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公開番号
2025073312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183970
出願日
2023-10-26
発明の名称
電磁流量計
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01F
1/60 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約
【課題】電磁流量計は高精度であるが、検出器内部から磁束が漏れることがわかっている。そこで、外部への磁束漏れを防止する技術や、流量誤差を補正する技術もある。しかしながら、磁気シールドなどを設けても、磁束漏れを完全に防ぐことはできておらず、また、磁束漏れの程度を把握できないため、流量誤差の補正を正確に行うことは困難であった。そのため、流量誤差の補正を行うために、電磁流量計の検出器内部から漏れる磁束を測定することが求められる。そこで、流量誤差の補正を行うために、電磁流量計の検出器内部から漏れる磁束などを測定することを課題とする。
【解決手段】電磁流量計は、流量を測定するために接続される配管と励磁コイルとの間に、電磁流量計の内部から配管に漏れる磁束、磁束密度、および透磁率の少なくとも1つを測定するための少なくとも1つのセンサを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
流量を測定するために接続される配管と励磁コイルとの間に、電磁流量計の内部から前記配管に漏れる磁束、磁束密度、および透磁率の少なくとも1つを測定するための少なくとも1つのセンサを備える電磁流量計。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記センサは、前記内部に備えられる請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項3】
前記センサは、前記内部の前記励磁コイルとの距離が最短になる、前記配管と前記励磁コイルとの間に備えられる請求項2に記載の電磁流量計。
【請求項4】
前記センサは、前記電磁流量計の外部に備えられ、前記電磁流量計の変換器に接続される請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項5】
前記センサは、前記内部のフランジ部に備えられる請求項2に記載の電磁流量計。
【請求項6】
測定した前記磁束または前記磁束密度に基づいて、前記流量の補正演算を行う演算部を備える請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電磁流量計。
【請求項7】
測定した前記透磁率に基づいて、前記流量の補正演算を行う演算部を備える請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電磁流量計。
【請求項8】
前記補正演算で補正される流量特性は、流量ゼロ、流量スパン、および流量ノンリニア特性の少なくとも1つである請求項6に記載の電磁流量計。
【請求項9】
前記励磁コイルが発生させた磁界を測定管の内部に集約する帰還磁路と、
前記帰還磁路の機能を補助する帰還磁路補助部材と
を備える請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項10】
前記帰還磁路補助部材は、前記励磁コイルの管軸垂直方向における外径側に設置され、前記外径側への前記磁界の磁束の移動を遮断する請求項9に記載の電磁流量計。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁流量計に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁流量計は、励磁コイルに電流を流して測定管内に磁界を発生させ、測定管内を流れる導電性の流体の流速に比例して発生する起電力を計測し、計測された起電力から流量を測定するものであり、堅牢で高精度であるため工業的用途などで広く用いられている。
【0003】
電磁流量計は高精度であるが、検出器内部から磁束が漏れることがわかっており、磁束漏れによって測定管内の流路の磁界が低下するため、その分起電力が低下し、延いては流量にマイナス誤差が発生しまう問題がある。
【0004】
そこで、例えば、検出器内部に磁気シールドを設けたり、シールド性の高い磁気回路を用いたりするなどし、外部への磁束漏れを防止する技術がある。また、流量を測定するために接続される相手配管の透磁率などを設定するパラメータをユーザが設定することで、流量誤差を補正する技術もある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
特開2005-172645号公報
特開平9-145435号公報
特開平5-256674号公報
特開平3-175320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、磁気シールドなどを設けても、磁束漏れを完全に防ぐことはできておらず、また、磁束漏れの程度を把握できないため、流量誤差の補正を正確に行うことは困難であった。そのため、流量誤差の補正を行うために、電磁流量計の検出器内部から漏れる磁束を測定することが求められる。なお、流量誤差の補正を行うために測定される情報は、磁束の他、磁束密度や透磁率であってよい。
【0007】
本発明は、流量誤差の補正を行うために、電磁流量計の検出器内部から漏れる磁束などを測定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一側面にかかる電磁流量計は、流量を測定するために接続される配管と励磁コイルとの間に、電磁流量計の内部から配管に漏れる磁束、磁束密度、および透磁率の少なくとも1つを測定するための少なくとも1つのセンサを備える。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態によれば、流量誤差の補正を行うために、電磁流量計の検出器内部から漏れる磁束などを測定できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態にかかる磁気センサ8を備える電磁流量計100の構成例を示す図である。
本実施形態にかかる磁気センサ8を備える電磁流量計100の一例を示す図である。
本実施形態にかかる電磁流量計100の検出器内部13の一例を示す図である。
本実施形態にかかる電磁流量計100の外部に磁気センサ8を備える場合の一例を示す図である。
本実施形態にかかる流量測定処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態にかかる電磁流量計100の別例1を示す図である。
本実施形態にかかる帰還磁路カバー14の一例を示す図である。
本実施形態にかかる電磁流量計100の別例2を示す図である。
本実施形態にかかる帰還磁路シート15の一例を示す図である。
本実施形態にかかる帰還磁路シート15の別例1を示す図である。
本実施形態にかかる帰還磁路シート15の別例2を示す図である。
本実施形態にかかる電磁流量計100のハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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