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公開番号
2025056515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166040
出願日
2023-09-27
発明の名称
乳幼児用スリーパー及び布部材
出願人
西川株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A41B
13/06 20060101AFI20250401BHJP(衣類)
要約
【課題】容易に着心地を調整できる乳幼児用スリーパー及び布部材を提供する。
【解決手段】スリーパー1は、仮想線に対して対称な形状を有する第1布部21と、第3方向D3に第1布部21と重ねられ、仮想線に対して対称な形状を有する第2布部31と、第1布部21及び第2布部31の一方を他方に対して着脱可能に接合する複数の接合部4と、を備える。複数の接合部4は、仮想線よりも第2方向D2の一方側に設けられた第1接合部41と、仮想線よりも第2方向D2の他方側に設けられた第2接合部42と、を含む。第1接合部41は、第1固定部材22と、第1被固定部材33と、を含む。第2接合部42は、第2固定部材32と、第2被固定部材23と、を含む。第1布部21と第2布部31との間には収容空間Sが形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乳幼児の身体の少なくとも一部を収容するための乳幼児用スリーパーであって、
第1方向及び前記第1方向と交差する第2方向に延び、前記第1方向に延びる仮想線に対して対称な形状を有する第1布部と、
前記第1方向及び前記第2方向に延び、前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向に前記第1布部と重ねられ、前記仮想線に対して対称な形状を有する第2布部と、
前記第1布部及び前記第2布部の一方を他方に対して着脱可能に接合する複数の接合部と、を備え、
前記複数の接合部は、
前記第1布部及び前記第2布部における前記仮想線よりも前記第2方向の一方側に設けられた第1接合部と、
前記第1布部及び前記第2布部における前記仮想線よりも前記第2方向の他方側に設けられた第2接合部と、を含み、
前記第1接合部は、
前記第1布部に設けられた第1固定部材と、
前記第2布部に設けられ、前記第1固定部材が固定される第1被固定部材と、を含み、
前記第2接合部は、
前記第2布部に設けられた第2固定部材と、
前記第1布部に設けられ、前記第2固定部材が固定される第2被固定部材と、を含み、
前記第1固定部材が前記第1被固定部材に固定され、かつ、前記第2固定部材が前記第2被固定部材に固定された状態において、前記第1布部と前記第2布部との間には、前記乳幼児の身体の少なくとも一部が収容される収容空間が形成されている、
乳幼児用スリーパー。
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【請求項2】
前記仮想線よりも前記第2方向の一方側において、前記第1布部の周縁部に沿って複数の前記第1固定部材が設けられており、
前記仮想線よりも前記第2方向の一方側において、前記第2布部の周縁部に沿って複数の前記第1被固定部材が設けられており、
前記仮想線よりも前記第2方向の他方側において、前記第2布部の周縁部に沿って複数の前記第2固定部材が設けられており、
前記仮想線よりも前記第2方向の他方側において、前記第1布部の周縁部に沿って複数の前記第2被固定部材が設けられている、
請求項1に記載の乳幼児用スリーパー。
【請求項3】
前記第1布部及び前記第2布部の周縁部に沿って互いに隣接する2つの前記接合部の間には、前記乳幼児の身体の一部が通される開口部が形成される、
請求項1又は2に記載の乳幼児用スリーパー。
【請求項4】
前記収容空間に前記乳幼児の身体の少なくとも一部が収容されたときに前記乳幼児の両脚の間に位置する股部が形成されており、
前記股部は、1つの前記第1接合部と、1つの前記第2接合部と、を含む、
請求項1又は2に記載の乳幼児用スリーパー。
【請求項5】
前記第1固定部材及び前記第2固定部材は、スナップボタンのオスであり、
前記第1被固定部材及び前記第2被固定部材は、前記スナップボタンのメスである、
請求項1又は2に記載の乳幼児用スリーパー。
【請求項6】
乳幼児の身体の少なくとも一部を収容するための乳幼児用スリーパーを構成する布部材であって、
第1方向及び前記第1方向と交差する第2方向に延び、前記第1方向に延びる仮想線に対して対称な形状を有する布部と、
前記布部における前記仮想線よりも前記第2方向の一方側に設けられ、前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向に重ねられる他の布部材に着脱可能に接合する固定部材と、
前記布部における前記仮想線よりも前記第2方向の他方側に設けられ、前記他の布部材が着脱可能に接合される被固定部材と、を備え、
前記固定部材が前記他の布部材に固定され、かつ、前記被固定部材に前記他の布部材が固定された状態において、前記他の布部材との間に、前記乳幼児の身体の少なくとも一部が収容される収容空間が形成されている、
布部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乳幼児用スリーパー及び布部材に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2008-38316号公報には、乳児の肩から股下までを少なくとも覆う前身頃及び後身頃により構成された衣服本体を備える乳児用衣服が記載されている。前身頃には、乳児の身の丈の方向に並ぶ着替え留め具が設けられており、前身頃が左右に開閉可能とされている。乳児用衣服を乳児に着せる場合には、前身頃を上に向けて衣服本体を床に置き、前身頃を開いて後身頃の内側に乳児を仰向けにして載せる。その後、乳児の身体の前方において着替え留め具を閉めることで、乳児用衣服を乳児に着せることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-38316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乳幼児の身体の少なくとも一部を収容する乳幼児用スリーパーにおいては、季節に応じて容易にかつ部分的に着心地を調整することが求められる場合がある。例えば、冷房が効いている空間では、背中の部分は冷やして腹部の部分は保温したいということが生じうる。しかし、前述した乳児用衣服では、衣服本体の一部を、別の素材又は厚さを有する布部に変更することはできず、乳児用衣服の着心地を部分的に変更することが困難である。したがって、着心地を調整することが困難となりうる。
【0005】
本開示は、容易に着心地を調整できる乳幼児用スリーパー及び布部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る乳幼児用スリーパーは、(1)乳幼児の身体の少なくとも一部を収容するための乳幼児用スリーパーである。乳幼児用スリーパーは、第1方向及び第1方向と交差する第2方向に延び、第1方向に延びる仮想線に対して対称な形状を有する第1布部と、第1方向及び第2方向に延び、第1方向及び第2方向の双方に交差する第3方向に第1布部と重ねられ、仮想線に対して対称な形状を有する第2布部と、第1布部及び第2布部の一方を他方に対して着脱可能に接合する複数の接合部と、を備える。複数の接合部は、第1布部及び第2布部における仮想線よりも第2方向の一方側に設けられた第1接合部と、第1布部及び第2布部における仮想線よりも第2方向の他方側に設けられた第2接合部と、を含む。第1接合部は、第1布部に設けられた第1固定部材と、第2布部に設けられ、第1固定部材が固定される第1被固定部材と、を含む。第2接合部は、第2布部に設けられた第2固定部材と、第1布部に設けられ、第2固定部材が固定される第2被固定部材と、を含む。第1固定部材が第1被固定部材に固定され、かつ、第2固定部材が第2被固定部材に固定された状態において、第1布部と第2布部との間には、乳幼児の身体の少なくとも一部が収容される収容空間が形成されている。
【0007】
本開示に係る乳幼児用スリーパーでは、第1布部及び第2布部は、仮想線に対して対称な形状を有し、第1接合部及び第2接合部を介して互いに着脱可能に固定される。第1布部には、仮想線よりも第2方向の一方側に設けられた第1固定部材と、仮想線よりも第2方向の他方側に設けられた第2被固定部材との双方が設けられている。第2布部には、仮想線よりも第2方向の一方側に設けられた第1被固定部材と、仮想線よりも第2方向の他方側に設けられた第2固定部材との双方が設けられている。これにより、第1布部における第1固定部材及び第2被固定部材の配置を、第2布部における第2固定部材及び第1被固定部材の配置と同様とした上で、第1固定部材を第1被固定部材に固定し、第2固定部材を第2被固定部材に固定することで、第1布部と第2布部との間に収容空間を形成できる。したがって、例えば互いに異なる素材によって構成され、互いに同一の位置に固定部材及び被固定部材が配置された複数の布部を準備すれば、当該複数の布部から2つの布部を選択して、互いに異なる着心地を有する複数の種類の乳幼児用スリーパーを構成することができる。例えば、第1布部と、第1布部の素材と異なる素材により構成された第2布部とにより乳幼児用スリーパーを構成することで、乳幼児用スリーパーの着心地を部分的に変更することができる。以上より、容易に着心地を調整できる。
【0008】
(2)上記の(1)において、仮想線よりも第2方向の一方側において、第1布部の周縁部に沿って複数の第1固定部材が設けられていてもよく、仮想線よりも第2方向の一方側において、第2布部の周縁部に沿って複数の第1被固定部材が設けられていてもよい。仮想線よりも第2方向の他方側において、第2布部の周縁部に沿って複数の第2固定部材が設けられていてもよく、仮想線よりも第2方向の他方側において、第1布部の周縁部に沿って複数の第2被固定部材が設けられていてもよい。この場合、複数の接合部により第1布部と第2布部とを互いに接合できるので、例えば乳幼児の身体が収容空間に収容されているときに、第1布部の一部、又は第2布部の一部が捲れる可能性を低減できる。また、第1布部の周縁部に沿って第1固定部材及び第2被固定部材が設けられ、第2布部の周縁部に沿って第2固定部材及び第1被固定部材が設けられている。これにより、第1布部と第2布部とが互いに重ね合わされたときに、収容空間を広く確保することができる。
【0009】
(3)上記の(1)又は(2)において、第1布部及び第2布部の周縁部に沿って互いに隣接する2つの接合部の間には、乳幼児の身体の一部が通される開口部が形成されてもよい。この場合、例えば開口部から乳幼児の腕又は脚を出すことにより、乳幼児用スリーパーを乳幼児の衣服として用いることができる。
【0010】
(4)上記の(1)~(3)のいずれかにおいて、収容空間に乳幼児の身体の少なくとも一部が収容されたときに乳幼児の両脚の間に位置する股部が形成されており、股部は、1つの第1接合部と、1つの第2接合部と、を含んでもよい。この場合、乳幼児の股を覆う部分である股部において第1布部又は第2布部が捲れる可能性を低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
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