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公開番号
2025083370
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025033799,2021033246
出願日
2025-03-04,2021-03-03
発明の名称
インク及びインクジェット記録方法
出願人
日本化薬株式会社
代理人
主分類
C09D
11/30 20140101AFI20250523BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
塗工ムラがなく、耐擦過性に優れた印刷物の提供を可能にするインク、そのインクを用いるインクジェット記録方法、及びそのインクが付着した記録メディアの提供。
【解決手段】
水不溶性の着色剤、分散剤、水、HLB値が7.9より大きく20.0以下である非イオン性界面活性剤、及び、重量平均分子量が4500~500000の樹脂、を含有するインク。但し、上記非イオン性界面活性剤と、重量平均分子量4500~500000の樹脂が、いずれもシロキサン化合物の場合、両者が同じ化合物となることはない。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水不溶性の着色剤、分散剤、水、HLB値が7.9より大きく20.0以下である非イオン性界面活性剤、及び、重量平均分子量が4500~500000の樹脂、を含有するインク。但し、上記非イオン性界面活性剤と、重量平均分子量4500~500000の樹脂が、いずれもシロキサン化合物の場合、両者が同じ化合物となることはない。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
さらにグリコールエーテル類を含有する請求項1に記載のインク。
【請求項3】
グリコールエーテル類がアルキレングリコールモノアルキルエーテルである、請求項2に記載のインク。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載のインクが付着した記録メディア。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか一項に記載のインクの液滴を、インクジェットプリンタから吐出させて記録メディアに付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インク、そのインクを用いるインクジェット記録方法、及びそのインクが付着色した記録メディアの提供を課題とする。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
各種のカラー記録方法の中でも代表的方法の1つであるインクジェットプリンタによる記録方法は、インクの小滴を発生させ、これを紙等の記録メディアに付着させ記録を行うものである。近年では産業用途としての需要が高まり、様々な記録メディアへの対応が求められている。
【0003】
特にフィルムに代表されるインク非吸収性メディア(以下、「非吸収性メディア」ということがある。)に対しては、有機溶剤を主成分とした溶剤インクや、重合性モノマーを含有させたUVインク等の開発が進められてきた。しかしながら、これらのインクはVOCや皮膚感作性のような安全上の問題が多く、用途に限りがあった。
【0004】
そこで現在、特許文献1、2にあるように、水を主成分としながらもポリマー微粒子等を添加することで、非吸収性メディアに対しても耐久性が高い画像の印刷が可能な水系インクの開発が盛んになってきている。
【0005】
しかしながら、これらの提案で得られたインクを用いても、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPP(ポリプロピレン)のような非吸収性メディアに対する耐擦過性は不十分であり、改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5504890号公報
特許第6295825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、塗工ムラと、耐擦過性のバランスに優れた印刷物の提供を可能にするインク、そのインクを用いるインクジェット記録方法、及びそのインクが付着した記録メディアの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記したような課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記[1]~[5]に記載のインク、記録メディア及び記録方法により、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0009】
即ち、本発明は以下の[1]~[5]に関する。
[1]
水不溶性の着色剤、分散剤、水、HLB値が7.9より大きく20.0以下である非イオン性界面活性剤、及び、重量平均分子量が4500~500000の樹脂、を含有するインク。但し、上記非イオン性界面活性剤と、重量平均分子量4500~500000の樹脂が、いずれもシロキサン化合物の場合、両者が同じ化合物となることはない。
[2]
さらにグリコールエーテル類を含有する[1]に記載のインク。
[3]
グリコールエーテル類がアルキレングリコールモノアルキルエーテルである、[2]に記載のインク。
[4]
[1]~[3]のいずれか一項に記載のインクが付着した記録メディア。
[5]
[1]~[3]のいずれか一項に記載のインクの液滴を、インクジェットプリンタから吐出させて記録メディアに付着させることにより記録を行うインクジェット記録方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、塗工ムラと、耐擦過性のバランスに優れた印刷物の提供を可能にするインク、そのインクを用いるインクジェット記録方法、及びそのインクにより着色された記録メディアを提供できた。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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