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公開番号2025066826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2025013394,2020202228
出願日2025-01-29,2020-12-04
発明の名称照明方法、照明装置、移動体および建物システム
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B60Q 1/50 20060101AFI20250416BHJP(車両一般)
要約【課題】建物内で、人やロボット等の対象に対し移動体の存在を知らせる方法を提供する。
【解決手段】照明方法は、第1領域S1に存在する対象90に対し、第1領域に隣接し且つ移動体20が往来する第2領域S2に移動体が接近していることを知らせる照明方法である。照明方法は、第2領域を含み移動体の移動方向における前方及び後方の少なくとも一方に位置する範囲Sに、パターンPを照明する工程を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
第１領域に存在する対象に対し、前記第１領域に隣接し且つ移動体が往来する第２領域に移動体が接近していることを知らせる照明方法であって、
前記第２領域を含み前記移動体の移動方向における前方及び後方の少なくとも一方に位置する範囲に、パターンを投影する工程を含む、照明方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、照明方法、照明装置、移動体および建物システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１では、人がいる建物内で移動体が移動する。昨今では、建物内に移動可能なロボットが置かれることもある。人やロボットが移動中の移動体の存在に気付いていない場合、移動体が人やロボットに接触し得る。倉庫や工場には、物品や、物品を保管する保管装置、加工装置、包装装置等の設備が設置され得る。物品や設備等は、移動体の直視を遮る障害物となる。したがって、倉庫や工場等では、上述の接触の不具合がより深刻となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１８４０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、以上の点を考慮してなされた。本開示は、人やロボット等の対象に対し移動体の存在を知らせることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示による第１の照明方法は、
第１領域に存在する対象に対し、前記第１領域に隣接し且つ移動体が往来する第２領域に移動体が接近していることを知らせる照明方法であって、
前記第２領域を含み前記移動体の移動方向における前方及び後方の少なくとも一方に位置する範囲に、パターンを投影する工程を含む。
【０００６】
本開示による第１の照明方法において、
前記第１領域から前記第２領域を直視することができ、
前記投影する工程において、前記移動体は前記第１領域からの直視を遮られた第３領域を移動してもよい。
【０００７】
本開示による第２の照明方法は、
移動体の直視を遮られる位置に存在する対象に対し、前記移動体の存在を知らせる照明方法であって、
前記位置から直視できる領域を含み前記移動体の移動方向における前方及び後方の少なくとも一方に位置する範囲に、パターンを投影する工程を含む。
【０００８】
本開示による第３の照明方法は、
移動体の周囲に存在する対象に対し、移動体の存在を知らせる照明方法であって、
前記移動体の移動方向における前方及び後方の少なくとも一方に位置する範囲に、パターンを投影する工程を含む。
【０００９】
本開示によるいずれかの照明方法において、
前記パターンは、前記移動体の移動方向に離間した三以上の要素パターンを含み、
前記移動方向に隣り合う二つの要素パターンの前記移動方向への間隔は、前記移動方向において前記移動体から離間するにつれて、大きくなってもよく又は小さくなってもよい。
【００１０】
本開示によるいずれかの照明方法において、
前記パターンは、前記移動体の移動方向に離間した三以上の要素パターンを含み、
前記移動方向に隣り合う二つの要素パターンの前記移動方向への配列ピッチは、前記移動方向において前記移動体から離間するにつれて、大きくなってもよく又は小さくなってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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