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公開番号
2025086325
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2024177606
出願日
2024-10-10
発明の名称
ワイヤハーネスの配索構造
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
11/00 20060101AFI20250530BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】スライド構造体内におけるワイヤハーネスの引出及び収容をなるべく円滑に行えるようにする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスの配索構造20は、ワイヤハーネス30と支持部品40とを備える。前記支持部品は、ワイヤハーネスの第2区間を収容するプロテクタ41と、回転軸回りに回転可能に前記プロテクタに支持されたアーム50と、前記アームを付勢する付勢部材60とを含む。前記アームは、前記回転軸を有する軸部51と、前記第2区間を保持する保持部52と、前記軸部と前記保持部とを連結して径方向に延びる連結部53と、前記軸部から前記連結部とは異なる方向に延びて前記第2区間のうち前記保持部より遊動区間側を押える押え部54とを有する。前記付勢部材は、前記回転軸回りに前記保持部よりも遊動区間側を前記プロテクタ内に収める向きに前記アームを付勢する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体に設けられる機器とスライド構造体に設けられる機器とを接続するワイヤハーネスの配索構造であって、
前記車体に支持される第1区間と、前記スライド構造体に支持される第2区間と、前記第1区間と前記第2区間との間の遊動区間とを含むワイヤハーネスと、
前記第2区間を前記スライド構造体に支持する支持部品と、
を備え、
前記支持部品は、前記第2区間を収容するプロテクタと、回転軸回りに回転可能に前記プロテクタに支持されたアームと、前記アームを付勢する付勢部材とを含み、
前記アームは、前記回転軸を有する軸部と、前記第2区間を保持する保持部と、前記軸部と前記保持部とを連結して径方向に延びる連結部と、前記軸部から前記連結部とは異なる方向に延びて前記第2区間のうち前記保持部より前記遊動区間側を押える押え部とを有し、
前記付勢部材は、前記回転軸回りに前記保持部よりも前記遊動区間側を前記プロテクタ内に収める向きに前記アームを付勢する、ワイヤハーネスの配索構造。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記第2区間は、前記保持部に保持される被保持部と、前記第2区間の端部と、前記保持部と前記端部との間の延在部分とを含み、
前記連結部は、前記延在部分が延在方向に移動可能に前記延在部分を覆っている、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項3】
請求項2に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記押え部は、前記延在部分が延在方向に移動可能に前記延在部分を覆っている、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記連結部と前記押え部とが、前記軸部の周方向に沿って連なっている、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記連結部と前記押え部とが、前記軸部の周方向に沿って互いに離れている、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスは、配線部材と、前記保持部に保持される部分よりも前記第2区間の端部側において前記配線部材に外装された第1外装部材と、前記保持部に保持される部分よりも前記車体側において前記配線部材に外装された第2外装部材とを含み、
前記第1外装部材は、前記第2外装部材よりも屈曲容易である、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスは、配線部材と、前記遊動区間から前記保持部に至る部分において前記配線部材に外装された外装部材とを含み、
前記保持部は、前記外装部材を延在方向に沿った軸回りに回転可能に保持する、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項8】
請求項7に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記外装部材は、コルゲートチューブと、前記コルゲートチューブに外装された介在部材とを有し、
前記保持部は、前記介在部材を前記延在方向に沿った前記軸回りに回転可能に保持し、
前記介在部材は、前記延在方向に沿った前記軸回りに前記コルゲートチューブと一体的に回転する、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項9】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスは、前記第1区間側の第1端部と、前記第2区間側の第2端部とを含み、
前記第2端部は、前記プロテクタの外側に位置し、
前記ワイヤハーネスは、前記保持部に保持される部分と前記第2端部との間で前記プロテクタに固定されるプロテクタ固定部と、前記プロテクタ固定部から前記プロテクタを延び出て前記第2端部に向かう第2端側延在部とを含む、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項10】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスは、前記第1区間側の第1端部と、前記第2区間側の第2端部とを含み、
前記第2端部は、前記プロテクタに固定されている、ワイヤハーネスの配索構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスの配索構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スライド構造体用の給電装置が開示されている。スライド構造体用の給電装置は、回動自在に軸支されたリンクアームと、該リンクアームの先端側に一方を固定され、他方を固定構造体側に固定されたワイヤハーネスと、該リンクアームを前方上向きに付勢する弾性部材とを備えて、縦配置のスライド構造体に配置され、該スライド構造体の前方への全閉時に該リンクアームが該ワイヤハーネスの引張力で該弾性部材を弾性変形させつつ、後方下向きに回動し、該スライド構造体の後方への全開時に該リンクアームが該弾性部材の復元力で前方上向きに回動することを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-228704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スライド構造体内におけるワイヤハーネスの引出及び収容がなるべく円滑に行われることが望まれる。
【0005】
そこで、スライド構造体内におけるワイヤハーネスの引出及び収容をなるべく円滑に行えるようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスの配索構造は、車体に設けられる機器とスライド構造体に設けられる機器とを接続するワイヤハーネスの配索構造であって、前記車体に支持される第1区間と、前記スライド構造体に支持される第2区間と、前記第1区間と前記第2区間との間の遊動区間とを含むワイヤハーネスと、前記第2区間を前記スライド構造体に支持する支持部品と、を備え、前記支持部品は、前記第2区間を収容するプロテクタと、回転軸回りに回転可能に前記プロテクタに支持されたアームと、前記アームを付勢する付勢部材とを含み、前記アームは、前記回転軸を有する軸部と、前記第2区間を保持する保持部と、前記軸部と前記保持部とを連結して径方向に延びる連結部と、前記軸部から前記連結部とは異なる方向に延びて前記第2区間のうち前記保持部より前記遊動区間側を押える押え部とを有し、前記付勢部材は、前記回転軸回りに前記保持部よりも前記遊動区間側を前記プロテクタ内に収める向きに前記アームを付勢する、ワイヤハーネスの配索構造である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、スライド構造体内におけるワイヤハーネスの引出及び収容をなるべく円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す概略平面図である。
図2は実施形態1にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す正面図である。
図3は実施形態1にかかる支持部品を示す分解斜視図である。
図4は図3のIV-IV線に沿った断面図である。
図5はスライド構造体の移動に伴い、ワイヤハーネスが変形する様子を示す説明図である。
図6はスライド構造体の移動に伴い、ワイヤハーネスが変形する様子を示す説明図である。
図7は第1変形例にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す正面図である。
図8は第2変形例にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す正面図である。
図9は第2変形例にかかる支持部品を示す分解斜視図である。
図10は第3変形例にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す正面図である。
図11は第4変形例にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す正面図である。
図12は第5変形例にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す正面図である。
図13は第6変形例にかかる支持部品を示す分解斜視図である。
図14は第6変形例にかかる支持部品を示す背面図である。
図15は図14のXV-XV線に沿った断面図である。
図16は第7変形例にかかる支持部品を示す分解斜視図である。
図17は第7変形例にかかる支持部品を示す背面図である。
図18は図17のXVIII-XVIII線に沿った断面図である。
図19は第8変形例にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す図である。
図20は第8変形例にかかる支持部品を示す分解斜視図である。
図21は第8変形例にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のワイヤハーネスの配索構造は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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