配量の情報とともに、前記第1譲渡された前記第1銘柄の暗号資産の情報を、前記所定ユーザに向けて提示させる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第2譲渡管理手段は、複数の前記第2他情報処理システム上において前記第2銘柄の暗号資産として夫々管理された前記第2譲渡の対価に関する前記第2譲渡情報を管理し、
前記提示制御手段は、前記第1銘柄の暗号資産としての価値に変換された前記複数の第2銘柄の夫々の分配量の情報とともに、前記第1譲渡された前記第1銘柄の暗号資産の情報を、前記所定ユーザに向けて提示させる、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第2対価情報に基づいて、前記分配量を前記所定ユーザに向けて分配させる分配制御手段をさらに備える、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記分配制御手段は、前記所定ユーザに対する前記分配量を、前記第1他情報処理システム上の暗号資産として、当該所定ユーザに向けて分配させる、
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
第1他情報処理システム及び第2他情報処理システム上の暗号資産を管理する情報処理装置であって、
複数の第1種ユーザにより前記第1他情報処理システム上に所有された第1銘柄の暗号資産を第2種ユーザに向けて第1譲渡させ、当該第1譲渡に関する第1譲渡情報を管理する第1譲渡管理手段と、
前記第1譲渡の結果として前記第2種ユーザにより前記第1他情報処理システム上において所有された暗号資産の少なくとも一部を第3種ユーザに向けて第2譲渡させ、前記第2他情報処理システム上において第2銘柄の暗号資産として管理された当該第2譲渡の対価に関する第2対価情報を少なくとも含む当該第2譲渡に関する第2譲渡情報を管理する第2譲渡管理手段と、
前記第2対価情報と前記第1譲渡情報とに基づいて、前記第2種ユーザから前記複数の第1種ユーザの夫々に分配される前記第2譲渡の対価の分配量を算出し、当該分配量に関する分配情報を管理する分配管理手段と、
前記分配情報から特定される、前記複数の第1種ユーザのうち所定ユーザに対する前記分配量を、当該所定ユーザに提示させる提示制御手段と、
を備え、
前記提示制御手段は、前記所定ユーザに分配される前記第2銘柄の暗号資産における第2譲渡の対価の分配量の情報を、前記第1銘柄の暗号資産としての価値に変換して、当該所定ユーザに向けて提示させる、
を有する情報処理装置。
【請求項7】
第1他情報処理システム及び第2他情報処理システム上の暗号資産を管理する情報処理方法であって、
複数の第1種ユーザにより前記第1他情報処理システム上に所有された第1銘柄の暗号資産を第2種ユーザに向けて第1譲渡させ、当該第1譲渡に関する第1譲渡情報を管理する第1譲渡管理ステップと、
前記第1譲渡の結果として前記第2種ユーザにより前記第1他情報処理システム上において所有された暗号資産の少なくとも一部を第3種ユーザに向けて第2譲渡させ、前記第2他情報処理システム上において第2銘柄の暗号資産として管理された当該第2譲渡の対価に関する第2対価情報を少なくとも含む当該第2譲渡に関する第2譲渡情報を管理する第2譲渡管理ステップと、
前記第2対価情報と前記第1譲渡情報とに基づいて、前記第2種ユーザから前記複数の第1種ユーザの夫々に分配される前記第2譲渡の対価の分配量を算出し、当該分配量に関する分配情報を管理する分配管理ステップと、
前記分配情報から特定される、前記複数の第1種ユーザのうち所定ユーザに対する前記分配量を、当該所定ユーザに提示させる提示制御ステップと、
を含み、
前記提示制御ステップでは、前記所定ユーザに分配される前記第2銘柄の暗号資産における第2譲渡の対価の分配量の情報を、前記第1銘柄の暗号資産としての価値に変換して、当該所定ユーザに向けて提示させる、
情報処理方法。
【請求項8】
第1他情報処理システム及び第2他情報処理システム上の暗号資産を管理する情報処理システムによる処理をコンピュータにより実行させるプログラムであって、
前記処理は、
複数の第1種ユーザにより前記第1他情報処理システム上に所有された第1銘柄の暗号資産を第2種ユーザに向けて第1譲渡させ、当該第1譲渡に関する第1譲渡情報を管理する第1譲渡管理ステップと、
前記第1譲渡の結果として前記第2種ユーザにより前記第1他情報処理システム上において所有された暗号資産の少なくとも一部を第3種ユーザに向けて第2譲渡させ、前記第2他情報処理システム上において第2銘柄の暗号資産として管理された当該第2譲渡の対価に関する第2対価情報を少なくとも含む当該第2譲渡に関する第2譲渡情報を管理する第2譲渡管理ステップと、
前記第2対価情報と前記第1譲渡情報とに基づいて、前記第2種ユーザから前記複数の第1種ユーザの夫々に分配される前記第2譲渡の対価の分配量を算出し、当該分配量に関する分配情報を管理する分配管理ステップと、
前記分配情報から特定される、前記複数の第1種ユーザのうち所定ユーザに対する前記分配量を、当該所定ユーザに提示させる提示制御ステップと、
を含み、
前記提示制御ステップでは、前記所定ユーザに分配される前記第2銘柄の暗号資産における第2譲渡の対価の分配量の情報を、前記第1銘柄の暗号資産としての価値に変換して、当該所定ユーザに向けて提示させる。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
株式や債券といった投資資産の運用管理を支援するための技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような技術では、投資資産を対象とする取引や税務上の計算などが行われる際、日本円などの法定通貨が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-144610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、投資資産が暗号資産である場合には、取引や税務上の計算に暗号資産が用いられるため、取引や税務上の計算の都度、暗号資産を法定通貨に交換する必要がある。さらに、税務上の計算を行う際、暗号資産を法定通貨に交換する際に適用される換算レートは、暗号資産の市況に応じて決定されるため、暗号資産を保有する者が暗号資産の運用管理を行えるかどうかは、暗号資産の市況に依存することになる。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、暗号資産を用いて投資を行う者による運用管理の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、
第1他情報処理システム及び第2他情報処理システム上の暗号資産を管理する情報処理システムであって、
複数の第1種ユーザにより前記第1他情報処理システム上に所有された第1銘柄の暗号資産を第2種ユーザに向けて第1譲渡させ、当該第1譲渡に関する第1譲渡情報を管理する第1譲渡管理手段と、
前記第1譲渡の結果として前記第2種ユーザにより前記第1他情報処理システム上において所有された暗号資産の少なくとも一部を第3種ユーザに向けて第2譲渡させ、前記第2他情報処理システム上において第2銘柄の暗号資産として管理された当該第2譲渡の対価に関する第2対価情報を少なくとも含む、当該第2譲渡に関する第2譲渡情報を管理する第2譲渡管理手段と、
前記第2対価情報と前記第1譲渡情報とに基づいて、前記第2種ユーザから前記複数の第1種ユーザの夫々に分配される前記第2譲渡の対価の分配量を算出し、当該分配量に関する分配情報を管理する分配管理手段と、
前記分配情報から特定される、前記複数の第1種ユーザのうち所定ユーザに対する前記分配量を、当該所定ユーザに提示させる提示制御手段と、
を備え、
前記提示制御手段は、前記所定ユーザに分配される前記第2銘柄の暗号資産における第2譲渡の対価の分配量の情報を、前記第1銘柄の暗号資産としての価値に変換して、当該所定ユーザに向けて提示させる、
情報処理システムである。
【0007】
本発明の一態様の上記情報処理システムに対応する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムも、本発明の一態様の情報処理システムに対応する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムとして提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、暗号資産を用いて投資を行う者が、暗号資産の交換の有無に関わらず運用管理を行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
管理サーバ、暗号資産保有者端末、サービス提供者端末、及びDeFi運営者端末における機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
管理サーバの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図1の情報処理システムが適用される本サービスの具体例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態について、図面を用いて説明する。
<情報処理システムS>
図1は、本発明の一本実施形態に係る情報処理システムを含む、当該情報処理ステムを利用したサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の提供に係る情報処理システムSの全体構成の一例を示す図である。
本発明の一本実施形態に係る情報処理システムは、ブロックチェーンネットワークを用いた所定のプラットフォーム(以下、「他情報処理システム」と呼ぶ。)上の暗号資産の運用管理を支援するサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ。)に適用される情報処理システムである。
(【0011】以降は省略されています)

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