TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025083408
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025036162,2024064425
出願日2025-03-07,2018-04-24
発明の名称放送信号受信装置、放送信号受信方法
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類H04N 21/435 20110101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】サポートしているDRMの種類を提示する機能を持つ放送信号受信装置および放送信号受信方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態は、放送信号受信装置において、番組を放送する放送波の制御信号に含まれる第1の情報に基づいて、前記放送波の中に存在する、前記番組に付加されたアプリケーションデータからなるアプリケーションを取得し、取得した前記アプリケーションが、少なくとも映像を含む、セキュリティ管理情報が適用されたコンテンツを通信により取得する際に、セキュリティ管理情報処理手段がサポートする前記セキュリティ管理情報の種類を前記アプリケーションに提供する、放送信号受信装置である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
番組を放送する放送波を受信した放送信号から分離される伝送制御信号を解析して、前記番組に付加して特定処理を行うアプリケーションとなるアプリケーションデータに関する制御情報を前記伝送制御信号から取得する解析部と、
前記制御情報に基づいて、放送信号の中に存在するアプリケーションデータの存
在場所を特定するアプリケーション制御部と、
前記アプリケーション制御部が、前記放送信号の中を特定した存在場所の前記アプリケーションデータを受信するアプリケーションデータ受信処理部と、
前記アプリケーションデータ受信処理部が受信したアプリケーションデータからなるア
プリケーションを管理するアプリケーションエンジンと、
コンテンツを通信により取得するコンテンツ受信処理部と、
前記コンテンツの保護をその種類別にサポートする複数の種類のセキュリティ管理情報のうち、前記通信により取得されたコンテンツに当該コンテンツの種類をサポートするセキュリティ管理情報を適用するセキュリティ管理情報処理部と、
を具備し、
前記アプリケーションエンジンは、前記セキュリティ管理情報処理部がサポートする前
記セキュリティ管理情報の種類の情報を前記アプリケーションに提供し、
前記アプリケーションは、前記アプリケーションエンジンから提供されるセキュリティ
管理情報の種類の情報の中に、前記特定処理を行うための種類が存在している場合に、その種類のセキュリティ管理情報が適用される前記コンテンツを配信している配信元を決定し、
さらに前記アプリケーションは、表示画面が再生可能な解像度の判定を行い、判定結果に基づく前記解像度のコンテンツを配信する前記配信元へ、前記配信を要求する、
放送信号受信装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
解析部が、番組を放送する放送波を受信した放送信号から分離される伝送制御信号を解析して、前記番組に付加して特定処理を行うアプリケーションとなるアプリケーションデータに関する制御情報を前記伝送制御信号から取得し、
アプリケーション制御部が、前記制御情報に基づいて、放送信号の中に存在するアプリケーションデータの存在場所を特定し、
アプリケーションデータ受信処理部は、前記アプリケーション制御部が前記放送信号の中を特定した存在場所の前記アプリケーションデータを受信し、
アプリケーションエンジンは、前記アプリケーションデータ受信処理部が受信したアプリケーションデータからなるアプリケーションを管理し、
コンテンツ受信処理部が、コンテンツを通信により取得し、
セキュリティ管理情報処理部が、前記コンテンツの保護をその種類別にサポートする複数の種類のセキュリティ管理情報のうち、前記通信により取得されたコンテンツに当該コンテンツの種類をサポートするセキュリティ管理情報を適用し、
前記アプリケーションエンジンは、前記セキュリティ管理情報処理部がサポートする前
記セキュリティ管理情報の種類の情報を前記アプリケーションに提供し、
前記アプリケーションは、前記アプリケーションエンジンから提供されるセキュリティ
管理情報の種類の情報の中に、前記特定処理を行うための種類が存在している場合に、その種類のセキュリティ管理情報が適用される前記コンテンツを配信している配信元を決定し、
さらに前記アプリケーションは、表示画面が再生可能な解像度の判定を行い、判定結果に基づく前記解像度のコンテンツを配信する前記配信元へ、前記配信を要求する、
放送信号受信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、放送信号受信装置および放送信号受信方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
放送と通信を融合させたサービスであるハイブリッドキャストは、2013年に放送が開始され、現在では複数の放送局がサービスを提供している。ハイブリッドキャストは、オープンなプラットフォームであるHTML5をアプリケーションエンジンとして採用したことにより、HTML5をサポートする放送信号受信装置やアプリケーションの開発のコストが軽減されるとともに、アプリケーションにおける複雑な処理を放送信号受信装置だけでなくサーバ側と連携して行うことが可能となった。これにより放送通信連携サービスであるハイブリッドキャストの機能の充実が容易に行われるようになった。
【0003】
HTML5の大きな特徴は、映像や音声を再生する機能であるvideo要素を持ったことである。これにより、それ以前のHTMLにおいて映像や音声の再生において必要であったプレーヤー機能を有するプラグインソフト(機能を追加するためのソフトウェア)のブラウザアプリケーションへの組み込みが不要となり、映像や音声の再生の命令を直接HTMLに記述することが可能となった。
【0004】
映像や音声を配信する方式としては、映像配信専用サーバを用いたRTSP(Real Time Streaming Protocol)、RTMP(Real Time Messaging Protocol)、MMSP(Microsoft Media Server Protocol)に代わり、ウェブサーバー上のウェブページへのアクセスと同様に、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)により映像を配信するHTTPストリーミングが一般的になっている。HTTPストリーミングの例としては,Apple HLS(HTTP Live Streaming),AdobeHDS(HTTP Dynamic Streaming)、Microsoft Smooth Streaming、MPEG-DASHなどがあり、Apple HLSやMPEG-DASHは、HTML5のMedia Source Extentions APIが対応しているブラウザアプリケーションで再生可能である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
「デジタル放送におけるMMTによるメディアトランスポート方式 標準規格」 ARIB STD-B60 1.11版 2018年1月22日改定、一般社団法人 電波産業会
「デジタル放送におけるマルチメディア符号化方式(第2世代)標準規格」 ARIB STD-B62 1.8版 2018年1月22日改定、一般社団法人 電波産業会
「高度広帯域衛星デジタル放送運用規定 技術資料」 ARIB TR-B39 1.6版 2018年1月22日改定、一般社団法人 電波産業会
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
高度BSデジタル放送および高度広帯域CSデジタル放送における通信による映像・音声を配信するサービスの運用では、通信による伝送を行う方式として、MPEG-DASHによる方式とMMTによる方式が非特許文献1および非特許文献3に規定されている。
【0007】
MPEG-DASHによる方式は、アプリケーション符号化方式はARIB-HTML5を使用すること、伝送する映像や音声のコンテンツのセキュリティが必要な場合はDRM(Digital Rights Management)を運用することが決められている。従って映像や音声のコンテンツを配信する際にセキュリティが必要な場合は、コンテンツを配信するサービス事業者は、配信する映像または音声のコンテンツに対してDRMを適用する必要があり、放送信号受信装置は適用されたDRMをサポートしている必要がある。
【0008】
DRMの種類は複数存在するため、放送信号受信装置は、受信装置自身がサポートしている種類のDRMが適用されたコンテンツを配信してもらう必要がある。
放送信号受信装置と映像や音声のコンテンツを配信するサーバが固定されている場合は、予めお互いに決められたDRMが適用されたコンテンツを配信してもらうことで、運用上問題がなかった。
【0009】
一方で非特許文献1および非特許文献3に記載のデータコンテンツサービスにより、放送信号受信装置は、受信する放送番組に付加されたアプリケーション機能を、新規に追加することが可能である。
データコンテンツサービスにより放送信号受信装置に新規に追加されたアプリケーション機能を用いて映像や音声のコンテンツの配信を運用する場合、追加されたアプリケーションは、放送信号受信装置がサポートしているDRMの種類を把握する必要がある。
【0010】
しかし現状の放送信号受信装置は、サポートしているDRMの種類をアプリケーションに提供する機能が存在していない、という問題があった。
そこで本発明の実施形態は、サポートしているDRMの種類をアプリケーションに提供する機能を持つ放送信号受信装置、放送信号受信方法、放送信号送受信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社東芝
センサ
14日前
株式会社東芝
制御装置
今日
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
6日前
株式会社東芝
真空バルブ
18日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
4日前
株式会社東芝
半導体装置
11日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
情報表示装置
1か月前
株式会社東芝
区分システム
5日前
株式会社東芝
静止誘導電器
20日前
株式会社東芝
スイッチギヤ
19日前
株式会社東芝
車両システム
18日前
株式会社東芝
電力変換装置
1か月前
株式会社東芝
静止誘導電器
22日前
株式会社東芝
配線支援装置
1か月前
株式会社東芝
粒子線治療装置
21日前
株式会社東芝
電子計算機装置
1か月前
株式会社東芝
光注入同期装置
1か月前
株式会社東芝
電池モジュール
1か月前
株式会社東芝
磁気ディスク装置
6日前
株式会社東芝
X線厚み測定装置
14日前
株式会社東芝
回転電機の回転子
1か月前
株式会社東芝
空転・滑走学習装置
19日前
株式会社東芝
有機物分解システム
11日前
株式会社東芝
組電池および通電部材
7日前
株式会社東芝
冷房能力指標推定装置
15日前
株式会社東芝
積層造形装置及び方法
1か月前
株式会社東芝
半導体装置及び製造方法
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置及びランプ
8日前
株式会社東芝
蓄熱システム及び蓄熱方法
1か月前
株式会社東芝
蓄熱システム及び蓄熱方法
1か月前
株式会社東芝
鉄道車両向け床下搭載装置
21日前
続きを見る