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公開番号
2025085526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199460
出願日
2023-11-24
発明の名称
バイポーラ型二次電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極間の短絡を抑制し、体積効率を向上させたバイポーラ型二次電池を提供する。
【解決手段】バイポーラ型二次電池10は、集電体33の一方面に正極活物質層34を有し、集電体33の他方面に負極活物質層35を有するバイポーラ電極32と、セパレータ36と、が積層された蓄電モジュール30の幅広面が車両上下方向を向く姿勢で、蓄電モジュール30が車両上下方向に積層された積層体20と、積層体20の側周面を覆うように配置されたダイラタンシー性を有する緩衝体50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
集電体の一方面に正極活物質層を有し、前記集電体の他方面に負極活物質層を有するバイポーラ電極と、セパレータとが積層された蓄電モジュールの幅広面が車両上下方向を向く姿勢で、前記蓄電モジュールが車両上下方向に積層された積層体と、
前記積層体の側周面を覆うように配置されたダイラタンシー性を有する緩衝体と、
を備えるバイポーラ型二次電池。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記バイポーラ電極の周縁を保持する枠状部材を備え、
前記緩衝体は、前記枠状部材の側周面を覆うように配置されている
請求項1に記載のバイポーラ型二次電池。
【請求項3】
前記緩衝体は、袋状容器に不燃性液体又は難燃性液体が封入されて構成されている
請求項1に記載のバイポーラ型二次電池。
【請求項4】
前記緩衝体は、前記蓄電モジュールを支持している
請求項1に記載のバイポーラ型二次電池。
【請求項5】
全固体電池である
請求項1に記載のバイポーラ型二次電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイポーラ型二次電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の単電池を接続した組電池が外装体内に収納されてなる電池パックであって、複数の単電池の少なくとも一部が、ダイラタンシー特性を有する緩衝部材で覆われている技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/081173号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、バイポーラ型二次電池においては、電極間の短絡を抑制し、体積効率を向上させることが好ましい。
【0005】
本発明は、電極間の短絡を抑制し、体積効率を向上させたバイポーラ型二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係るバイポーラ型二次電池は、集電体の一方面に正極活物質層を有し、前記集電体の他方面に負極活物質層を有するバイポーラ電極と、セパレータとが積層された蓄電モジュールの幅広面が車両上下方向を向く姿勢で、前記蓄電モジュールが車両上下方向に積層された積層体と、前記積層体の側周面を覆うように配置されたダイラタンシー性を有する緩衝体と、を備える。
【0007】
請求項1に係るバイポーラ型二次電池では、積層体の側周面を覆うように配置されたダイラタンシー性を有する緩衝体を備えることで、バイポーラ電極の周囲がダイラタンシー性を有する緩衝体で覆われる。そのため、衝突により、バイポーラ型二次電池の側方から、短時間に強い外力が入力された際には、ダイラタンシー性を有する緩衝体が固体状となって硬くなる。その結果、バイポーラ型二次電池の変形が抑制され、セパレータの亀裂も抑制される。そのため、電極間の短絡を抑制することができる。
【0008】
しかも、積層体の側周面を覆うように緩衝体が配置されていることで、積層体を収容する筐体の外側や内側に緩衝体を設ける場合と比較して、体積効率を向上させることができる。そのため、電極間の短絡を抑制し、体積効率を向上させたバイポーラ型二次電池とすることができる。
【0009】
請求項2に係るバイポーラ型二次電池は、請求項1に記載のバイポーラ型二次電池において、前記バイポーラ電極の周縁を保持する枠状部材を備え、前記緩衝体は、前記枠状部材の側周面を覆うように配置されている。
【0010】
請求項2に係るバイポーラ型二次電池では、緩衝体は、バイポーラ電極の周縁を保持する枠状部材の側周面を覆うように配置されていることで、バイポーラ電極が枠状部材を介してダイラタンシー性を有する緩衝体で覆われる。そのため、バイポーラ型二次電池の側方から入力された外力は、枠状部材によって分散される。その結果、セパレータの亀裂が抑制され、電極間の短絡をより抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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