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公開番号
2025056593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166167
出願日
2023-09-27
発明の名称
作業内容特定システム、作業内容特定方法及びプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20250401BHJP(計算;計数)
要約
【課題】効率的に作業者の作業内容を特定できること。
【解決手段】連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するための作業内容特定システムは、作業者が前記要素作業を行った際の作業者の状態を示すセンサ情報を取得する情報取得手段と、各要素作業を特定するための各要素作業の判定用モデルを夫々記憶する記憶手段と、情報取得手段により取得された作業者のセンサ情報と、記憶手段により記憶された各要素作業の判定用モデルと、を夫々比較することで、作業者が行っている要素作業を特定する作業特定手段と、作業特定手段が比較を行う際の各要素作業の判定用モデルの優先度を夫々設定する優先度設定手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するための作業内容特定システムであって、
作業者が前記要素作業を行った際の該作業者の状態を示すセンサ情報を取得する情報取得手段と、
前記各要素作業を特定するための該各要素作業の判定用モデルを夫々記憶する記憶手段と、
前記情報取得手段により取得された作業者のセンサ情報と、前記記憶手段により記憶された各要素作業の判定用モデルと、を夫々比較することで、作業者が行っている要素作業を特定する作業特定手段と、
前記作業特定手段が前記比較を行う際の前記各要素作業の判定用モデルの優先度を夫々設定する優先度設定手段と、
を備える、作業内容特定システム。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
請求項1記載の作業内容特定システムであって、
前記作業特定手段は、前記優先度設定手段により設定された優先度の高い前記要素作業の判定用モデルから順に、前記情報取得手段により取得された作業者のセンサ情報と、比較を行い、該要素作業の判定用モデルと、該作業者のセンサ情報とが一致した場合に、該一致した判定用モデルの要素作業を前記作業者が行っている作業内容として特定する、作業内容特定システム。
【請求項3】
請求項2記載の作業内容特定システムであって、
前記一連作業において、前記各要素作業の次に行う前記各要素作業の確率値が夫々、予め設定されており、
前記優先度設定手段は、前記確率値の高い前記要素作業の判定用モデルの前記優先度を高く設定する、
作業内容特定システム。
【請求項4】
連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するための作業内容特定方法であって、
作業者が前記要素作業を行った際の該作業者の状態を示すセンサ情報を取得するステップと、
前記各要素作業を特定するための該各要素作業の判定用モデルを夫々記憶するステップと、
前記取得された作業者のセンサ情報と、前記記憶された各要素作業の判定用モデルと、を夫々比較することで、作業者が行っている要素作業を特定するステップと、
前記比較を行う際の前記各要素作業の判定用モデルの優先度を設定するステップと、
を含む、作業内容特定方法。
【請求項5】
連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するためのプログラムであって、
作業者が前記要素作業を行った際の該作業者の状態を示すセンサ情報を取得する処理と、
前記取得された作業者のセンサ情報と、前記各要素作業を特定するための判定用モデルと、を夫々比較することで、作業者が行っている要素作業を特定する処理と、
前記比較を行う際の前記各要素作業の判定用モデルの優先度を設定する処理と、
をコンピュータに実行させる、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業内容を特定する作業内容特定システム、作業内容特定方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
作業者のセンサ情報などに基づいて作業者の作業内容を特定するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-41811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、作業者のセンサ情報と、各作業の判定用モデルと、が夫々比較されることで、作業者が行っている作業内容が特定される。このとき、作業者のセンサ情報と、各作業の判定用モデルと、をランダムの順で比較を行うと、計算の無駄が発生し効率が良くない。
【0005】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、効率的に作業者の作業内容を特定できる、作業内容特定システム、作業内容特定方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本開示の一態様は、
連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するための作業内容特定システムであって、
作業者が前記要素作業を行った際の該作業者の状態を示すセンサ情報を取得する情報取得手段と、
前記各要素作業を特定するための該各要素作業の判定用モデルを夫々記憶する記憶手段と、
前記情報取得手段により取得された作業者のセンサ情報と、前記記憶手段により記憶された各要素作業の判定用モデルと、を夫々比較することで、作業者が行っている要素作業を特定する作業特定手段と、
前記作業特定手段が前記比較を行う際の前記各要素作業の判定用モデルの優先度を夫々設定する優先度設定手段と、
を備える、作業内容特定システム
である。
この一態様において、前記作業特定手段は、前記優先度設定手段により設定された優先度の高い前記要素作業の判定用モデルから順に、前記情報取得手段により取得された作業者のセンサ情報と、比較を行い、該要素作業の判定用モデルと、該作業者のセンサ情報とが一致した場合に、該一致した判定用モデルの要素作業を前記作業者が行っている作業内容として特定してもよい。
この一態様において、前記一連作業において、前記各要素作業の次に行う前記各要素作業の確率値が夫々、予め設定されており、前記優先度設定手段は、前記確率値の高い前記要素作業の判定用モデルの前記優先度を高く設定してもよい。
上記目的を達成するための本開示の一態様は、
連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するための作業内容特定方法であって、
作業者が前記要素作業を行った際の該作業者の状態を示すセンサ情報を取得するステップと、
前記各要素作業を特定するための該各要素作業の判定用モデルを夫々記憶するステップと、
前記取得された作業者のセンサ情報と、前記記憶された各要素作業の判定用モデルと、を夫々比較することで、作業者が行っている要素作業を特定するステップと、
前記比較を行う際の前記各要素作業の判定用モデルの優先度を設定するステップと、
を含む、作業内容特定方法
である。
上記目的を達成するための本開示の一態様は、
連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するためのプログラムであって、
作業者が前記要素作業を行った際の該作業者の状態を示すセンサ情報を取得する処理と、
前記取得された作業者のセンサ情報と、前記各要素作業を特定するための判定用モデルと、を夫々比較することで、作業者が行っている要素作業を特定する処理と、
前記比較を行う際の前記各要素作業の判定用モデルの優先度を設定する処理と、
をコンピュータに実行させる、プログラム
である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、効率的に作業者の作業内容を特定できる、作業内容特定システム、作業内容特定方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る作業内容特定システムの概略的なシステム構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る作業内容特定方法のフローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る作業内容特定システムの概略的なシステム構成を示すブロック図である。本実施形態に係る作業内容特定システム1は、連続する複数の要素作業からなる一連作業において、作業者が行っている作業内容を特定するための装置である。要素作業は、例えば、部品などを取り出す取出し作業、ボルト、ナットなどを締付ける締付け作業、部品などを嵌合する嵌合作業、部品などを嵌め込む嵌込み作業などを含む。作業者は、例えば、製造ライン上で作業を行う作業者などである。
【0010】
例えば、過去のnサイクルの一連作業が観測され、このnサイクルの一連作業が同じ作業だった場合に、その一連作業を標準作業とする。そして、作業内容特定システム1は、この標準作業において、作業者が行っている作業内容を特定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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