TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025079247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191824
出願日2023-11-09
発明の名称オンライン会議空間構築システム
出願人株式会社イトーキ
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G10K 11/175 20060101AFI20250514BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ワーカーにミーティング内容の秘匿性について安心感を抱かせつつ、オンライン会議等のミーティングについて快適な実施を実現する空間をフレキシブルに構築する。
【解決手段】オンライン会議空間構築システム(1)は、移動可能に構成されたパネルセット(10)を備え、執務空間において状況に応じてオンライン会議を行うための空間(MS)を構築する。パネルセットは、第1のパネル(11)、第2のパネル(12)、及び第3のパネル(13)、のうちのいずれか2つを少なくとも含む。第1のパネルにはオンライン会議用スピーカーが配置される。第2のパネルにはサウンドマスキング用スピーカーが配置される。第3のパネルには吸音部材が配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のワーカーが執務を行う執務空間に配置されるオンライン会議空間構築システムであって、
キャスタ又は転動体を有して移動可能に構成され、間仕切りとして機能するパネルセットを備え、
前記パネルセットは、
オンライン会議の音声を出力するためのオンライン会議用スピーカーが配置される第1のパネル、
サウンドマスキング音を出力するためのサウンドマスキング用スピーカーが配置される第2のパネル、及び
前記パネルセットによって仕切られる空間における音声を吸音するための吸音部材が配置される第3のパネル、
のうちのいずれか2つを少なくとも含み、
前記執務空間において状況に応じてオンライン会議を行うための空間を構築する、
オンライン会議空間構築システム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記オンライン会議用スピーカー及び/または前記サウンドマスキング用スピーカーは、平板状であり、前記パネルの主面に沿って配置される、請求項1に記載のオンライン会議空間構築システム。
【請求項3】
前記パネルセットは、前記第1のパネルを含むものであり、
前記オンライン会議用スピーカーは、指向性スピーカーである、請求項1に記載のオンライン会議空間構築システム。
【請求項4】
前記パネルセットに含まれる少なくとも2つのパネルのいずれかに、前記オンライン会議の映像を出力するディスプレイが配置される、請求項1に記載のオンライン会議空間構築システム。
【請求項5】
前記パネルセットに含まれる少なくとも2つのパネルのいずれかに、前記パネルセットによって仕切られる空間における前記オンライン会議の参加者を撮影するカメラユニットが配置される、請求項1に記載のオンライン会議空間構築システム。
【請求項6】
前記パネルセットは、
前記第1のパネルまたは前記第3のパネルと、前記第2のパネルとを含むものであり、
前記第1のパネルまたは前記第3のパネルと、前記第2のパネルと、は表裏一体に構成される、請求項1に記載のオンライン会議空間構築システム。
【請求項7】
前記第1のパネル及び/または前記第2のパネルには、電源としてバッテリーを収容可能なバッテリー収容部が設けられる、請求項1に記載のオンライン会議空間構築システム。
【請求項8】
前記パネルセットに含まれる少なくとも2つのパネルのいずれかに、前記オンライン会議に必要な無線通信を確立させるための通信ユニットをさらに備える、請求項1に記載のオンライン会議空間構築システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は執務空間に配置されるオンライン会議空間構築システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや学校等の共有空間においてミーティングブースを構築するための技術として、たとえば、特許文献1が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022‐101074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、オンライン会議の急激な普及や、プライバシー保護の重要性が高まっている。このことから、上述のようなミーティングブースにつき、ブース外からミーティング内容が察知されていないという安心感をブース内に居る人に与えながらミーティングを快適に実施することの必要性が高まりつつある。
【0005】
本発明は、ブース内で実施されているミーティング内容の秘匿性について安心感を抱かせながら、快適なミーティング実施を実現するミーティングブースをフレキシブルに構築して提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るオンライン会議空間構築システムは、複数のワーカーが執務を行う執務空間に配置されるオンライン会議空間構築システムであって、キャスタ又は転動体を有して移動可能に構成され、間仕切りとして機能するパネルセットを備え、前記パネルセットは、オンライン会議の音声を出力するためのオンライン会議用スピーカーが配置される第1のパネル、サウンドマスキング音を出力するためのサウンドマスキング用スピーカーが配置される第2のパネル、及び前記パネルセットによって仕切られる空間における音声を吸音するための吸音部材が配置される第3のパネル、のうちのいずれか2つを少なくとも含み、前記執務空間において状況に応じてオンライン会議を行うための空間を構築する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様に係るオンライン会議空間構築システムのパネルセットにより仕切られる空間が、音漏れも抑制されつつ周囲の視線も遮られた状態となる。このため、仕切られた空間内のワーカーにミーティング内容の秘匿性について安心感を抱かせながら、オンライン会議等のミーティングについて快適な実施を実現する空間をフレキシブルに構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係るオンライン会議空間構築システムの概略斜視図である。
本発明の実施形態1に係る執務空間の一部の概略斜視図である。
本発明の実施形態1に係るオンライン会議空間構築システムの概略平面図である。
本発明の実施形態1に係る第1のパネルの概略斜視図である。
本発明の実施形態1に係る第2のパネルの概略斜視図である。
本発明の実施形態1に係る第3のパネルの概略斜視図である。
本発明の実施形態1に係るオンライン会議用スピーカー及びサウンドマスキング用スピーカーの概略斜視図である。
本発明の実施形態2に係るオンライン会議空間構築システムの概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
【0010】
<執務空間>
本実施形態は、複数のワーカーが執務を行う執務空間に配置されるオンライン会議空間構築システムに関する。図2は、本実施形態に係る執務空間WSの一部を示す概略斜視図である。図2に示すように、執務空間WSには複数のワーカーが執務を行うためのチェア、テーブル、およびデスク等が配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社イトーキ
椅子
17日前
株式会社イトーキ
個室ブース
11日前
株式会社イトーキ
スピーカ装置
17日前
株式会社イトーキ
スピーカ装置
17日前
株式会社イトーキ
会議用ブース
11日前
株式会社イトーキ
椅子の背もたれ
19日前
株式会社イトーキ
パネルスタンド
5日前
株式会社イトーキ
電子タグ付き椅子
5日前
株式会社イトーキ
オンライン会議空間構築システム
17日前
株式会社イトーキ
クッション材及びこれを備えた椅子
9日前
株式会社イトーキ
リクライニング椅子及びこれに使用する弾力調節装置
1日前
株式会社イトーキ
自動倉庫用出庫装置、自動倉庫システム及び段積み装置
1日前
株式会社イトーキ
会議用ブース
11日前
株式会社イトーキ
会議用ブース、会議用ブースユニット、及び、会議システム
11日前
株式会社イトーキ
会議用ブース、会議用ブースセット、及び、会議用ブースユニット
11日前
株式会社イトーキ
会議用ブース、会議用ブースセット、及び、会議用ブースユニット
11日前
株式会社イトーキ
会議用ブース、会議用ブースセット、及び、会議用ブースユニット
11日前
個人
メガホン
19日前
個人
グランドピアノの鍵盤支持構造
5日前
個人
音鳴らし具
9日前
合同会社Bootstrap
弦楽器
16日前
三井化学株式会社
遮音構造体
24日前
個人
補助譜面台及び補助譜面台セット
8日前
株式会社イノアックコーポレーション
防音材
10日前
三菱電機株式会社
吸音体
18日前
旭化成株式会社
内装吸音材
19日前
トヨタ自動車株式会社
音声出力装置
5日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法
17日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法
17日前
ヤマハ株式会社
管楽器用部品及び管楽器
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
18日前
TDK株式会社
振動デバイスおよびその振動方法
1日前
学校法人 工学院大学
音響拡散パネル
25日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
実況音声生成システム
22日前
個人
メガホン
19日前
トヨタ自動車株式会社
車両用ホーンシステム
2日前
続きを見る