TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025082891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196413
出願日2023-11-20
発明の名称自動運転移動システムとその自動運転移動システム用アプリケーション
出願人新明和工業株式会社,株式会社アイシン
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類G08G 1/14 20060101AFI20250523BHJP(信号)
要約【課題】自動運転車に自動運転で移動させる目的地を複数の目的地から選択することができる自動運転移動システムを提供する。
【解決手段】所定エリア内に設けられた駐車装置20の制御および管理を行う駐車管理部25と、利用者が操作する操作器50で使用される端末側アプリケーション52と、を備え、端末側アプリケーション52は、駐車装置20またはその入庫位置を含む複数の目的地を利用者に提示し、複数の目的地の一つを選択目的地として受け付ける第1アプリケーション53と、駐車装置20に関する情報を駐車管理部25から取得するとともに自動運転車30に関する情報を駐車管理部25に送る第2アプリケーション54と、を含み、第2アプリケーション54は、第1アプリケーション53で駐車装置20またはその入庫位置を選択目的地として受け付けたことをトリガに自動運転車30と駐車装置20との連携処理を開始するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
自動運転車を所定エリア内における複数の目的地から選択された選択目的地まで自動運転で移動させる自動運転移動システムであって、
前記所定エリア内に設けられた駐車装置の制御および管理を行う駐車管理部と、
利用者が操作する操作器で使用される端末側アプリケーションと、
を備え、
前記端末側アプリケーションは、前記駐車装置またはその入庫位置を含む前記複数の目的地を利用者に提示し、前記複数の目的地の一つを前記選択目的地として受け付ける第1アプリケーションと、前記駐車装置に関する情報を前記駐車管理部から取得するとともに前記自動運転車に関する情報を前記駐車管理部に送る第2アプリケーションと、を含み、
前記第2アプリケーションは、前記第1アプリケーションで前記駐車装置またはその入庫位置を前記選択目的地として受け付けたことをトリガに前記自動運転車と前記駐車装置との連携処理を開始するように構成されている、自動運転移動システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1アプリケーションは、前記操作器の表示部に、前記所定エリアに関する情報を視覚的に表現した第1エリア情報を、表示するように構成されている、請求項1に記載の自動運転移動システム。
【請求項3】
前記第1エリア情報は、前記自動運転車の走行可能エリアおよび駐車可能エリアの少なくとも一方を含む、請求項2に記載の自動運転移動システム。
【請求項4】
前記第1エリア情報と前記自動運転車が経路設定を行う際に必要な走行境界を含む第2エリア情報とを含むエリア総合情報を有し、
前記操作器または前記自動運転車と通信可能であり、前記自動運転車が前記所定エリアに進入または近づいたことを前記操作器または前記自動運転車の検知手段が検知して前記操作器または前記自動運転車から前記エリア総合情報の送信依頼をしたことの受信に基づいて前記エリア総合情報のデータを前記操作器または前記自動運転車に送信する所定エリア制御部を備え、
前記所定エリア制御部は、前記第1エリア情報のデータおよび前記第2エリア情報のデータの少なくとも一方を、前記操作器または前記自動運転車に送信するように構成されている、請求項2または3に記載の自動運転移動システム。
【請求項5】
前記所定エリアの外縁部またはその近傍のエリアにおける所定の地点に設置され、前記操作器または前記自動運転車に対して信号出力が可能な信号出力部を備え、
前記検知手段は、前記操作器または前記自動運転車が前記信号出力部からの信号を受信したことに基づいて前記自動運転車が前記所定エリアに進入または近づいたことを検知するように構成されている、請求項4に記載の自動運転移動システム。
【請求項6】
前記検知手段は、GNSS受信機を含み、
前記検知手段は、前記操作器または前記自動運転車の前記GNSS受信機の測位情報から前記自動運転車が前記所定エリアに進入または近づいたことを検知するように構成されている、請求項4に記載の自動運転移動システム。
【請求項7】
前記所定エリアの外縁部またはその近傍のエリアにおける所定の地点に設けられた識別マーカーを含み、
前記検知手段は、前記識別マーカーを読み取るための読取部を含み、
前記検知手段は、前記読取部によって前記識別マーカーを読み取ったことに基づいて前記自動運転車が前記所定エリアに進入または近づいたことを検知するように構成されている、請求項4に記載の自動運転移動システム。
【請求項8】
前記操作器と通信可能であり、前記操作器から前記第1エリア情報の送信依頼をしたことの受信に基づいて前記第1エリア情報のデータを前記操作器に送信する所定エリア制御部を備え、
前記第1アプリケーションは、前記操作器において前記所定エリアを代表する代表目的地を設定可能に構成され、
前記所定エリア制御部は、前記操作器から前記代表目的地が設定されたことを受信したことに基づいて、前記第1エリア情報のデータを前記操作器に送信するように構成されている、請求項2または3に記載の自動運転移動システム。
【請求項9】
利用者が操作する操作器で使用され、自動運転車を所定エリア内における複数の目的地から選択された選択目的地まで自動運転で移動させる自動運転移動システム用アプリケーションであって、
所定エリア内の複数の目的地を利用者に提示し、前記複数の目的地から利用者所望の前記選択目的地を受け付ける第1アプリケーションと、駐車装置の制御および管理を行う駐車管理部から前記駐車装置に関する情報を取得するとともに前記自動運転車に関する情報を前記駐車管理部に送る第2アプリケーションと、を含み、
前記第1アプリケーションは、前記選択目的地を受け付けると、前記選択目的地を前記自動運転車に送信するように構成され、
前記第2アプリケーションは、前記第1アプリケーションで前記駐車装置またはその入庫位置を前記選択目的地として受け付けたことをトリガに前記自動運転車と前記駐車装置との連携処理を開始するように構成されている、自動運転移動システム用アプリケーション。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、自動車を目的地に自動運転で移動させる自動運転移動システムとその自動運転移動システム用アプリケーションに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車の自動運転機能を用いて自動駐車させるシステムが提案されている。例えば、乗員から発せられる自動入出庫スタート指令に基づき、乗降場所と機械式駐車設備前とを結ぶ走行経路を機械式駐車設備から自動運転車へ送信する自動運転パーキングシステムがある(例えば、特許文献1参照)。この自動運転パーキングシステムは、自動運転車が走行経路に基づいて、乗降場所と機械式駐車設備前との間のみを自動運転で自律走行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6785582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の自動運転パーキングシステムは、あらかじめ決まった一つの乗降場所と機械式駐車設備前とを結ぶ走行経路を自動運転車へ送信するため、自動入出庫機能による自動運転車の自動運転が、当該乗降場所から機械式駐車設備前までの一択に限られてしまう。そのため、この自動運転パーキングシステムは、一つの乗降場所および機械式駐車設備前以外の任意の地点間で自動運転を利用したいと考える利用者に対応できない。
【0005】
本出願は、自動運転車に自動運転で移動させる目的地を複数の目的地から選択することができる自動運転移動システムとその自動運転移動システム用アプリケーションを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の一態様に係る自動運転移動システムは、自動運転車を所定エリア内における複数の目的地から選択された選択目的地まで自動運転で移動させる自動運転移動システムであって、前記所定エリア内に設けられた駐車装置の制御および管理を行う駐車管理部と、利用者が操作する操作器で使用される端末側アプリケーションと、を備え、前記端末側アプリケーションは、前記駐車装置またはその入庫位置を含む前記複数の目的地を利用者に提示し、前記複数の目的地の一つを前記選択目的地として受け付ける第1アプリケーションと、前記駐車装置に関する情報を前記駐車管理部から取得するとともに前記自動運転車に関する情報を前記駐車管理部に送る第2アプリケーションと、を含み、前記第2アプリケーションは、前記第1アプリケーションで前記駐車装置またはその入庫位置を前記選択目的地として受け付けたことをトリガに前記自動運転車と前記駐車装置との連携処理を開始するように構成されている。
【0007】
この構成により、利用者が操作する操作器において所定エリア内の駐車装置またはその入庫位置を含む複数の目的地を提示し、第1アプリケーションが選択目的地として駐車装置またはその入庫位置を受け付けた場合は、その受け付けをトリガに、駐車装置に関する情報を駐車管理部から取得するとともに自動運転車に関する情報を駐車管理部に送る第2アプリケーションが、自動運転車と駐車装置との連携処理を開始するようにできる。一方、選択目的地が駐車装置またはその入庫位置以外の場合は、第2アプリケーションを不使用にすることができる。これにより、第2アプリケーションを第1アプリケーションと独立して動作させることができるので、第1アプリケーションは、自動運転車と連携必要な駐車装置のみ、自動運転車と駐車装置との通信を行わせることができる。これにより、端末側アプリケーションは、利用者に対し、所定エリア内において駐車装置を含む複数の目的地を選択させることができるとともに、効率の良い動作を行うことができる。
【0008】
また、前記第1アプリケーションは、前記操作器の表示部に、前記所定エリアに関する情報を視覚的に表現した第1エリア情報を、表示するように構成されていてもよい。
【0009】
このように構成すれば、利用者が自動運転車に自動運転で移動させる目的地を容易に選択することができる。
【0010】
また、前記第1エリア情報は、前記自動運転車の走行可能エリアおよび駐車可能エリアの少なくとも一方を含むように構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

新明和工業株式会社
多段式駐車設備
11日前
新明和工業株式会社
多段式駐車設備
11日前
矢崎総業株式会社
車両用充電装置
22日前
新明和工業株式会社
カメラブラケット、荷受台昇降装置、及び車両
19日前
新明和工業株式会社
作業車両
17日前
新明和工業株式会社
自動運転移動システムとその自動運転移動システム用アプリケーション
1日前
カヤバ株式会社
ミキサドラムの跳ね上げ抑制装置
16日前
個人
安全運転車両
1か月前
個人
自動車ケアフル灯
1か月前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
18日前
ニッタン株式会社
発信機
18日前
個人
逆走・正走車両検出システム
1か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
29日前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
9日前
ホーチキ株式会社
監視システム
1か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
18日前
株式会社JVCケンウッド
通知システム
1か月前
タック株式会社
安全監視システム
1か月前
個人
磁気・光学誘導路線による車両の運行制御
23日前
ホーチキ株式会社
非常通報システム
12日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
株式会社フィットネスワン
見守りシステム
16日前
トヨタ自動車株式会社
配車システム
22日前
株式会社アジラ
注目行動呼びかけシステム
1か月前
Adora株式会社
アプリ使用制御システム
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
東亜電子工業株式会社
警報コントローラ
1か月前
シャープ株式会社
駐車場管理装置
5日前
能美防災株式会社
非常報知システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
矢崎総業株式会社
路面監視装置
1か月前
続きを見る