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公開番号2025054151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023179847
出願日2023-10-18
発明の名称シールドセグメント共同輸送システム及び施工方法
出願人中鉄八局集団有限公司
代理人TRY国際弁理士法人
主分類E21D 11/40 20060101AFI20250328BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】セグメントの輸送効率を向上させるシールドセグメント共同輸送システム及び施工方法を提供する。
【解決手段】本発明は、シールドセグメント共同輸送システム及び施工方法を提供し、シールド技術分野に関し、第一のクレーン(1)、第二のクレーン(2)と伝動構造(3)の最適な走行点位置を算出することができ、伝動構造(3)によりセグメントを移動し、大量の施工場所を占有せず、高所落下のリスクを回避するという利点を有し、伝動構造(3)の高い移動速度、及びシールドセグメント共同輸送システムが提供する走行経路を組み合わせて、セグメントの輸送効率を向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シールドセグメント共同輸送システムであって、第一のクレーンと、第二のクレーンと、伝動構造と、セグメントとを含み、前記第一のクレーン、第二のクレーンは、伝動構造の両側に設置され、前記第一のクレーン、第二のクレーンと伝動構造は、いずれもセグメントを輸送するために用いられ、前記セグメントは、A組と、B組と、C組とを含み、ここで、Lをセグメント搬送距離として定義し、V

を第一のクレーンと第二のクレーンの搬送速度として定義し、V

は、伝動構造の伝送速度であり、Eは、輸送行程の始点であり、Fは、輸送行程の終点であり、M1、M2、M3は、伝送途中に定義される三つの点であり、t

、t

とt

は、セグメントをすべてE点からF点に輸送する場合に分けられる三つの時間であり、ここで、M点からE点までの距離式は、
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セグメント共同輸送システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
A組、B組とC組のセグメントの輸送行程を取得し、
A組のセグメント行程:V



+V

(t

+t

)=L、
B組のセグメント行程:V

(t

+t

)+V



=L、
C組のセグメント行程:V

(t

+t

+t

)=L+2((V

-V

)t

-V



)である、ことを特徴とする請求項1に記載のシールドセグメント共同輸送システム。
【請求項3】
A組、B組とC組のセグメントの輸送行程からt

、t

とt

を算出し、前記t


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記載のシールドセグメント共同輸送システム。
【請求項4】
前記伝動構造は、ガイドレールとロープ巻上げ機器とを含み、前記ガイドレールの表面には輸送フレームがスライド可能に接続され、前記ロープ巻上げ機器の表面にはワイヤロープが巻き付けられて接続され、前記ガイドレールの表面には固定輪が固定的に接続され、前記輸送フレームの表面には可動輪が固定的に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載のシールドセグメント共同輸送システム。
【請求項5】
前記ロープ巻上げ機器は、モータにより駆動され、前記ロープ巻上げ機器は、2組あり、且つロープ巻上げ機器は、ガイドレールの両側に対角に分布しており、前記ロープ巻上げ機器の2組は、間接的に起動する、ことを特徴とする請求項4に記載のシールドセグメント共同輸送システム。
【請求項6】
前記ワイヤロープは、ガイドレールの両側に設置され、前記ロープ巻上げ機器は、起動後にワイヤロープの両側のワイヤロープをロープ巻上げ機器の表面に絶えず巻き付ける、ことを特徴とする請求項5に記載のシールドセグメント共同輸送システム。
【請求項7】
前記ワイヤロープは、固定輪の表面上をスライドし、前記ワイヤロープは、巻き付け過程において固定輪のガイドを受け、前記可動輪は、ワイヤロープを介して輸送フレームを牽引しガイドレールの表面上をスライドする、ことを特徴とする請求項6に記載のシールドセグメント共同輸送システム。
【請求項8】
シールドセグメント共同輸送施工方法であって、
S1:伝動構造は、A組、C組を搬送し、第一のクレーンは、B組のセグメントを搬送するとともに出発し、時間t

を経過した後、A組、C組のセグメントがM3点に到着し、B組のセグメントがM1に到着し、
S2:A組のセグメントを伝送機構から第二のクレーンに吊り上げ、第二のクレーンは、引き続きA組のセグメントを前向きに搬送し、第一のクレーンは、引き続きB組のセグメントを前向きに終点Fまで搬送するとともに、伝動構造は、C組のセグメントを運んで元の経路に沿ってE点に戻り、t

時間を経た後、B組のセグメントとM2点で交差し、
S3:第一のクレーンは、B組のセグメントを伝送機構に降ろし、伝動構造は、B組、C組のセグメントを運んで、第二のクレーンに運ばれたA組のセグメントとt

時間を経過してF点に同時に到着する、ことを特徴とするシールドセグメント共同輸送施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドの技術分野に関し、特にシールドセグメント共同輸送システム及び施工方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
シールド施工のトンネルは、組み立て式トンネル覆工施工を採用する必要があり、トンネルに対してセグメントのブリコラージュ(寄せ集め)を行う必要があり、セグメントのブリコラージュ効率は、シールドの施工速度に直接影響し、シールド施工は、一般的には立坑からセグメントなどを搬送することを採用し、施工場所が制限されるため、しばしばクレーンを用いてセグメントを輸送するが、クレーンによるセグメント輸送は、施工場所の上方を移動し、高所落下のリスクがあり、単一の人工によるセグメント輸送効率が悪く、そして大量の施工場所を占有するため、シールドセグメント共同輸送システム及び施工方法を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、従来のセグメント輸送の問題を解決するためのシールドセグメント共同輸送システム及び施工方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例は、以下のように実現される。
【0005】
本発明の実施例の一態様は、シールドセグメント共同輸送システムを提供し、このシステムは、第一のクレーンと、第二のクレーンと、伝動構造と、セグメントとを含み、前記第一のクレーン、第二のクレーンは、伝動構造の両側に設置され、前記第一のクレーン、第二のクレーンと伝動構造は、いずれもセグメントを輸送するために用いられ、前記セグメントは、A組と、B組と、C組とを含み、ここで、Lをセグメント搬送距離として定義し、V

を第一のクレーンと第二のクレーンの搬送速度として定義し、V

は、伝動構造の伝送速度であり、Eは、輸送行程の始点であり、Fは、輸送行程の終点であり、M1、M2、M3は、伝送途中に定義される三つの点であり、t

、t

とt

は、セグメントをすべてE点からF点に輸送する場合に分けられる三つの時間であり、ここで、M点からE点までの距離式は、
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2025054151000002.jpg
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【0006】
選択的に、A組、B組とC組のセグメントの輸送行程を取得し、
A組のセグメント行程:V



+V

(t

+t

)=L、
B組のセグメント行程:V

(t

+t

)+V



=L、
C組のセグメント行程:V

(t

+t

+t

)=L+2((V

-V

)t

-V



)である。
【0007】
選択的に、A組、B組とC組のセグメントの輸送行程からt

、t

とt

を算出し、
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【0008】
選択的に、前記伝動構造は、ガイドレールとロープ巻上げ機器とを含み、前記ガイドレールの表面には輸送フレームがスライド可能に接続され、前記ロープ巻上げ機器の表面にはワイヤロープが巻き付けられて接続され、前記ガイドレールの表面には固定輪が固定的に接続され、前記輸送フレームの表面には可動輪が固定的に接続される。
【0009】
選択的に、前記ロープ巻上げ機器は、モータにより駆動され、前記ロープ巻上げ機器は、2組あり、且つロープ巻上げ機器は、ガイドレールの両側に対角に分布しており、前記ロープ巻上げ機器の2組は、間接的に起動する。
【0010】
選択的に、前記ワイヤロープは、ガイドレールの両側に設置され、前記ロープ巻上げ機器は、起動後にワイヤロープの両側のワイヤロープをロープ巻上げ機器の表面に絶えず巻き付ける。
(【0011】以降は省略されています)

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