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公開番号
2025079334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2024194899
出願日
2024-11-07
発明の名称
データクエリのプロンプトを最適化するための強化された方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G06F
16/242 20190101AFI20250514BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザへの負担を増やすことなく業務知識を含む具体的なクエリを生成できるシステムを提供する。
【解決手段】プロセッサによって、ユーザによって発行された第1のクエリを受信することと、プロセッサによって、前記第1のクエリに関連付けられた複数のフィールドステータス項目を抽出することと、前記プロセッサによって、前記複数のフィールドステータス項目に関連付けられた第1のスキーマ情報を抽出することと、前記プロセッサによって、第2のクエリを生成するために、文脈情報としての前記複数のフィールドステータス項目および前記第1のスキーマ情報を前記第1のクエリに追加することと、前記プロセッサによって、前記第2のクエリに基づいて情報検索コードを生成することと、前記プロセッサによって、複数のデータソースシステムから前記第1のクエリに関連付けられた情報を取り出すために前記情報検索コードを実行することと、を含む方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報取り出しのための検索クエリ生成方法であって、
プロセッサによって、ユーザによって発行された第1のクエリを受信することと、
前記プロセッサによって、前記第1のクエリに関連付けられた複数のフィールドステータス項目を抽出することと、
前記プロセッサによって、前記複数のフィールドステータス項目に関連付けられた第1のスキーマ情報を抽出することと、
前記プロセッサによって、第2のクエリを生成するために、文脈情報としての前記複数のフィールドステータス項目および前記第1のスキーマ情報を前記第1のクエリに追加することと、
前記プロセッサによって、前記第2のクエリに基づいて情報検索コードを生成することと、
前記プロセッサによって、複数のデータソースシステムから前記第1のクエリに関連付けられた情報を取り出すために前記情報検索コードを実行することと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前前記複数のフィールドステータス項目が、フィールドステータス情報から抽出されており、
前記フィールドステータス情報が、従業員情報、注文情報、作業オーダー情報、および製造実行情報を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記従業員情報、前記注文情報、前記作業オーダー情報、および前記製造実行情報が、会社に関連付けられており、
前記ユーザが、前記会社の従業員であり、前記ユーザの従業員情報が、前記複数のフィールドステータス項目の一部として前記フィールドステータス情報から抽出される、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のスキーマ情報が、第2のスキーマ情報から抽出されており、前記第2のスキーマ情報が、前記複数のデータソースシステムにわたって記憶されているデータに関連している、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のスキーマ情報が、前記データに関連付けられたデータテーブルのスキーマ情報、前記データに関連付けられたデータファイルのスキーマ情報、および前記データにアクセスするアプリケーションプログラムインターフェースのスキーマ情報を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記プロセッサによって、過去のクエリを参照することを決定することと、
前記プロセッサによって、前記第2のクエリに類似している少なくとも1つの過去のクエリを抽出するためにクエリ抽出を実行することと、
前記プロセッサによって、前記少なくとも1つの過去のクエリに関連付けられた過去のクエリ情報を識別することと、
前記プロセッサによって、前記過去のクエリ情報を前記第2のクエリに追加することと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記プロセッサによって、前記第1のクエリ、前記第2のクエリ、および前記情報検索コードを過去のクエリとして記憶することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記複数のデータソースシステムが、エンタープライズリソースプランニング(ERP)システム、製品ライフサイクル管理(PLM)システム、製造実行システム(MES)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記複数のフィールドステータス項目の抽出および前記第1のスキーマ情報の抽出が、リアルタイムで実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記複数のフィールドステータス項目の抽出、前記第1のスキーマ情報の抽出、および前記情報検索コードの生成が、訓練された人工知能モデルを使用して実行される、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、情報検索のための方法およびシステムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
今日の多くのビジネスは、動作効率を改善し、かつデジタル技術を用いて価値を付加することを目指すデジタルトランスフォーメーションに関与している。デジタルトランスフォーメーションは、異なるシステムを接続すること、およびシステム間でデータを共有することを伴う。例えば、データは、エンタープライズリソースプランニング(ERP)システム、製品ライフサイクル管理(PLM)システム、製造実行システム(MES)などを含む業務関連システムを接続することによって共有および交換がなされ得る。接続されたシステムからのデータは、情報共有プラットフォーム上で共有され得る。加えて、デジタルトランスフォーメーションプロジェクト自体に関係するデータは、ファイルサーバ、チーム協働ツール、コード共有プラットフォームなどにわたって分散される。したがって、統合されたデータアクセスは、情報共有プラットフォーム上で可能になる。
【0003】
文書、プログラムコード、数字データ、画像、音声などを含むがこれらに限定されない様々なデータは、情報共有プラットフォーム上に記憶され得る。ユーザが情報共有プラットフォーム上の大量の利用可能なデータから所望のデータを見つけるためには、優れた検索システムが必要である。例えば、ユーザがリレーショナルデータベースから情報を取り出したい場合、ユーザは、正確な検索を実行するために構造化クエリ言語を使用する。ユーザがファイルシステム中の文書から情報を取り出したい場合、ユーザは、キーワードを使用して全文検索を実行可能である。異なるシステムからの情報が集約される情報共有プラットフォームにおいてデータを検索するときに、システム間の差異を認識することなく情報を検索できる必要がある。
【0004】
関連技術において、データの取り出しを実行する際に人工知能(AI)を利用する方法が開示されている。ビジネスオーナー、システム設計者、現場で働く研究者、データ分析者、保守管理技術者、ロボットなどを含む様々なユーザは、自然言語でAIに対して問い合わせることによって必要な情報を容易に取り出すことができる。加えて、AIは、単一の文書について検索するだけでなく、複数のデータを集約した文章を生成してユーザにそれらを提示する、または検索結果として作成された関連文書のリストを表示するという利点を有する。
【0005】
しかしながら、所望のユーザ情報を取り出すためには、適切なクエリが必要である。クエリが曖昧な場合、無関係/所望でない情報が代わりに取り出される場合があり、結果として、所望の情報にたどり着くために追加のクエリを処理する際に時間の無駄が生じる。一方、具体的なクエリを作成することは、記憶されているデータのタイプの理解など、情報共有プラットフォームに記憶されたデータについての業務知識を必要とし、これは、クエリ生成時にユーザに負担をかける。
【0006】
関連技術において、所与の検索ターゲットのために、事実/規則生成を実行するための方法が開示されている。これらの拡張による検索された情報は、ユーザに対して静的な結果を生成するのみであり、リアルタイムでの現在の変化に追いつくことができない。
【0007】
この関連技術において、再訓練において使用するための類似のプロンプトを決定するためにセマンティック検索を活用するシステムが開示されている。類似のプロンプトを識別するために、プロンプトが生成され、検索され得る。次いで、識別された類似プロンプトに関係するデータは、プロンプトチューニングのために利用され得る。システムがプロンプト訓練によって取り出す能力を改善するが、リアルタイムで直接的な変化を追跡できない場合、現在の変化に追いつくことはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ユーザへの負担を増やすことなく業務知識を含む具体的なクエリを生成できるシステムに対するニーズが存在する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の態様は、情報取り出しを実行するための革新的な方法を伴う。この方法は、プロセッサによって、ユーザによって発行された第1のクエリを受信することと、プロセッサによって、第1のクエリに関連付けられた複数のフィールドステータス項目を抽出することと、プロセッサによって、複数のフィールドステータス項目に関連付けられた第1のスキーマ情報を抽出することと、プロセッサによって、第2のクエリを生成するために、文脈情報としての複数のフィールドステータス項目および第1のスキーマ情報を第1のクエリに追加することと、プロセッサによって、第2のクエリに基づいて情報検索コードを生成することと、プロセッサによって、複数のデータソースシステムから第1のクエリに関連付けられた情報を取り出すために情報検索コードを実行することと、を含み得る。
【0010】
本開示の態様は、情報取り出しを実行するための命令を記憶する、革新的な非一時的コンピュータ可読媒体を伴う。この命令は、ユーザによって発行された第1のクエリを受信することと、第1のクエリに関連付けられた複数のフィールドステータス項目を抽出することと、複数のフィールドステータス項目に関連付けられた第1のスキーマ情報を抽出することと、第2のクエリを生成するために、文脈情報としての複数のフィールドステータス項目および第1のスキーマ情報を第1のクエリに追加することと、第2のクエリに基づいて情報検索コードを生成することと、複数のデータソースシステムから第1のクエリに関連付けられた情報を取り出すために情報検索コードを実行することと、を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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