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公開番号2025085014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025036475,2020190530
出願日2025-03-07,2020-11-16
発明の名称会話の記録を生成するためのプログラム、システム、および方法
出願人株式会社オルツ
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G10L 15/00 20130101AFI20250527BHJP(楽器;音響)
要約【課題】会話の記録を生成するためのプログラム等を提供すること
【解決手段】第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を生成するためのプログラムが提供され、プログラムは、プロセッサ部を備えるサーバ装置において実行されると、第1のユーザ装置から第1の音声を示すデータを受信することと、第1の音声の話者を識別することと、識別された話者が第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであるか否かを判定することと、識別された話者が第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであると判定される場合に、第1の音声データを示すデータと第1の音声の話者が識別された話者であることを示すデータとを出力することと、識別された話者が第1のユーザ装置に関連付けられたユーザではないと判定される場合に、第1の音声を示すデータを破棄することとを含む処理をプロセッサ部に行わせる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
本明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、会話の記録を生成するためのプログラム、システム、および方法に関する。より具体的には、本発明は、第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を生成するためのプログラム、システム、および方法に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
音声認識を使用し、議事録作成を行うシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-225068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を音声認識を使用して生成する場合、第1のユーザが利用する第1のユーザ装置のマイクに対して第1のユーザが発した音声が、第2のユーザが利用する第2のユーザ装置のスピーカーから出力され、出力された音声が第2のユーザ装置のマイクによって第2のユーザ装置に入力されることにより、第1のユーザの音声があたかも第2のユーザによって発せられたかのように誤認識される場合がある。この場合には、生成される会話の記録には、第1のユーザの発言が記録されるとともに、第1のユーザの発言が第2のユーザの発言としてさらに記録されることになる。
【0005】
本発明の発明者は、第1のユーザの発言内容が重複して記録されると、生成される議事録が不確かなものとなり得るため、問題であると考えた。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザの発言内容が重複して記録されることを回避可能な、会話の記録を生成するためのプログラム、システム、および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
【0008】
(項目1)
第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を生成するためのプログラムであって、前記プログラムは、プロセッサ部を備えるサーバ装置において実行されると、
前記第1のユーザ装置から第1の音声を示すデータを受信することと、
前記第1の音声の話者を識別することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであるか否かを判定することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであると判定される場合に、前記第1の音声データを示すデータと前記第1の音声の話者が前記識別された話者であることを示すデータとを出力することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザではないと判定される場合に、前記第1の音声を示すデータを破棄することと
を含む処理を前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
(項目2)
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであるか否かを判定することは、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置で用いられている第1のアカウントを保有する第1のユーザであるか否かを判定することを含み、
前記識別された話者が前記第1のユーザであると判定される場合に、前記出力することは、前記第1の音声を示すデータと前記第1の音声の話者が前記第1のユーザであることを示すデータとを出力することを含む、項目1に記載のプログラム。
(項目3)
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであるか否かを判定することは、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置で用いられている第1のアカウントを利用するゲストユーザであるか否かを判定することを含み、
前記識別された話者が前記ゲストユーザであると判定される場合に、前記出力することは、前記第1の音声を示すデータと前記第1の音声の話者が前記ゲストユーザであることを示すデータとを出力することを含む、項目1または項目2に記載のプログラム。
(項目4)
前記第1の音声の話者を識別することは、前記第1の音声の声紋に基づいて前記第1の音声の話者を識別することを含む、項目1~3のいずれか一項に記載のプログラム。
(項目5)
前記第1の音声の話者を識別することは、前記第1の音声が発せれられたときの画像に基づいて前記第1の音声の話者を識別することを含む、項目1~3のいずれか一項に記載のプログラム。
(項目6)
前記出力することは、前記第1の音声を示すテキストと、前記話者を示すアイコンとを前記第1のユーザ装置に表示させることを含む、項目1~5のいずれか一項に記載のプログラム。
(項目7)
前記出力することは、前記第1の音声を示すデータと前記音声の話者が前記識別された話者であることを示すデータとを記録することを含む、項目1~6のいずれか一項に記載のプログラム。
(項目8)
第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を生成するためのシステムであって、
前記第1のユーザ装置から第1の音声を示すデータを受信する受信手段と、
前記第1の音声の話者を識別する識別手段と、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであるか否かを判定する判定手段と、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであると判定される場合に、前記第1の音声データを示すデータと前記第1の音声の話者が前記識別された話者であることを示すデータとを出力する出力手段と、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザではないと判定される場合に、前記第1の音声を示すデータを破棄する破棄手段と
を備えるシステム。
(項目9)
第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を生成するための方法であって、
前記第1のユーザ装置から第1の音声を示すデータを受信することと、
前記第1の音声の話者を識別することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであるか否かを判定することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであると判定される場合に、前記第1の音声データを示すデータと前記第1の音声の話者が前記識別された話者であることを示すデータとを出力することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザではないと判定される場合に、前記第1の音声を示すデータを破棄することと
を含む方法。
(項目10)
第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を生成するためのプログラムであって、前記プログラムは、音声入力手段と、プロセッサ部とを備える前記第1のユーザ装置において実行されると、
前記音声入力手段を介して入力された第1の音声を示すデータを受信することと、
前記第1の音声の話者を識別することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであるか否かを判定することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザであると判定される場合に、前記第1の音声を示すデータと前記第1の音声の話者が前記識別された話者であることを示すデータとを出力することと、
前記識別された話者が前記第1のユーザ装置に関連付けられたユーザではないと判定される場合に、前記第1の音声を示すデータを破棄することと
を含む処理を前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
(項目11)
第1のユーザ装置と第2のユーザ装置とを含む複数のユーザ装置を利用した会話の記録を生成するためのユーザ装置であって、前記ユーザ装置は、前記第1のユーザ装置であり、
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザの発言内容が重複して記録されることを回避可能な、会話の記録を生成するためのプログラム、システム、および方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明者が開発した議事録生成アプリケーションを利用して、議事録を生成する様子の一例を概略的に示す図
本発明者が開発した議事録生成アプリケーションを利用して、議事録を生成する様子の一例を概略的に示す図
本発明者が開発した議事録生成アプリケーションを利用して、議事録を生成する様子の一例を概略的に示す図
本発明者が開発した議事録生成アプリケーションを利用して、議事録を生成する様子の一例を概略的に示す図
本発明者が開発した議事録生成アプリケーションを利用して、議事録を生成する様子の一例を概略的に示す図
本発明者が開発した議事録生成アプリケーションを利用して、議事録を生成する様子の一例を概略的に示す図
本発明者が開発した議事録生成アプリケーションを利用して、議事録を生成する様子の一例を概略的に示す図
会話の記録を生成するためのシステム1000の構成の一例を示す図
ユーザ装置100の構成の一例を示す図
サーバ装置200の構成の一例を示す図
サーバ装置200のプロセッサ部230の構成の一例を示す図
本発明の会話の記録を生成するためのシステム1000におけるデータフロー600の一例を示す図
ステップS607の処理の一例を示すフローチャート
ステップS703およびステップS704の詳細を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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