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公開番号
2025076375
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2024189499
出願日
2024-10-29
発明の名称
制御方法、及び制御プログラム
出願人
アークレイ株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G01N
33/493 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約
【課題】処理する画像のデータ量を削減する。
【解決手段】尿中有形成分分析装置3は、尿検体を撮影装置40によって時系列に沿って撮影した複数の静止画から有形成分の動きを検知した場合には、尿検体の画像を動画で撮影し、動画として撮影した尿検体の画像を記憶装置に記憶し、撮影した静止画から有形成分の動きが検知されない場合には、尿検体の画像を動画で撮影することなく、静止画として撮影した尿検体の画像を記憶装置に記憶する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
セルに封入された検査対象の尿検体を撮影装置によって時系列に沿って撮影した複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きを検知した場合には、前記撮影装置によって前記尿検体の画像を動画で撮影し、動画として撮影した前記尿検体の画像を記憶装置に記憶すると共に、
前記複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きが検知されない場合には、前記尿検体の画像を動画で撮影することなく、静止画として撮影した前記尿検体の画像を前記記憶装置に記憶する処理をコンピュータが実行する制御方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記記憶装置に記憶した前記尿検体の画像を、通信回線を通じて外部装置に送信する
請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
前記記憶装置に記憶した前記尿検体の画像を表示装置に表示する
請求項1に記載の制御方法。
【請求項4】
前記撮影装置による撮影方向に沿った厚さが、第1の厚さ、及び前記第1の厚さよりも薄い厚さである第2の厚さから構成された、異なる厚さを有する前記セルに尿検体を封入し、前記撮影装置によって前記尿検体の画像を撮影する
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の制御方法。
【請求項5】
前記第2の厚さが前記第1の厚さの1/5以下、かつ、100μm以上となるように製造された前記セルに前記尿検体を封入する
請求項4に記載の制御方法。
【請求項6】
尿定性検査における予め定めた検査項目の結果が、尿に細菌の存在が疑われる予め定めた条件を満たす場合、又は、前記検査項目の結果が前記予め定めた条件を満たさず、かつ、セルに封入された検査対象の尿検体を撮影装置によって時系列に沿って撮影した複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きを検知した場合には、前記撮影装置によって前記尿検体の画像を動画で撮影し、動画として撮影した前記尿検体の画像を記憶装置に記憶すると共に、
前記検査項目の結果が前記予め定めた条件を満たさない場合において撮影した前記複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きが検知されない場合には、前記尿検体の画像を動画で撮影することなく、静止画として撮影した前記尿検体の画像を前記記憶装置に記憶する処理をコンピュータが実行する制御方法。
【請求項7】
前記記憶装置に記憶した前記尿検体の画像を、通信回線を通じて外部装置に送信する
請求項6に記載の制御方法。
【請求項8】
前記記憶装置に記憶した前記尿検体の画像を表示装置に表示する
請求項6に記載の制御方法。
【請求項9】
前記検査項目は尿中の亜硝酸塩の含有量、尿中の白血球の含有量、及び尿の濁度の少なくとも1つの項目を含む、
請求項6に記載の制御方法。
【請求項10】
前記撮影装置による撮影方向に沿った厚さが、第1の厚さ、及び前記第1の厚さよりも薄い厚さである第2の厚さから構成された、異なる厚さを有する前記セルに尿検体を封入し、前記撮影装置によって前記尿検体の画像を撮影する
請求項6~請求項9の何れか1項に記載の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御方法、及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば非特許文献1には、臨床検査技師が尿検体をスライドガラスにのせ、尿検体に含まれる有形成分を顕微鏡で目視する鏡検について記載されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
医学検査、66巻(2017)J-STAGE-1号、p18-50、日本臨床衛生検査技師会
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
臨床検査技師による尿沈渣検査では、例えば尿検体に細菌がいないか臨床検査技師が顕微鏡を用いて尿検体を目視して行うため、検査結果が得られるため時間を要することがある。
【0005】
したがって、例えばサイトメトリー法や画像処理方式を用いた尿中有形成分分析装置の開発が進められている。
【0006】
画像処理方式を用いた尿中有形成分分析装置は、尿検体に含まれる有形成分の画像を撮影し、各有形成分の形状や質感の特徴を認識して、尿検体に含まれる有形成分の種類を分析する一方、分析結果の確認のため、撮影した画像を臨床検査技師が使用する情報機器に送信することがある。
【0007】
したがって、すべての尿検体に対して最初から動画の撮影を行うと、動画のデータ量は静止画に比べて大きいため、撮影した画像の送信時間が長くなる。
【0008】
本開示は、細菌の有無を調べるためにすべての尿検体の画像を動画で撮影する場合と比較して、処理する画像のデータ量を削減することができる尿中有形成分分析装置の制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る制御方法は、セルに封入された検査対象の尿検体を撮影装置によって時系列に沿って撮影した複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きを検知した場合には、前記撮影装置によって前記尿検体の画像を動画で撮影し、動画として撮影した前記尿検体の画像を記憶装置に記憶すると共に、前記複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きが検知されない場合には、前記尿検体の画像を動画で撮影することなく、静止画として撮影した前記尿検体の画像を前記記憶装置に記憶する処理をコンピュータが実行する。
【0010】
また、本開示の一態様に係る制御方法は、尿定性検査における予め定めた検査項目の結果が、尿に細菌の存在が疑われる予め定めた条件を満たす場合、又は、前記検査項目の結果が前記予め定めた条件を満たさず、かつ、セルに封入された検査対象の尿検体を撮影装置によって時系列に沿って撮影した複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きを検知した場合には、前記撮影装置によって前記尿検体の画像を動画で撮影し、動画として撮影した前記尿検体の画像を記憶装置に記憶すると共に、前記検査項目の結果が前記予め定めた条件を満たさない場合において撮影した前記複数の静止画から前記尿検体に含まれる有形成分の動きが検知されない場合には、前記尿検体の画像を動画で撮影することなく、静止画として撮影した前記尿検体の画像を前記記憶装置に記憶する処理をコンピュータが実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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