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公開番号2025079769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2024033091,2023192096
出願日2024-03-05,2023-11-10
発明の名称ハーネス一体型作業着
出願人個人
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類A41D 13/00 20060101AFI20250515BHJP(衣類)
要約【課題】安全性及び機能性を維持しつつ、フルハーネスで作業者を拘束した際の身体側への密接性を確保することで一体感を具備させることができ、作業効率を向上することができるハーネス一体型作業着を提供する。
【解決手段】所定形状を呈する複数枚の主生地21を縫製して作業者の上半身又は上半身と下半身とを含む前面及び背面を覆うハーネス一体型作業着10に対して、高所作業用時に作業者の少なくとも上半身側を襷掛け状の仮想拘束ラインに沿ってフルハーネス40で装着するために、仮想拘束ライン上に位置する主生地21の複数個所に、仮想拘束ライン上のフルハーネス40の少なくとも一部を保持する保持部23を設けた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定形状を呈する複数枚の主生地を縫製して作業者の上半身又は上半身と下半身とを含む前面及び背面を覆う作業着に対して、高所作業用時に作業者の少なくとも上半身側を襷掛け状の仮想拘束ラインに沿ってフルハーネスで装着するために、前記仮想拘束ライン上に位置する前記主生地の複数個所に、前記仮想拘束ライン上のフルハーネスの少なくとも一部を保持する保持部を設けたハーネス一体型作業着であって、
前記保持部は、
前記フルハーネスの前記仮想拘束ライン上に位置し、前記主生地に両端部を除く中途部が固定された帯状の布体と、
前記布体の前記両端部を接離可能に接合して前記フルハーネスを抱き込むように保持する接合部と、
を備える、前記ハーネス一体型作業着において、
前記フルハーネスは、作業者の上半身側に位置し作業者の背面において交差する襷掛け状の帯状の上部拘束ベルトを備えるとともに、前記上部拘束ベルトの背面側の交差する部分に支持プレートを備えており、
前記保持部は、
作業者の背面側に位置し、前記支持プレートに対して上下左右に位置する第1保持部と、それ以外の第2保持部と、を含み、
前記第1保持部の前記仮想拘束ラインに沿った長さを、前記第2保持部の前記仮想拘束ラインに沿った長さよりも短くすることにより、作業者が足場から落下して吊り上げ状態となったとき、前記第1保持部の係合状態が解除されるとともに前記第2保持部の係合状態が維持されることで、前記フルハーネスが作業者から離反した吊り上げ状態となるようにした
ことを特徴とするハーネス一体型作業着。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
請求項1に記載のハーネス一体型作業着において、
前記第1保持部及び前記第2保持部のそれぞれは、
前記主生地と前記フルハーネスとの間に弾性を有する緩衝部をさらに備える、
ことを特徴とするハーネス一体型作業着。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハーネス一体型作業着、特に、高所作業を行う際に、作業者を拘束するフルハーネス(又は「安全帯」とも称する。)を保持するハーネス一体型作業着に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
建設現場等においては、作業員による高所作業時に不測な墜落を抑制するためにフルハーネスによって作業者を拘束する旨を義務付けている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなフルハーネスは、作業者を拘束した状態において、作業着とフルハーネスとの間に隙間が発生してしまうため、足場材等に引っ掛かったり、作業着のポッケット等の利用がし難くかったりする、等の作業負担を強いていた。
【0004】
また、作業着とフルハーネスとの間の隙間をなくすために、フルハーネスの拘束状態を強固にしてしまうと、作業者の作業性が阻害されてしまうばかりでなく、作業者に痛みを与えてしまう場合も考えられる。
【0005】
そこで、作業者が作業ズボンを着衣する際に使用する腰ベルトを利用して、その腰ベルトにフルハーネスの一部をベルト通し状に通過させる等によって作業着とフルハーネスとの間の隙間の発生を軽減することも考えられる(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-342308号公報
特開2022-034433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した作業着にあっては、依然として作業着とフルハーネスとの間に隙間が発生し易く、作業者にとって一体感を得ることができないため、作業時にフルハーネスが足場材等に引っ掛かる等の不具合を解消し得るものではなかった。
【0008】
本発明の目的は、安全性及び機能性を維持しつつ、フルハーネスで作業者を拘束した際の身体側への密接性を確保することで一体感を具備させることができ、作業効率を向上することができるハーネス一体型作業着を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は、所定形状を呈する複数枚の主生地を縫製して作業者の上半身又は上半身と下半身とを含む前面及び背面を覆う作業着に対して、高所作業用時に作業者の少なくとも上半身側を襷掛け状の仮想拘束ラインに沿ってフルハーネスで装着するために、前記仮想拘束ライン上に位置する前記主生地の複数個所に、前記仮想拘束ライン上のフルハーネスの少なくとも一部を保持する保持部を設けたものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、安全性及び機能性を維持しつつ、フルハーネスで作業者を拘束した際の身体側への密接性を確保することで一体感を具備させることができ、作業効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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