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公開番号
2025079003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191386
出願日
2023-11-09
発明の名称
モータ制御装置および電動アクチュエータ
出願人
日本精工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02P
21/22 20160101AFI20250514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡素な構成によって逆起電圧の対策を実現する。
【解決手段】 モータ制御装置の一態様は、電流目標値と実電流の検出値との差分値に基づいてモータに上記実電流を供給する供給部と、上記電流目標値が所定程度にゼロに近い場合、上記供給部と上記モータとの間で上記実電流を遮断する遮断部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電流目標値と実電流の検出値との差分値に基づいてモータに前記実電流を供給する供給部と、
前記電流目標値が所定程度にゼロに近い場合、前記供給部と前記モータとの間で前記実電流を遮断する遮断部と、
を備えるモータ制御装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記遮断部は、前記実電流のオンオフ切り替えを行う請求項1記載のモータ制御装置。
【請求項3】
前記遮断部は、リレースイッチあるいはMOSFETで前記実電流を遮断する請求項1記載のモータ制御装置。
【請求項4】
前記電流目標値の入力を受ける入力部を更に備える請求項1記載のモータ制御装置。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれか1項に記載のモータ制御装置と、
前記モータと、
前記モータによって駆動されて外力を出力する駆動機構と、
を備える電動アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ制御装置および電動アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、モータへの供給電流をフィードバック制御するモータ制御装置が知られている。制振装置や電動パワーステアリング等の電動アクチュエータを駆動するモータが制御対象である場合、外部から電動アクチュエータに掛かる外力によってモータが回されて逆起電圧が発生し、逆起電圧に伴う電流がフィードバック制御に影響を及ぼす。
【0003】
特に供給電流の目標値がゼロに近い場合には、電動アクチュエータに推力を発生させない目標値であるにも関わらず、モータ制御装置からモータへ電流を流す制御ループが発生する。このため、逆起補償(EMF補償)が制御に組み込まれた電動アクチュエータが提案されている。
【0004】
例えば特許文献1には、電動パワーステアリングにおいて、逆作動による意図しない電流が発生することを逆起補償(EMF補償)によって対策する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5012258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術は、ソフトウェアによる対策であるので、逆起補償のためのチューニングや制御ロジックの複雑化を生じ、モータ制御装置における処理負荷が増大してしまう。そこで、より簡素な構成による逆起電圧の対策が望まれる。
そこで、本発明は、簡素な構成によって逆起電圧の対策を実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係るモータ制御装置の一態様は、電流目標値と実電流の検出値との差分値に基づいてモータに上記実電流を供給する供給部と、上記電流目標値が所定程度にゼロに近い場合、上記供給部と上記モータとの間で上記実電流を遮断する遮断部と、を備える。
【0008】
このようなモータ制御装置によれば、遮断部を設けた簡素な構成によって逆起電圧によるフィードバック制御への影響を防ぐことができる。
上記モータ制御装置において、上記遮断部は、上記実電流のオンオフ切り替えを行うことが望ましい。オンオフ切り替えは簡素な動作であるため、遮断部の制御や構成がより簡素となる。
【0009】
また、上記モータ制御装置において、上記遮断部は、リレースイッチあるいはMOSFETで上記実電流を遮断することが望ましい。リレースイッチおよびMOSFETはそれ自体が簡素な素子であり、信頼性や耐久性も高い。
また、上記モータ制御装置において、上記電流目標値の入力を受ける入力部を更に備えることも望ましい。入力部を備えることで、モータ出力の制御が求められる様々な用途への適用が可能となる。
【0010】
また、上記課題を解決するために、本発明に係る電動アクチュエータは、上記モータ制御装置と、上記モータと、上記モータによって駆動されて外力を出力する駆動機構と、を備える。このような電動アクチュエータによれば、簡素な構成のモータ制御装置により逆起電圧の対策が実現されるので、外力による影響を受けずに精度良く動作することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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