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公開番号2025058813
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023212579
出願日2023-12-15
発明の名称変性ポリエチレンテレフタレート共重合体及びその調製方法
出願人南亞塑膠工業股分有限公司,NAN YA PLASTICS CORPORATION
代理人個人
主分類C08G 63/183 20060101AFI20250401BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】エンジニアリングプラスチックとして用いられる場合の耐熱性や透明性を向上させた変性ポリエチレンテレフタレート共重合体およびその調製方法を提供する。
【解決手段】断片1、断片2、及び断片3として示す3つの断片を含む変性ポリエチレンテレフタレート共重合体であり、断片1はポリエチレンテレフタレート構造単位であり、断片2及び断片3は特定の構造から選択されるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
断片1、断片2、及び断片3の3つの断片を含み、
JPEG
2025058813000011.jpg
86
107
上記断片2において、R

は式A1、式A2、及び式A3のうちの1つの連結基であり、
JPEG
2025058813000012.jpg
90
74
前記断片3において、R

は式B1、式B2、及び式B3のうちの1つの連結基である、
JPEG
2025058813000013.jpg
132
88
変性ポリエチレンテレフタレート共重合体。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記断片1のモル比は、前記断片2のモル比及び前記断片3のモル比よりも大きい、
請求項1に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体。
【請求項3】
前記断片1のモル比は、前記断片2及び前記断片3の合計モル比以上である、
請求項2に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体。
【請求項4】
前記断片2と前記断片3のモル比は1:3~2:1である、
請求項2に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体。
【請求項5】
前記断片2におけるR

は前記式A3の連結基であり、前記断片3におけるR

は前記式B1の連結基である、
請求項1に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体。
【請求項6】
式A1-1、式A2-1、及び式A3-1のうちの少なくとも1つのジオールと、式B1-1、式B2-1、及び式B-3のうちの少なくとも1つの二塩基酸とにエステル化反応を行うことと、
前記エステル化反応後のエステル化生成物とジメチルテレフタレートに予備重合反応を行うことと、
前記予備重合反応後の予備重合生成物に重合反応を行うことと
を含む、
変性ポリエチレンテレフタレート共重合体の調製方法。
JPEG
2025058813000014.jpg
229
94
【請求項7】
前記エステル化反応を行うときの気圧は前記予備重合反応を行うときの気圧よりも高く、前記予備重合反応を行うときの前記気圧は前記重合反応を行うときの気圧よりも高い、
請求項6に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体の調製方法。
【請求項8】
前記エステル化反応を行うときの温度は150℃~300℃である、及び/又は、前記エステル化反応を行う時間は1時間~3時間である、
請求項6に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体の調製方法。
【請求項9】
前記予備重合反応を行うときの温度は200℃~300℃である、及び/又は、前記予備重合反応を行う時間は1時間~3時間である、
請求項6に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体の調製方法。
【請求項10】
前記重合反応を行うときの温度は250℃~350℃である、及び/又は、前記予備重合反応を行う時間は1時間~2時間である、
請求項6に記載の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体の調製方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は重合体及びその調製方法に関するものであり、特に、変性ポリエチレンテレフタレート共重合体及びその調製方法に関するものである。
続きを表示(約 760 文字)【背景技術】
【0002】
ポリエチレンテレフタレート(PET)は、テレフタル酸とエチレングリコールの縮合反応から成る。ポリエチレンテレフタレートは、高強度、高剛性、良好な耐熱性、耐薬品性、及び電気絶縁性能を有し、よってポリエチレンテレフタレートは、繊維、フィルム、飲料ボトルといった分野で広く応用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のポリエチレンテレフタレートがエンジニアリングプラスチックとして用いられる場合、耐熱性が不十分であることや透明性を兼ね備えることができないといった問題に度々遭遇する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、特定の断片を含む変性ポリエチレンテレフタレート共重合体を提供する。
【0005】
本発明の変性ポリエチレンテレフタレート共重合体は、下記の断片1、断片2、断片3の3つの断片を含む。
【0006】
JPEG
2025058813000002.jpg
85
108
【0007】
断片2において、R

は下記の式A1、式A2、式A3のうちの1つの連結基である。
【0008】
JPEG
2025058813000003.jpg
89
75
【0009】
断片3において、R

は下記の式B1、式B2、式B3のうちの1つの連結基である。
【0010】
JPEG
2025058813000004.jpg
130
86
(【0011】以降は省略されています)

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