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公開番号
2025078191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190589
出願日
2023-11-08
発明の名称
車両管理システム及び電気自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250513BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】電気自動車の危険運転を抑制すること。
【解決手段】車両管理システムは、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される。車両管理システムは、音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカを通して音を出力する。車両管理システムは、電気自動車の運転状態を示す運転状態情報を取得する。車両管理システムは、運転状態情報に基づいて、電気自動車の危険運転の度合いを示すネガティブ運転度を取得する。車両管理システムは、ネガティブ運転度に応じて、音を変化させる、及び/又は、音の選択肢を変化させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される車両管理システムであって、
音を生成し、前記電気自動車に搭載されたスピーカを通して前記音を出力するように構成された1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、更に、
前記電気自動車の運転状態を示す運転状態情報を取得し、
前記運転状態情報に基づいて、前記電気自動車の危険運転の度合いを示すネガティブ運転度を取得し、
前記ネガティブ運転度に応じて、前記音を変化させる、及び/又は、前記音の選択肢を変化させる
ように構成された
車両管理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記ネガティブ運転度が高くなるにつれて、前記音の聞きやすさを減少させるように構成された
車両管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記ネガティブ運転度が高くなるにつれて、前記音に含まれるノイズ成分あるいは不要音成分を増加させるように構成された
車両管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記ネガティブ運転度が閾値を超えた場合、前記音をミュートにする、あるいは、前記音の音圧を増加させるように構成された
車両管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記ネガティブ運転度に応じて、前記音の音色、音質、音圧、及び音域の少なくとも1つを変化させるように構成された
車両管理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記ネガティブ運転度が高くなるにつれて、前記音の前記選択肢を減らすように構成された
車両管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記電気自動車の前記運転状態は、制限速度超過の有無、速度、加速度、減速度、操舵速度、車間距離、TTC(Time-To-Collision)、周辺物体との距離、車線変更の頻度、及び車線変更の状態のうち少なくとも1つを含む
車両管理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記音は、擬似エンジン音である
車両管理システム。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の車両管理システムであって、
前記電気自動車は、仮想車両の運転特性を模擬する模擬モードを備える
車両管理システム。
【請求項10】
請求項9に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、更に、前記ネガティブ運転度に応じて、前記模擬モードにおいて利用可能な前記仮想車両の選択肢を変化させるように構成された
車両管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電動機によって走行可能な車両に搭載される音制御装置を開示している。音制御装置は、エンジン車においてシフトチェンジの際に発生するエンジンの音をリアルに表現する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-215437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の危険運転を抑制することが望まれる。上記の特許文献1では、危険運転については全く考慮されていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される車両管理システムに関連する。
車両管理システムは、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカを通して音を出力する。
1又は複数のプロセッサは、電気自動車の運転状態を示す運転状態情報を取得する。
1又は複数のプロセッサは、運転状態情報に基づいて、電気自動車の危険運転の度合いを示すネガティブ運転度を取得する。
1又は複数のプロセッサは、ネガティブ運転度に応じて、音を変化させる、及び/又は、音の選択肢を変化させる。
【0006】
第2の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に関連する。
電気自動車は、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカを通して音を出力する。
1又は複数のプロセッサは、電気自動車の運転状態を示す運転状態情報を取得する。
1又は複数のプロセッサは、運転状態情報に基づいて、電気自動車の危険運転の度合いを示すネガティブ運転度を取得する。
1又は複数のプロセッサは、ネガティブ運転度に応じて、音を変化させる、及び/又は、音の選択肢を変化させる。
【0007】
第3の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される車両管理システムに関連する。
電気自動車は、仮想車両の運転特性を模擬する模擬モードを備える。
車両管理システムは、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、電気自動車の運転状態を示す運転状態情報を取得する。
1又は複数のプロセッサは、運転状態情報に基づいて、電気自動車の危険運転の度合いを示すネガティブ運転度を取得する。
1又は複数のプロセッサは、ネガティブ運転度に応じて、模擬モードにおいて利用可能な仮想車両の選択肢を変化させる。
【発明の効果】
【0008】
第1、第2の観点によれば、電気自動車に搭載されたスピーカを通して音が出力される。そして、電気自動車の危険運転の度合いを示すネガティブ運転度に応じて、音が変化する及び/又は音の選択肢が変化する。そのような音の変化及び/又は音の選択肢の変化により、ドライバは危険運転を行ったことに気付くことができる。その結果、ドライバは危険運転を控えるようになり、危険運転が抑制される。
【0009】
第3の観点によれば、電気自動車は、仮想車両の運転特性を模擬する模擬モードを備える。そして、電気自動車の危険運転の度合いを示すネガティブ運転度に応じて、模擬モードにおいて利用可能な仮想車両の選択肢が変化する。そのような仮想車両の選択肢の変化により、ドライバは危険運転を行ったことに気付くことができる。その結果、ドライバは危険運転を控えるようになり、危険運転が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
電気自動車と車両管理システムを示す概念図である。
車両管理システムの基本的な機能構成の例を示すブロック図である。
車両管理システムの基本的な機能構成の他の例を示すブロック図である。
危険運転を考慮した音管理の概要を説明するための概念図である。
車両管理システムの機能構成の例を示すブロック図である。
ネガティブ運転度の基準の様々な例を説明するための概念図である。
エンジン音生成部の機能構成の一例を示すブロック図である。
車両管理システムの機能構成の他の例を示すブロック図である。
車両管理システムの機能構成の更に他の例を示すブロック図である。
車載装置と管理サーバを説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第1の例を説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第2の例を説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第3の例を説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第4の例を説明するためのブロック図である。
電気自動車の動力制御系の第1の構成例を示すブロック図である。
MT車両モデルを構成するエンジンモデル、クラッチモデル、及びトランスミッションモデルの各例を示す図である。
MT車両モデルを用いたモータ制御で実現される電気モータのトルク特性を示す図である。
電気自動車の動力制御系の第2の構成例を示すブロック図である。
車両管理システムの機能構成の更に他の例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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