TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025083774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197355
出願日
2023-11-21
発明の名称
作業機械の制御方法及び作業機械
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250526BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】エラーに起因する警報音を充電環境に応じた態様で報知可能な電動式の作業機械の制御方法及び作業機械を提供する。
【解決手段】
作業機械1は、バッテリユニット5と、搭載した機器の状態に基づいてブザーを報知するブザー装置36と、ブザー装置36を制御する制御装置9とを備える。制御装置9は、ブザー装置36を制御してブザーを報知させるとき、特定の充電環境でバッテリユニット5の充電を行っている場合には、通常報知と異なる態様でブザーの特定報知を行う。制御装置9は、普通充電モードと急速充電モードとを少なくとも含む充電モードのうち、バッテリユニット5が普通充電モードで充電される場合に、特定の充電環境であると判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリユニットと、
搭載した機器の状態に基づいて警報音を報知する報知部と、
前記報知部を制御する制御装置とを備える作業機械の制御方法であって、
前記制御装置によって、前記報知部を制御して前記警報音を報知させるとき、特定の充電環境で前記バッテリユニットの充電を行っている場合には、通常報知と異なる態様で前記警報音の特定報知を行うことを特徴とする作業機械の制御方法。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記特定報知として前記警報音の報知を開始してから所定時間経過後に前記警報音の報知を停止することを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
前記特定報知として前記警報音を前記通常報知よりも小さい音で報知することを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項4】
前記特定報知として前記警報音を所定の時間帯で報知することを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
【請求項5】
普通充電モードと急速充電モードとを少なくとも含む充電モードのうち、前記バッテリユニットが前記普通充電モードで充電される場合に、前記特定の充電環境であると判定することを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の制御方法。
【請求項6】
前記作業機械の周囲に人が検知されない場合に前記特定の充電環境であると判定することを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の制御方法。
【請求項7】
前記作業機械の周囲の照度が所定の閾値以下である場合に前記特定の充電環境であると判定することを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の制御方法。
【請求項8】
バッテリユニットと、
搭載した機器の状態に基づいて警報音を報知する報知部と、
前記報知部を制御する制御装置とを備える作業機械であって、
前記制御装置は、前記報知部を制御して前記警報音を報知させるとき、特定の充電環境で前記バッテリユニットの充電を行っている場合には、通常報知と異なる態様で前記警報音の特定報知を行うことを特徴とする作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搭載した機器の状態に基づいて警報音を報知する作業機械を制御する制御方法及びその作業機械に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、作業機械には、搭載した機器のエラー発生等の状態に基づいてブザー等の警報音を報知する報知部を備えたものがある。また、作業機械には、各機器に電力を供給するバッテリユニットを備えて、バッテリユニットからの電力で駆動される電動モータの動力を利用し、アクチュエータを駆動することで機体の走行や作業機の駆動を行う電動式の作業機械がある。
【0003】
例えば、特許文献1に開示される電動式建設機械は、バッテリの単セル電圧を検出する単セル電圧検出装置により検出された単セル電圧が、予め設定される単セル電圧閾値を越えているかどうかを判断する第1判断部を備える。また、電動式建設機械は、第1判断部で、単電圧閾値を越えた単セルの個数をカウントする個数カウント部と、個数カウント部によりカウントされた前回と今回の個数を記憶する個数記憶部と、今回と前回との個数差を算出する減算部と、減算部で算出した個数差と予め設定した個数差閾値とを比較する個数差比較部とを有し、個数差が個数差閾値より大きいときに、個数差比較部によりバッテリ各々の劣化と判断する第2判断部を備える。更に、電動式建設機械は、バッテリ各々の劣化と判断したとき、劣化信号を出力する出力部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-107929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電動式の作業機械は、作業中に充電することなく長時間連続して使用可能な電力を確保するためには、バッテリユニットの充電に長期の時間が必要である。そのため、電動式の作業機械は、作業時間外、例えば、夜間に、周囲に作業者がいない状況でバッテリユニットの普通充電を行うことが想定される。しかしながら、作業機械は、周囲に作業者がいない状況でバッテリユニットの充電を行っているときに、搭載した機器にエラーが発生した場合、ブザー等の警報音を吹鳴し続けるおそれがある。特に、作業機械の夜間の充電環境が、周囲に作業者以外の人が存在する都市部等の環境である場合、夜通しでブザーが鳴り続けることで、周囲の人に騒音被害を与えるおそれがある。そのため、都市部等での作業機械の使用が作業者に敬遠される可能性がある。
【0006】
本発明は、エラーに起因する警報音を充電環境に応じた態様で報知可能な電動式の作業機械の制御方法及び作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の作業機械の制御方法は、バッテリユニットと、搭載した機器の状態に基づいて警報音を報知する報知部と、前記報知部を制御する制御装置とを備える作業機械の制御方法であって、前記制御装置によって、前記報知部を制御して前記警報音を報知させるとき、特定の充電環境で前記バッテリユニットの充電を行っている場合には、通常報知と異なる態様で前記警報音の特定報知を行うことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の作業機械は、バッテリユニットと、搭載した機器の状態に基づいて警報音を報知する報知部と、前記報知部を制御する制御装置とを備える作業機械であって、前記制御装置は、前記報知部を制御して前記警報音を報知させるとき、特定の充電環境で前記バッテリユニットの充電を行っている場合には、通常報知と異なる態様で前記警報音の特定報知を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、エラーに起因する警報音を充電環境に応じた態様で報知可能な電動式の作業機械の制御方法及び作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る作業機械の例を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る作業機械の例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る作業機械の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
インプラント杭
15日前
住友建機株式会社
ショベル
21日前
株式会社エコ・プランナー
取水装置
21日前
株式会社大林組
人工地盤構造
8日前
株式会社クボタ
作業機
8日前
株式会社クボタ
作業機
8日前
株式会社クボタ
作業機
8日前
株式会社クボタ
作業機
8日前
株式会社ダイトー
護岸コンクリートの補修構造
21日前
株式会社プラント・ツリース
杭基礎構造
14日前
住友重機械工業株式会社
作業機械
21日前
越後商事株式会社
ツース盤
17日前
鹿島建設株式会社
設備架台の施工方法
15日前
個人
狭小水域浚渫システムおよび方法
14日前
日鉄建材株式会社
鋼板製貯水構造物の止水構造
7日前
個人
大規模真空沸騰圧密工法と大深度気水分離タンク
21日前
鹿島建設株式会社
杭施工方法
15日前
日立建機株式会社
作業機械
今日
強化土エンジニヤリング株式会社
地盤強化工法
今日
コベルコ建機株式会社
作業機械
7日前
ノザキ建工株式会社
鋼管杭
9日前
株式会社大林組
施工管理システム及び施工管理方法
21日前
ノザキ建工株式会社
鋼管杭
9日前
株式会社大林組
物体の設置方法
15日前
株式会社アイガー産業
止水装置
14日前
個人
建物基礎の立ち上がり基礎工事に使用されるパネル式捨て型枠
16日前
イワフジ工業株式会社
掘削グラップル装置及び油圧ショベル
14日前
鹿島建設株式会社
切梁設置方法
2日前
株式会社大林組
水圧計測装置、設置治具及び水圧計測方法
20日前
住友建機株式会社
ショベル、及びショベルの制御システム
21日前
株式会社日立建機ティエラ
建設機械の油圧駆動システム
8日前
東急建設株式会社
場所打ちコンクリート杭の施工方法
8日前
株式会社栗本鐵工所
板材及び壁体の補修方法
6日前
ヤンマーホールディングス株式会社
操作レバー及び建設機械
7日前
株式会社トッコン
笠コンクリートブロックおよびその設置工法
14日前
住友建機株式会社
ショベル、及びショベルの操作制御システム
21日前
続きを見る
他の特許を見る