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公開番号2025086452
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200422
出願日2023-11-28
発明の名称基板の実装方法、基板及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 3/34 20060101AFI20250602BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】半田ブリッジを抑制し、かつ、基板の小型化すること。
【解決手段】基板2の半田面を薄マスク板8で覆い、さらにクリーム半田7aを塗布する第1塗布工程、導電パターン間を接続するジャンパ線をマウントする第1マウント工程、半田面を厚マスク板10で覆い、さらにマウントされたジャンパ線を実装するためのクリーム半田7bを塗布する第2塗布工程、クリーム半田7aの上にチップ部品をマウントする第2マウント工程、リフロー処理によりクリーム半田7a、7bを溶融させて、マウントされたジャンパ線とチップ部品を半田付けするリフロー工程、半田面とは反対の面からリード部品をマウントする第3マウント工程、枠冶具装着エリア15を覆う枠冶具16を装着する保護工程、枠冶具16が装着された状態で基板2をフロー半田槽25内で搬送することによりリード部品を半田付けするフロー工程、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
導電パターンを有する基板に部品を実装するための基板の実装方法であって、
前記基板の前記導電パターンが設けられている半田面を第1マスク板で覆い、さらにチップ部品を実装するための第1クリーム半田を塗布する第1塗布工程と、
前記導電パターン間を接続するジャンパ線をマウントする第1マウント工程と、
前記半田面を第2マスク板で覆い、さらにマウントされた前記ジャンパ線を実装するための第2クリーム半田を塗布する第2塗布工程と、
前記第1塗布工程において塗布された前記第1クリーム半田の上に前記チップ部品をマウントする第2マウント工程と、
リフロー処理により前記第1クリーム半田及び前記第2クリーム半田を溶融させて、マウントされた前記ジャンパ線と前記チップ部品を半田付けするリフロー工程と、
前記半田面とは反対の面からリード部品をマウントする第3マウント工程と、
前記リフロー工程において半田付けされた前記ジャンパ線と前記チップ部品を含む前記半田面の少なくとも一部の領域を覆うカバー部材を装着する保護工程と、
前記カバー部材が装着された状態で前記基板をフロー半田槽内で搬送することにより前記リード部品を半田付けするフロー工程と、
を備えることを特徴とする基板の実装方法。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第1マスク板は、前記基板に直交する方向における厚みが、前記第2マスク板の前記基板に直交する方向における厚みよりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の基板の実装方法。
【請求項3】
前記第2マスク板は、前記第2塗布工程において塗布される際に、前記第1塗布工程において塗布された前記第1クリーム半田に対向する領域に凹部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板の実装方法。
【請求項4】
前記基板は、前記導電パターンが片面に設けられた片面基板であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板の実装方法。
【請求項5】
導電パターンが設けられた半田面を有する基板であって、
前記半田面とは反対の面にリード部品が実装された第1実装領域と、
前記半田面にチップ部品が実装された第2実装領域と、
前記第2実装領域にリフロー処理により実装されたジャンパ線と、
を備えることを特徴とする基板。
【請求項6】
前記第1実装領域に実装された前記リード部品を第1リード部品としたとき、
前記第2実装領域に実装された第2リード部品を備えることを特徴とする請求項5に記載の基板。
【請求項7】
前記第2実装領域に実装されたCPU及び水晶振動子を備えることを特徴とする請求項6に記載の基板。
【請求項8】
前記ジャンパ線を第1ジャンパ線としたとき、
前記第1実装領域にフロー処理により実装された第2ジャンパ線を備えることを特徴とする請求項5に記載の基板。
【請求項9】
前記チップ部品を第1チップ部品とし、前記ジャンパ線を第1ジャンパ線としたとき、
前記第1実装領域にフロー処理により実装された第2ジャンパ線と第2チップ部品を備えることを特徴とする請求項5に記載の基板。
【請求項10】
前記第1実装領域にフロー処理により実装された交流コネクタ、トランス、1次フィルター、電解コンデンサ及びパワー半導体を備えることを特徴とする請求項9に記載の基板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基板の実装方法、基板及び画像形成装置に関し、例えば、片面に導電パターンを備えた電気基板の実装方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電気基板においては、リード部品とチップ部品とが混在して実装される場合、フロー実装を行っているものがある。図9は従来の実装方法におけるチップ部品の半田ブリッジを説明する図であり、上側が上面図、下側が断面図である。図9(A)は、半田ブリッジ状態の様子を示した図である。チップ部品1は、部品を実装する基板2上に互いに隣接して実装されている。フロー半田実装では、半田槽に入ったチップ部品1は半田槽から抜け出る際、各部品間に半田が残ってしまい半田ブリッジ3が発生する可能性がある。半田ブリッジ3の発生を抑制するためには、図9(B)に示す様に、各部品間の間隔を広く確保する必要がある。しかし、各部品間の間隔を広く確保したことで、その分だけ広い基板面積が必要となってしまう。また、CPUなどの周辺には、信号を伝送するための多くのパターン(信号パターン)が這い回されており、信号パターンをまたぐ際のリードジャンパが多く配置されている。リードジャンパも、半田ブリッジ3の発生を抑制すべく、チップ部品1との間隔を隔てて配置する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-179809号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来例では、半田ブリッジと基板の小型化はトレードオフの関係にあり、両者をともに解決することが難しいという課題がある。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、半田ブリッジを抑制し、かつ、基板を小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)導電パターンを有する基板に部品を実装するための基板の実装方法であって、前記基板の前記導電パターンが設けられている半田面を第1マスク板で覆い、さらにチップ部品を実装するための第1クリーム半田を塗布する第1塗布工程と、前記導電パターン間を接続するジャンパ線をマウントする第1マウント工程と、前記半田面を第2マスク板で覆い、さらにマウントされた前記ジャンパ線を実装するための第2クリーム半田を塗布する第2塗布工程と、前記第1塗布工程において塗布された前記第1クリーム半田の上に前記チップ部品をマウントする第2マウント工程と、リフロー処理により前記第1クリーム半田及び前記第2クリーム半田を溶融させて、マウントされた前記ジャンパ線と前記チップ部品を半田付けするリフロー工程と、前記半田面とは反対の面からリード部品をマウントする第3マウント工程と、前記リフロー工程において半田付けされた前記ジャンパ線と前記チップ部品を含む前記半田面の少なくとも一部の領域を覆うカバー部材を装着する保護工程と、前記カバー部材が装着された状態で前記基板をフロー半田槽内で搬送することにより前記リード部品を半田付けするフロー工程と、を備えることを特徴とする基板の実装方法。
【0008】
(2)導電パターンが設けられた半田面を有する基板であって、前記半田面とは反対の面にリード部品が実装された第1実装領域と、前記半田面にチップ部品が実装された第2実装領域と、前記第2実装領域にリフロー処理により実装されたジャンパ線と、を備えることを特徴とする基板。
【0009】
(3)記録材に画像を形成する画像形成装置であって、前記(2)に記載の基板を備えることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、半田ブリッジを抑制し、かつ、基板の小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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