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公開番号2025083532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025042081,2021040112
出願日2025-03-17,2021-03-12
発明の名称車両運用支援装置、車両運用支援システム、車両、車両運用支援方法および車両運用支援プログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/127 20060101AFI20250523BHJP(信号)
要約【課題】運行経路および運行時間があらかじめ定められた車両の需要に応じて、車両の運行計画を変更することができる車両運用支援装置を得ること。
【解決手段】経由する複数の停留所を含む運行経路と運行時間とがあらかじめ運行計画として定められる車両6の運用を支援する車両運用支援装置2aであって、乗車停留所と降車停留所とを含む予約情報を受信する予約情報受信部26と、予約情報に基づいて、運行時間とは別の運行時間である別運行時間を用いるか否かを決定する運行時間再決定部23aと、運行時間再決定部23aにより決定された結果に基づいて車両6の運行計画を再決定する運行計画再決定部24aと、を備える。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
経由する複数の停留所を含む運行経路と運行時間とがあらかじめ運行計画として定められる車両の運用を支援する車両運用支援装置であって、
乗車する前記停留所である乗車停留所と降車する前記停留所である降車停留所とを含む予約情報を受信する予約情報受信部と、
前記予約情報に基づいて、前記運行時間とは別の運行時間である別運行時間を用いるか否かを決定する運行時間再決定部と、
前記運行時間再決定部により決定された結果に基づいて前記車両の運行計画を再決定する運行計画再決定部と、
を備えることを特徴とする車両運用支援装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記運行時間再決定部は、別運行時間を用いると決定する場合、前記予約情報に基づく前記車両の乗車率に基づいて増便を行うかまたは減便を行うかを決定することを特徴とする請求項1に記載の車両運用支援装置。
【請求項3】
前記運行時間再決定部は、別運行時間を用いると決定する場合、前記予約情報に基づく前記車両の乗車率に基づいて運行間隔を短縮するかまたは延長するかを決定することを特徴とする請求項1に記載の車両運用支援装置。
【請求項4】
前記予約情報に基づいて、前記予約情報に対応する予約に割り当てる前記車両を決定する予約処理を実施する予約処理部、
を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の車両運用支援装置。
【請求項5】
前記運行時間再決定部は、前記予約情報と前記運行計画とを用いて前記予約情報に対応する予約に割り当てる前記車両を仮に決定する仮予約処理を実施し、前記仮予約処理の結果と前記予約処理により確定済の予約結果とを用いて、前記乗車率を算出し、
前記予約処理部は、前記運行時間再決定部による前記仮予約処理の結果に基づく決定結果が反映された運行計画を用いて、前記仮予約処理の対象となった前記予約情報に対応する前記予約処理を実施することを特徴とする請求項4に記載の車両運用支援装置。
【請求項6】
前記運行時間再決定部は、前記予約処理により確定済の予約結果を用いて、前記乗車率を算出し、
前記予約処理部は、前記運行時間再決定部による決定結果が反映された運行計画を用いて、処理対象の前記予約情報の前記予約処理を実施することを特徴とする請求項4に記載の車両運用支援装置。
【請求項7】
経由する複数の停留所を含む運行経路と運行時間とがあらかじめ運行計画として定められる車両の運用を支援する車両運用支援装置と、
表示装置と、
を備え、
前記車両運用支援装置は、
乗車する前記停留所である乗車停留所と降車する前記停留所である降車停留所とを含む予約情報を受信する予約情報受信部と、
前記予約情報に基づいて、前記運行時間とは別の運行時間である別運行時間を用いるか否かを決定する運行時間再決定部と、
前記運行時間再決定部により決定された結果に基づいて前記車両の運行計画を再決定する運行計画再決定部と、
再決定された前記車両の運行計画を含む表示情報を前記表示装置へ送信する表示情報送信部と、
を備え、
前記表示装置は、再決定された前記車両の運行計画を表示することを特徴とする車両運用支援システム。
【請求項8】
経由する複数の停留所を含む運行経路と運行時間とがあらかじめ運行計画として定められる車両であって、
請求項1から6のいずれか1つに記載の車両運用支援装置から、前記車両運用支援装置によって前記車両の予約情報に基づく前記運行時間とは別の運行時間である別運行時間を用いるか否かの決定結果に基づき再決定された運行計画を受信する運行計画受信部と、
前記運行計画を表示するための表示情報を送信する表示情報送信部と、
を備えることを特徴とする車両。
【請求項9】
経由する複数の停留所を含む運行経路と運行時間とがあらかじめ運行計画として定められる車両であって、
請求項1から6のいずれか1つに記載の車両運用支援装置から、前記車両運用支援装置によって前記車両の予約情報に基づく前記運行時間とは別の運行時間である別運行時間を用いるか否かの決定結果に基づき再決定された運行計画を受信する運行計画受信部と、
再決定された前記運行計画に基づき自動運転制御または運転支援制御を行う車両制御部と、
を備えることを特徴とする車両。
【請求項10】
経由する複数の停留所を含む運行経路と運行時間とがあらかじめ運行計画として定められる車両の運用を支援する車両運用支援装置における車両運用支援方法であって、
乗車する前記停留所である乗車停留所と降車する前記停留所である降車停留所とを含む予約情報を受信するステップと、
前記予約情報に基づいて、前記運行時間とは別の運行時間である別運行時間を用いるか否かを決定するステップと、
別運行時間を用いるか否かの決定結果に基づいて前記車両の運行計画を再決定するステップと、
を含むことを特徴とする車両運用支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、運行経路および運行時間があらかじめ定められた車両の運用を支援する車両運用支援装置、端末装置、車両運用支援システム、車両設置端末、車両制御装置、車両、車両運用支援方法および車両運用支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
路線バス、コミュニティバスなどの車両は、一般には、あらかじめ運行時間および運行経路が時刻表により定められている。また、タクシーについても、駅前などの定められた場所に、時間帯ごとに何台配置するかなどの運行計画があらかじめ定められている場合がある。一方、利用者が少ない停留所などにおいては、実際には乗降する乗客がいない場合も想定され、このような場合、車両の過剰な運行が行われることになる。
【0003】
特許文献1には、定時定路運行とデマンド運行との両方を行うサービスを行うための自動車運行管理システムが、デマンド運行を行うことを決定すると、当該デマンド運行を予約したユーザが相乗りを許容している場合に当該デマンド運行に近い時間帯に運行が予定された定時定路運行を休止させることで、運行負荷を軽減している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-52923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1では、定時定路運行とデマンド運行との両方を行うサービスを対象としており、デマンド運行と定時定路運行との時間の差を用いて運行負荷を軽減している。このため、特許文献1に記載の技術は、デマンド運行を前提としないサービスには適用できず、定時定路のすなわち運行経路および運行時間があらかじめ定められた車両の予想される需要に応じて、運行計画を変更することができない。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、運行経路および運行時間があらかじめ定められた車両の需要に応じて、車両の運行計画を変更することが可能な車両運用支援装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる車両運用支援装置は、経由する複数の停留所を含む運行経路と運行時間とがあらかじめ運行計画として定められる車両の運用を支援する車両運用支援装置であって、乗車する停留所である乗車停留所と降車する停留所である降車停留所とを含む予約情報を受信する予約情報受信部と、予約情報に基づいて、運行時間とは別の運行時間である別運行時間を用いるか否かを決定する運行時間再決定部と、運行時間再決定部により決定された結果に基づいて車両の運行計画を再決定する運行計画再決定部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、運行経路および運行時間があらかじめ定められた車両の需要に応じて、車両の運行計画を変更することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる車両運用支援装置を含む車両運用支援システムの構成例を示す図
実施の形態1における自動運転車両または運転支援機能を有する車両の構成例を示す図
実施の形態1の運行経路の一例を模式的に示す図
実施の形態1の車両運用支援装置における車両運用支援処理手順の一例を示すフローチャート
実施の形態1の予約情報の一例を示す図
実施の形態1の別経路情報の一例を示す図
実施の形態1の車両運行情報の一例を示す図
実施の形態1の記憶部に格納される予約結果の一例を示す図
実施の形態1の別経路を用いるか否かの決定処理の一例を示すフローチャート
実施の形態1における、定常運行経路には含まれるが別経路では含まれない停留所における運行計画の表示例を示す図
実施の形態1の表示装置における運行計画の表示画面の一例を示す図
実施の形態1の変更前の運行計画の表示例を示す図
実施の形態1における、別経路を用いるように変更された後の運行計画の表示例を示す図
図13に示した変更後の運行計画とともに変更前の運行計画を表示する表示例を示す図
実施の形態1の運行計画を予約結果とともに表示した表示画面の一例を示す図
実施の形態1の予約結果の別の表示例を示す図
実施の形態1の車両運用支援装置を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図
実施の形態1の変形例1の車両の構成例を示す図
実施の形態1の変形例2の車両運用支援装置における車両運用支援処理手順の一例を示すフローチャート
実施の形態1の変形例2の予約処理手順の一例を示すフローチャート
実施の形態1の変形例2の別経路を用いるか否かの決定処理の一例を示すフローチャート
実施の形態2にかかる車両運用支援装置を含む車両運用支援システムの構成例を示す図
実施の形態2の車両運用支援装置における車両運用支援処理手順の一例を示すフローチャート
実施の形態2の別運行時間を用いるか否かの決定処理の一例を示すフローチャート
実施の形態2の表示装置によって表示される運行計画の一例を示す図
実施の形態2の停留所の表示装置に表示される運行計画の一例を示す図
実施の形態2の変形例1の別運行時間を用いるか否かの決定処理手順の一例を示すフローチャート
実施の形態2の変形例1の別時間情報の一例を示す図
実施の形態2の変形例1において停留所の表示装置が表示する運行計画の一例を示す図
実施の形態2の変形例1に増便を組み合わせた場合に表示装置に表示される運行計画の表示例を示す図
実施の形態2の変形例1における運行間隔短縮の表示例を示す図
実施の形態2の変形例1における運行間隔短縮により運行時間が変更されている時間帯の表示例を示す図
実施の形態2の変形例1における運行間隔延長により運行時間が変更されている時間帯の表示例を示す図
実施の形態2の変形例1における運行間隔短縮により運行時間が変更されている時間帯の別の表示例を示す図
実施の形態2の変形例1における運行間隔延長により運行時間が変更されている時間帯の別の表示例を示す図
実施の形態2の変形例2の車両運用支援装置における車両運用支援処理手順の一例を示すフローチャート
実施の形態2の変形例2の別運行時間を用いるか否かの決定処理の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、実施の形態にかかる車両運用支援装置、端末装置、車両運用支援システム、車両設置端末、車両制御装置、車両、車両運用支援方法および車両運用支援プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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