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公開番号
2025071951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182393
出願日
2023-10-24
発明の名称
液晶素子、プロジェクター及びヘッドアップディスプレイ
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02F
1/1337 20060101AFI20250430BHJP(光学)
要約
【課題】本発明は、基板の表面に無機配向膜を備える液晶素子において、小さなプレチルトを安定して形成することを課題とする。
【解決手段】第一の基板と、第二の基板と、前記第一の基板と前記第二の基板の間に挟持された液晶層とを備える液晶素子であって、前記第一の基板及び/又は前記第二の基板の表面に無機配向膜を備え、前記液晶層に誘電率異方性(Δε)が正である液晶組成物を含み、前記液晶組成物が、ピリミジン化合物を含む液晶素子である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
第一の基板と、
第二の基板と、
前記第一の基板と前記第二の基板の間に挟持された液晶層と
を備える液晶素子であって、
前記第一の基板及び/又は前記第二の基板の表面に無機配向膜を備え、
前記液晶層に誘電率異方性(Δε)が正である液晶組成物を含み、
前記液晶組成物が、ピリミジン化合物を含む液晶素子。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記ピリミジン化合物が、下記一般式(P)
TIFF
2025071951000069.tif
24
77
(一般式(P)中、
R
P1
は、炭素原子数1~20のアルキル基を表し、
S
P1
は、それぞれ独立して、水素原子又はハロゲン原子を表し、
n
P1
は、0~1の整数を表す。)
で表される化合物である請求項1に記載の液晶素子。
【請求項3】
前記無機配向膜における無機成分が、酸化ケイ素(SiO
2
)及び酸化アルミニウム(Al
2
O
3
)からなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の液晶素子。
【請求項4】
前記液晶組成物がカイラル剤を含む請求項1~3のいずれか一項に記載の液晶素子。
【請求項5】
d/pが、0.001~0.40である請求項4に記載の液晶素子。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の液晶素子を用いたプロジェクター。
【請求項7】
請求項1~5のいずれか一項に記載の液晶素子を用いたヘッドアップディスプレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶素子、プロジェクター及びヘッドアップディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
小型で高精細な画像が得られる液晶素子としてLCOS(Liquid Crystal on Silicon)素子が知られている。基本的に投射型で用いられるLCOS素子だが、プロジェクターや車載用のHUD(Head Up Display)に用いる場合には、非常に強い光が液晶素子に入射するために、一般的な配向膜に使用されるポリイミド樹脂よりも耐光性の高い無機配向膜が用いられている。このようなLCOS素子としては、例えば特許文献1が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-206212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、無機配向膜は、SiO
2
等の斜方蒸着で形成されるために、垂直配向モードのような大きなプレチルト角制御は容易であるが、水平配向モードのような小さなプレチルト角を安定して形成できない。
本発明は、基板の表面に無機配向膜を備える液晶素子において、小さなプレチルト角を安定して形成することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、鋭意検討した結果、基板の表面に無機配向膜を備える液晶素子において、液晶層を構成する液晶組成物が、ピリミジン化合物を含有することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
上記課題を解決する本発明の構成の一例としては、以下の通りである。
【0006】
項1.第一の基板と、
第二の基板と、
前記第一の基板と前記第二の基板の間に挟持された液晶層と
を備える液晶素子であって、
前記第一の基板及び/又は前記第二の基板の表面に無機配向膜を備え、
前記液晶層に誘電率異方性(Δε)が正である液晶組成物を含み、
前記液晶組成物が、ピリミジン化合物を含む液晶素子。
【0007】
項2.前記ピリミジン化合物が、下記一般式(P)
【0008】
TIFF
2025071951000001.tif
24
77
(一般式(P)中、
R
P1
は、炭素原子数1~20のアルキル基を表し、
S
P1
は、それぞれ独立して、水素原子又はハロゲン原子を表し、
n
P1
は、0~1の整数を表す。)
で表される化合物である項1に記載の液晶素子。
【0009】
項3.前記無機配向膜における無機成分が、酸化ケイ素(SiO
2
)及び酸化アルミニウム(Al
2
O
3
)からなる群から選ばれる1種又は2種以上である項1又は2に記載の液晶素子。
【0010】
項4.前記液晶組成物がカイラル剤を含む項1~3のいずれか一項に記載の液晶素子。
(【0011】以降は省略されています)
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