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公開番号
2025073216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183790
出願日
2023-10-26
発明の名称
レーダ搭載車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G01S
7/03 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両の意匠に影響を与えずにレーダへの水掛かりを抑制する。
【解決手段】フロントバンパカバー14に設けられた開口18と、開口18の車両後方に配置されたレーダ30と、開口18を塞ぐ閉止板20であって、レーダ30が照射する電波が透過する閉止板20と、閉止板20の上部に取付けられ、車両後方に延びてレーダ30の上方を覆う水切りカバー40と、を備えるレーダ搭載車両100であって、水切りカバー40は、幅方向に延びて水を幅方向に導く溝47L、47Rを上面に有し、溝47L、47Rは、水切りカバー40の幅方向中央から幅方向外側に向かうにつれて下方向に傾斜している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
バンパカバーに設けられた開口と、
前記開口より車両内部に配置されたレーダと、
前記開口を塞ぐ閉止板であって、前記レーダが前記開口を通して車両外側に向かって照射する電波が透過する閉止板と、
前記閉止板の上部に取付けられ、車両内部に延びて前記レーダの上方を覆う水切りカバーと、を備えるレーダ搭載車両であって、
前記水切りカバーは、幅方向に延びて水を幅方向に導く溝を上面に有し、
前記溝は、前記水切りカバーの幅方向中央から幅方向外側に向かうにつれて下方向に傾斜していること、
を特徴とするレーダ搭載車両。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のレーダ搭載車両であって、
前記溝は、前記水切りカバーの幅方向中央から幅方向外側に向かうにつれて、溝幅が広くなること、
を特徴とするレーダ搭載車両。
【請求項3】
請求項2に記載のレーダ搭載車両であって、
前記水切りカバーの前記上面は、前記溝に向かうにつれて下方向に傾斜していること、
を特徴とするレーダ搭載車両。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のレーダ搭載車両であって、
前記閉止板は、上端部が車両外側に向かって傾斜するように前記バンパカバーに取り付けられ、
前記水切りカバーは、前記閉止板の車両内部側の面の上方を覆うこと、
を特徴とするレーダ搭載車両。
【請求項5】
請求項4に記載のレーダ搭載車両であって、
前記開口の上縁部の下端が前記溝の中に入り込んでいること、
を特徴とするレーダ搭載車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーダ搭載車両の構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、先行する走行車両を電波で検知するレーダを搭載した車両が用いられている。しかし、レーダの電波が透過する部分に水が存在すると、レーダの受信電力が低下して車両前方の状況を正しく把握できない場合がある。これに対しては、特許文献1に記載のミリ波レーダユニットのように、外部から水が入り込まないような密閉構造とする構造が提案されている。また、特許文献2には、ミリ波レーダの電波の照射領域を囲むように防水カバーを取り付けてミリ波レーダに水が掛からないようにする構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-67301号公報
特開2009-300390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載されたミリ波レーダユニットでは、電波を透過させるカバーが車両の前面の意匠を構成するので複数の車両に用いることが難しいという問題があった。また、特許文献2に記載の構造では、防水カバーの内部に水が進入する場合があり、レーダの水掛かり防止には、改善の余地があった。
【0005】
そこで、本開示は、車両の意匠に影響を与えずにレーダへの水掛かりを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のレーダ搭載車両は、バンパカバーに設けられた開口と、前記開口より車両内部に配置されたレーダと、前記開口を塞ぐ閉止板であって、前記レーダが前記開口を通して車両外側に向かって照射する電波が透過する閉止板と、前記閉止板の上部に取付けられ、車両内部に延びて前記レーダの上方を覆う水切りカバーと、を備えるレーダ搭載車両であって、前記水切りカバーは、幅方向に延びて水を幅方向に導く溝を上面に有し、前記溝は、前記水切りカバーの幅方向中央から幅方向外側に向かうにつれて下方向に傾斜していること、を特徴とする。
【0007】
これにより、開口の上縁部から下方向に流れる水を水切りカバーの上面の溝に沿って幅方向外側に流し、水切りカバーの側端から下方向に落下させるので、レーダへの水掛かりを抑制することができる。また、水切りカバーは車両の意匠を構成する閉止板と別体で構成されるので、車両の意匠に影響を与えずに、レーダへの水掛かりを抑制することができる。
【0008】
本開示のレーダ搭載車両において、前記溝は、前記水切りカバーの幅方向中央から幅方向外側に向かうにつれて、幅が広くなるようにしてもよい。
【0009】
これにより、水が溝から溢れないように水を水切りカバーの側端まで導くことができる。このため、レーダへの水掛かりをより効果的に抑制することができる。
【0010】
本開示のレーダ搭載車両において、前記水切りカバーの前記上面は、前記溝に向かうにつれて下方向に傾斜するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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