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公開番号2025083492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025040089,2021104256
出願日2025-03-13,2021-06-23
発明の名称トンネル構築資材の在庫管理支援の処理装置におけるデータベース
出願人フジモリ産業株式会社
代理人弁理士法人湧泉特許事務所
主分類E21D 9/00 20060101AFI20250523BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】トンネル構築のための資材の在庫管理を支援する。
【解決手段】処理装置10の記憶部12のデータベースには、地質および設計支保パターンに応じた必要資材の種類及び単位掘進距離あたりの必要資材の数量を含む必要資材情報12bが格納されている。処理装置10の処理部11は、地山2におけるトンネル1の構築計画線上の地質分布を表す地質分布情報12aと、トンネル1の掘進進捗情報と、データベースの必要資材情報12bとに基づいて、使用された資材の種類及び数量を算出して、該当する資材の推定在庫数量を更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
地山にトンネルを構築するための資材の在庫管理を支援する処理部とデータベースを備えた処理装置における前記データベースであって、
前記データベースには、地質および設計支保パターンに応じた必要資材の種類及び単位掘進距離あたりの前記必要資材の数量を含む必要資材情報が格納されており、
前記処理部は、前記地山における前記トンネルの構築計画線上の地質分布を表す地質分布情報と、前記トンネルの掘進進捗情報と、前記必要資材情報とに基づいて、使用された資材の種類及び数量を算出して、該当する資材の推定在庫数量を更新する処理を実行するデータベース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地山にトンネルを構築するための資材の在庫管理を支援する処理装置におけるデータベースに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
山岳トンネルの構築においては、ロックボルト、ロックボルト定着用モルタル、支保工、吹付用コンクリート、急結材、覆工用コンクリート、覆工用鉄筋、インバート用コンクリート、防水シート、排水材・・・等の各種資材を要する。資材ごとに、納品時の数量確認、工事実施時の使用数量確認、在庫数の確認、不足分の発注などの在庫管理が、担当者のマンパワーで行われている。このため、担当者の経験・知識・能力により在庫管理が適確になされるか否かが決まってくる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-023582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トンネル構築のための資材は種類が多く、1作業日あたりの使用量も多いために、その在庫管理は煩雑で担当者の負担が大きい。
本発明は、かかる事情に鑑み、トンネル構築のための資材の在庫管理をコンピュータ等の処理装置によって支援して、在庫管理の労力を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するため、本発明は、地山にトンネルを構築するための資材の在庫管理を支援する処理部とデータベースを備えた処理装置における前記データベースであって、
前記データベースには、地質および設計支保パターンに応じた必要資材の種類及び単位掘進距離あたりの前記必要資材の数量を含む必要資材情報が格納されており、
前記処理部は、前記地山における前記トンネルの構築計画線上の地質分布を表す地質分布情報と、前記トンネルの掘進進捗情報と、前記必要資材情報とに基づいて、使用された資材の種類及び数量を算出して、該当する資材の推定在庫数量を更新する処理を実行する。
また、本発明装置は、地山にトンネルを構築するための資材の在庫管理を支援するシステムであって、
前記地山の地質分布および設計支保パターンに応じた必要資材の種類及び数量を含む必要資材情報を記憶した記憶手段と、
前記トンネルの掘進進捗情報を取得する取得手段と、
前記必要資材情報と前記掘進進捗情報とに基づいて、使用された資材の種類及び数量を算出して、該当する資材の推定在庫数量を更新する更新手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明に係るプログラムは、地山にトンネルを構築するための資材の在庫管理を支援するためのプログラムであって、
前記地山の地質分布および設計支保パターンに応じた、必要資材の種類及び数量を含む必要資材情報を記憶する処理と、
前記トンネルの掘進進捗情報を取得する処理と、
前記必要資材情報と前記掘進進捗情報とに基づいて、使用された資材の種類及び数量を算出して、該当する資材の推定在庫数量を更新する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0007】
本発明方法は、地山にトンネルを構築するための資材の在庫管理を処理装置によって支援する方法であって、前記処理装置が、
前記地山の地質分布および設計支保パターンに応じた必要資材の種類及び数量を含む必要資材情報を記憶する工程と、
前記トンネルの掘進進捗情報を取得する工程と、
前記必要資材情報と前記掘進進捗情報とに基づいて、使用された資材の種類及び数量を算出して、該当する資材の推定在庫数量を更新する工程と、
を実行することを特徴とする。
【0008】
前記トンネル内に設置した測量機による切羽の測量情報を前記掘進進捗情報としてもよい。
トンネル構築の工事スケジュール情報を前記掘進進捗情報としてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、トンネル構築のための資材の在庫管理をコンピューターシステムにより支援することによって、在庫管理の労力を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の第1実施形態に係るトンネル構築資材の在庫管理支援システムの概要を示す概念図である。
図2は、前記在庫管理支援システムの構成を示すブロック図である。
図3は、前記在庫管理支援システムの記憶部に格納された地質分布情報の一例を示す表である。
図4は、前記在庫管理支援システムの記憶部に格納された必要資材情報の一例を示す表である。
図5は、前記在庫管理支援システムの記憶部に格納された推定在庫情報の一例を示す表である。
図6は、前記在庫管理支援システムの処理フローを示すフローチャートである。
図7は、本発明の第2実施形態に係るトンネル構築資材の在庫管理支援システムの構成を示すブロック図である。
図8は、前記第2実施形態に係る在庫管理支援システムの記憶部に格納された工事スケジュール情報の一例を示す表である。
図9は、本発明の第3実施形態に係るトンネル構築資材の在庫管理支援システムの構成を示すブロック図である。
図10は、前記第3実施形態に係る在庫管理支援システムの処理フローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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