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公開番号2025076943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188926
出願日2023-11-02
発明の名称電力管理システム
出願人トヨタホーム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H02J 3/00 20060101AFI20250509BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】屋内に設置された光発電素子で発電される発電量を把握することができる電力管理システムを得る。
【解決手段】電力管理システム10は、発電電力予測部42を備えており、この発電電力予測部42は、記憶された発光部の使用パターンと、発光部の発光時における光発電素子の発電量情報とに基づき光発電素子の発電量を予測することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
建物の室内に設置された発光部からの光を受けることで発電可能な光発電素子と、
記憶された前記発光部の使用パターンと当該発光部の発光時における前記光発電素子の発電量情報と、に基づき当該光発電素子の発電量を予測する予測部と、
を備えた電力管理システム。
続きを表示（約 370 文字）【請求項２】
前記発光部は、隠し部によって隠され、
前記室内の壁部、天井部及び床部の少なくとも一つを含んで構成され、前記発光部からの光を居住スペース側に反射可能な反射部をさらに備え、
前記光発電素子は、前記反射部における前記発光部側の面に設けられている、
請求項１に記載の電力管理システム。
【請求項３】
前記予測部は、発光部情報データベースに記憶された前記発光部の仕様情報と、光発電素子情報データベースに記憶された前記光発電素子の仕様情報と、を参照して前記発電量を予測可能とされている、
請求項１に記載の電力管理システム。
【請求項４】
前記光発電素子で発電された電力を蓄積可能な蓄電装置をさらに備えている、
請求項１～請求項３の何れか１項に記載の電力管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電力管理システムに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、分散型エネルギーリソース管理装置に関する発明が開示されている。この分散型エネルギーリソース管理装置では、太陽光発電出力予測部によって、太陽光発電による出力最大値及び出力最小値を予測することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－８８１７７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、太陽電池は、太陽光のみでなく建物内の照明装置の光によっても発電することができる。また、近年では、ペロブスカイト太陽電池のような軽量かつ薄型の太陽電池の開発が進んでおり、このような光発電素子を建物内に設置することで、建物内の照明装置の光によって発電することが可能である。
【０００５】
一方で、屋内に設置された光発電素子で発電された電力を計画的に利用するには、屋内に設置された光発電素子による発電量を把握できることが好ましい。
【０００６】
しかしながら、上記特許文献１には、屋内に設置された光発電素子で発電される発電量を把握するような技術については記載されておらず、上記特許文献１に記載の先行技術は、屋内に設置された光発電素子で発電される発電量を把握するという点においては改善の余地がある。
【０００７】
本発明は上記事実を考慮し、屋内に設置された光発電素子で発電される発電量を把握することができる電力管理システムを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
第１の態様に係る電力管理システムは、建物の室内に設置された発光部からの光を受けることで発電可能な光発電素子と、記憶された前記発光部の使用パターンと当該発光部の発光時における前記光発電素子の発電量情報と、に基づき当該光発電素子の発電量を予測する予測部と、を備えている。
【０００９】
第１の態様に係る電力管理システムでは、光発電素子が、建物の室内に設置された発光部からの光を受けることで発電する。このため、発光部で消費される電力の一部を回収することができる。
【００１０】
ところで、光発電素子で発電された電力を計画的に利用するには、発光部からの光によって光発電素子が発電する電力量を把握できることが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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