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公開番号2025075721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187093
出願日2023-10-31
発明の名称ショベル、及びショベルの制御システム
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250508BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】省エネルギー化を実現する。
【解決手段】本開示の一態様に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回自在の搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、原動機と、当該ショベルの作業対象に応じて所定の状況と判定された場合、当該所定の状況ではない場合と比べて、前記原動機の回転数を下げるように構成されている制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回自在の搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
原動機と、
当該ショベルの作業対象に応じて所定の状況と判定された場合、当該所定の状況ではない場合と比べて、前記原動機の回転数を下げるように構成されている制御部と、
を備えるショベル。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記作業対象と、前記作業対象に対する前記アタッチメント又は前記上部旋回体の位置と、に基づいた前記所定の状況であると判定された場合、前記所定の状況ではない場合と比べて、前記原動機の回転数を下げるように構成されている、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記作業対象と、前記位置と、に基づいた前記所定の状況は、前記アタッチメントが前記作業対象の作業開始位置近傍に存在する場合、又は、前記上部旋回体が前記作業対象に対して作業を開始可能な角度まで旋回する場合、
である請求項2に記載のショベル。
【請求項4】
前記作業対象に応じて所定の状況は、前記アタッチメントが略水平面の形成を行う機能が有効な場合、又は、前記アタッチメントによる前記作業対象のふるい分け機能が有効な場合、
である請求項1に記載のショベル。
【請求項5】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回自在の搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
原動機と、
当該ショベルを設計情報に従って自動的に動作させる機能が有効な場合、且つ、前記ショベルが第1の状況である場合に、当該機能が有効でない場合と比べて、前記原動機の回転数を下げるように構成されている制御部と、
を備えるショベル。
【請求項6】
前記制御部は、前記ショベルの作業が前記第1の状況から第2の状況に切り替わったと判定された場合、前記第1の状況と比べて、前記原動機の回転数を上げるように構成されている、
請求項5に記載のショベル。
【請求項7】
前記第1の状況とは、前記アタッチメントの位置に応じた状況である、
請求項5に記載のショベル。
【請求項8】
前記アタッチメント又は前記上部旋回体の動作を行わせるための操作を受け付け可能な操作装置をさらに備え、
前記第1の状況とは、前記操作装置が受け付けた操作量が、前記操作装置が受け付け可能な最大の操作量と比べて小さい状況である、
請求項5に記載のショベル。
【請求項9】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回自在の搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
原動機と、を備えたショベルと、
当該ショベルの作業対象に基づいた条件を満たしたと判定された場合、当該条件を満たしていない場合と比べて、前記原動機の回転数を下げるように構成されている制御装置と、
を備えるショベルの制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ショベル、及びショベルの制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ショベルで作業を行う際に、スイッチの押し操作されると、マシンコントロール機能が有効になり、マシンコントロールが有効になっている間、掘削作業等をショベルに実行させることができる技術が提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-1547221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、掘削作業等を支援する際に、作業内容に応じてショベルのエンジンの回転数を調整することは考慮されていなかった。
【0005】
本発明の一態様は、作業内容に応じてエンジンの回転数を調整することで省エネルギー化を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回自在の搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、原動機と、当該ショベルの作業対象に応じて所定の状況と判定された場合、当該所定の状況ではない場合と比べて、前記原動機の回転数を下げるように構成されている制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、エンジンの回転数を調整することで省エネルギー化を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係るショベルの側面図である。
第1の実施形態に係るショベルの構成の一例を示すブロック図である。
第1の実施形態に係るショベルに搭載される油圧システムの構成例を示す図である。
第1の実施形態に係るアームシリンダの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
第1の実施形態に係るブームシリンダの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
第1の実施形態に係るバケットシリンダの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
第1の実施形態に係る旋回油圧モータの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
第1の実施形態に係るコントローラが状況に応じてエンジンの回転数を切り替える状況を示した説明図である。
第1の実施形態に係るコントローラが作業に応じてエンジン回転数を調整する処理手順を示したフローチャートである。
第1の実施形態に係るショベルにおける、操作者から受け付ける操作と、エンジン回転数と、の対応関係を示した図である。
第2の実施形態に係るショベルの遠隔支援システムの構成例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。また、以下で説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の又は対応する符号を付し、説明を省略することがある。
【0010】
以下、本発明の実施形態では、作業機械の一例としてショベルを用いる例について説明するが、ショベルに制限するものではない。建設機械、標準機、応用機、林業機械、又は油圧ショベルをベースとした搬送機械に適用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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