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公開番号
2025076714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188501
出願日
2023-11-02
発明の名称
CO2ガスセンサ及び補正方法
出願人
株式会社チノー
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
21/27 20060101AFI20250509BHJP(測定;試験)
要約
【課題】素子出力低下に伴う検量線の補正を容易に行う。
【解決手段】CO2ガスセンサ1は、人体の呼気を入力するための呼気入力部3と、人体の呼気が呼気入力部3に入力されたときにCO2濃度に応じた素子出力を赤外線センサから出力するセンサ部4と、安静時の人体の呼気が呼気入力部3に入力されたときのセンサ部4の素子出力によるCO2濃度を1%とし、このCO2濃度1%の素子出力と出荷時の検量線のCO2濃度1%のときの素子出力との比から補正係数を算出する補正係数算出手段7bと、補正係数算出手段7bにて算出した補正係数を出荷時の検量線に掛け合わせて新たな検量線を作製する検量線作製手段7cと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
人体の呼気を入力するための呼気入力部と、
前記人体の呼気が前記呼気入力部に入力されたときにCO2濃度に応じた素子出力を赤外線センサから出力するセンサ部と、
安静時の前記人体の呼気が前記呼気入力部に入力されたときの前記センサ部の素子出力によるCO2濃度を1%とし、このCO2濃度1%の素子出力と出荷時の検量線のCO2濃度1%のときの素子出力との比から補正係数を算出する補正係数算出手段と、
前記補正係数算出手段にて算出した前記補正係数を前記出荷時の検量線に掛け合わせて新たな検量線を作製する検量線作製手段と、
を備えたことを特徴とするCO2ガスセンサ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
人体の呼気を呼気入力部に入力するステップと、
前記人体の呼気が前記呼気入力部に入力されたときにCO2濃度に応じた素子出力をセンサ部の赤外線センサから出力するステップと、
安静時の前記人体の呼気が前記呼気入力部に入力されたときの前記センサ部の素子出力によるCO2濃度を1%とし、このCO2濃度1%の素子出力と出荷時の検量線のCO2濃度1%のときの素子出力との比から補正係数を算出するステップと、
前記補正係数を前記出荷時の検量線に掛け合わせて新たな検量線を作製するステップと、
を含むことを特徴とするCO2ガスセンサの補正方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、雰囲気中の二酸化炭素(以下、CO2と言う)の濃度を検出するCO2ガスセンサ及び補正方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
CO2を冷媒として使用した冷凍サイクルや空調機器は、例えば下記特許文献1や特許文献2に開示されるものが知られている。同様に、例えばコンビニやスーパーなどに設置された大型の冷凍庫や冷蔵庫でも冷媒としてCO2が使用されているが、冷媒のCO2が漏れて庫内のCO2濃度が高まると、庫内に入った人の健康に害が及ぶ可能性があるため、CO2濃度を測定するためのCO2ガスセンサを取り付けている。
【0003】
この種のCO2ガスセンサでは、正常動作を確認する方法として、スリーアールソリューション社webページによれば(https://3rrr-btob.jp/archives/column/measuring-equipment/19863#:`:参照)、経済産業省のガイドラインで下記(1)~(3)の3つの方法を推奨している。
【0004】
(1)屋外で二酸化炭素濃度を測定する方法であり、屋外で二酸化炭素濃度計の測定を行い、測定数値が415ppmから450ppmに近い数値を示していれば正常に動作している。
【0005】
(2)二酸化炭素濃度計に自分の呼気を吹きかけて測定値を確認する方法であり、呼気には二酸化炭素が多く含まれているため、測定値が大きく増加すれば、正常に動作している。
【0006】
(3)消毒用アルコールを塗布した手や布などを二酸化炭素濃度計に近づける方法であり、光学式の二酸化炭素濃度計はアルコールにほとんど反応しないため、測定値が大きく変化しなければ、正常に動作している。
【0007】
ところで、CO2ガスセンサとしてNDIR式を採用した場合、赤外線光源から放出された赤外線が測定対象のガスを通過したときにガスの濃度に応じた量の赤外線が吸収され、赤外線センサの素子が受光する赤外線の光量に変化が生じる。
【0008】
そして、この種のNDIR式のCO2ガスセンサは、ガスセンサからの素子出力が低下するので、検量線の補正をする必要があった。具体的には、経年変化により赤外線光源が劣化して光量が下がると、赤外線センサの素子出力が下がる。また、筐体内部の汚れの影響によっても、赤外線センサの素子出力が下がる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2000-320936号公報
特開2011-106697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、従来のNDIR式のCO2ガスセンサでは、(1)に基づいてCO2ガスセンサの検量線の補正を行うにあたって、冷凍庫の冷凍サイクルとしてCO2冷媒冷凍サイクルを使う場合、CO2ガスセンサを冷凍機外へ持ち出したり、CO2ガスセンサの近くに基準ガスを持参し、長時間の測定を行ってCO2濃度が低いときの値を修正しており、検量線の補正を容易に行うことができなかった。
(【0011】以降は省略されています)
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