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公開番号2025066203
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2022047357
出願日2022-03-23
発明の名称自動植毛装置及び自動植毛装置用の毛髪材束
出願人株式会社カネカ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A41G 3/00 20060101AFI20250416BHJP(衣類)
要約【課題】ストッカ内の毛髪材の一部が取出口から外部に突出してしまうのを防止することが可能な自動植毛装置及び自動植毛装置用の毛髪材束を提供する。
【解決手段】自動植毛装置120は、取出口42を有し、当該取出口42を跨ぐように複数の毛髪材100aが配置されるストッカ40であって、当該取出口42から前記複数の毛髪材100aのうちの一部の毛髪材100aが引出鉤針30により取り出されるストッカ40と、複数の毛髪材100aのうちのストッカ40から引き出される毛髪材100a以外の毛髪材100aの少なくとも一部を押圧する結束部材110と、を備える。
【選択図】図23
特許請求の範囲【請求項1】
取出口を有し、当該取出口を跨ぐように複数の毛髪材が配置されるストッカであって、当該取出口から前記複数の毛髪材のうちの一部の毛髪材が引出鉤針により取り出されるストッカと、
前記複数の毛髪材の長手方向に直交する方向に前記複数の毛髪材のうちの少なくとも一部を押圧する押圧部であって、前記複数の毛髪材のうちの前記ストッカから引き出される毛髪材以外の毛髪材の少なくとも一部を押圧する押圧部と、を備える、自動植毛装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記取出口は、前記ストッカの底部に形成されており、
前記押圧部は、前記ストッカの底部に向かって、前記ストッカから引き出される毛髪材以外の毛髪材の少なくとも一部を押圧する、請求項1に記載の自動植毛装置。
【請求項3】
前記押圧部は、前記複数の毛髪材からなる毛髪材束に対して、当該毛髪材束の外周から径方向内側に向かって押圧する、請求項1または2に記載の自動植毛装置。
【請求項4】
前記押圧部は、前記毛髪材束を結束する弾性部材を含む、請求項3に記載の自動植毛装置。
【請求項5】
前記押圧部は、前記取出口に対して前記長手方向の一方側に配置された一方押圧部材と、前記取出口に対して前記長手方向の他方側に配置された他方押圧部材と、を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の自動植毛装置。
【請求項6】
取出口を有し、当該取出口を跨ぐように複数の毛髪材が配置されるストッカであって、当該取出口から前記複数の毛髪材のうちの一部の毛髪材が引出鉤針により取り出されるストッカを備える自動植毛装置用の毛髪材束であって、
前記ストッカに配置される前記複数の毛髪材と、
前記複数の毛髪材を結束する弾性部材と、を備える、自動植毛装置用の毛髪材束。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動植毛装置及び自動植毛装置用の毛髪材束に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、植毛ネットに毛髪材を結び付けて植毛する自動植毛装置が知られている。このような自動植毛装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1の自動植毛装置は、複数の毛髪材が収容されるストッカと、植毛ネットが展開されたエキセンと、第1鉤針と、第2鉤針とを備える。第2鉤針は、ストッカの取出口から毛髪材を引き出す。そして、第1鉤針は、引き出された毛髪材を捕捉し、当該毛髪材をエキセンに展開された植毛ネットに結び付けて植毛する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6533350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1の自動植毛装置では、取出口から第2鉤針により引き出された毛髪材による摩擦によって、当該毛髪材以外のストッカ内の毛髪材の一部が取出口から外部に突出してしまう場合がある。取出口から一部が突出した毛髪材は、第2鉤針が捕捉できずにストッカ内に残存してしまうか、または、取出口から毛髪材が脱落して第2鉤針や自動植毛装置内の機器と干渉してしまい、植毛の不良の原因となる。
【0006】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ストッカ内の毛髪材の一部が取出口から外部に突出してしまうのを防止することが可能な自動植毛装置及び自動植毛装置用の毛髪材束を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、以下に開示する自動植毛装置は、取出口を有し、当該取出口を跨ぐように複数の毛髪材が配置されるストッカであって、当該取出口から前記複数の毛髪材のうちの一部の毛髪材が引出鉤針により取り出されるストッカと、前記複数の毛髪材の長手方向に直交する方向に前記複数の毛髪材のうちの少なくとも一部を押圧する押圧部であって、前記複数の毛髪材のうちの前記ストッカから引き出される毛髪材以外の毛髪材の少なくとも一部を押圧する押圧部と、を備える。
【0008】
また、自動植毛装置用の毛髪材束は、取出口を有し、当該取出口を跨ぐように複数の毛髪材が配置されるストッカであって、当該取出口から前記複数の毛髪材のうちの一部の毛髪材が引出鉤針により取り出されるストッカを備える自動植毛装置用の毛髪材束であって、前記ストッカに配置される前記複数の毛髪材と、前記複数の毛髪材を結束する弾性部材と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
上記の構成によれば、押圧部又は弾性部材により、ストッカから引き出される毛髪材以外の毛髪材の少なくとも一部が押圧されるので、ストッカから引き出される毛髪材との摩擦により引きずられて、他の毛髪材が取出口から突出してしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、自動植毛装置120の構造を奥行方向に見た模式図である。
図2は、自動植毛装置120の構造を後方から見た模式図である。
図3は、自動植毛装置120の第1動作から第4動作を示す図であって、自動植毛装置120の構造を奥行方向に見た模式図である。
図4は、図3の一部を拡大した拡大図である。
図5は、自動植毛装置120の第1動作から第4動作を示す図であって、自動植毛装置120の構造を後方から見た模式図である。
図6は、自動植毛装置120の第5動作を示す図である。
図7は、自動植毛装置120の第6動作及び第7動作を示す図である。
図8は、図7の一部を拡大した拡大図である。
図9は、自動植毛装置120の第8動作及び第9動作を示す図である。
図10は、図9の一部を拡大した拡大図である。
図11は、自動植毛装置120の第10動作を示す図である。
図12は、図11の一部を拡大した拡大図である。
図13は、自動植毛装置120の第11動作を示す図である。
図14は、自動植毛装置120の第12動作及び第13動作を示す図である。
図15は、図14の一部を拡大した拡大図である。
図16は、自動植毛装置120の第14動作を示す図である。
図17は、図16の一部を拡大した拡大図である。
図18は、自動植毛装置120の第15動作を示す図である。
図19は、図18の一部を拡大した拡大図である。
図20は、自動植毛装置120の第16動作から第18動作を示す図である。
図21Aは、引出鉤針30側から見た結び目100cを示す図である。
図21Bは、植毛鉤針20側から見た結び目100cを示す図である。
図22は、第1実施形態による毛髪材束100b及びストッカ40の構成を示す平面図である。
図23は、図22のA-A線に沿った断面図である。
図24は、毛髪材束100bの短手方向に沿った毛髪材束100bの断面図である。
図25は、毛髪材100aの本数が減少した状態の毛髪材束100bを示す平面図である。
図26は、第2実施形態による自動植毛装置300のストッカ40の平面図である。
図27は、図26をB-B線に沿った断面図である。
図28は、第3実施形態による自動植毛装置400の構成を示す図である。
図29は、第1~第3実施形態の変形例による毛髪材束500bの構成を説明するための平面図である。
図30は、第1~第3実施形態の変形例による押圧部610及びストッカ640の構成を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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