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公開番号2025043871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151417
出願日2023-09-19
発明の名称生産設備稼働監視システム及びデータ処理装置
出願人富士電機機器制御株式会社
代理人個人,個人
主分類G05B 19/418 20060101AFI20250325BHJP(制御;調整)
要約【課題】生産設備ごとの消費電力量データを把握できる生産設備稼働監視システム及びデータ処理装置を提供する。
【解決手段】生産対象物を順次加工する複数の生産設備のそれぞれが、前記生産対象物への加工動作の際に使用した電流データを計測する、複数の計測部と、前記複数の計測部のそれぞれに接続されるデータ処理装置と、を備え、前記データ処理装置は、前記電流データに基づき、前記生産対象物への加工動作の際に消費した消費電力量データを、前記複数の生産設備のそれぞれに対して演算する演算部と、前記生産対象物に関する、前記複数の生産設備のそれぞれの前記消費電力量データを関連付けて記憶する記憶部と、を備える、生産設備稼働監視システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生産対象物を順次加工する複数の生産設備のそれぞれが、前記生産対象物への加工動作の際に使用した電流データを計測する、複数の計測部と、
前記複数の計測部のそれぞれに接続されるデータ処理装置と、
を備え、
前記データ処理装置は、
前記電流データに基づき、前記生産対象物への加工動作の際に消費した消費電力量データを、前記複数の生産設備のそれぞれに対して演算する演算部と、
前記生産対象物に関する、前記複数の生産設備のそれぞれの前記消費電力量データを関連付けて記憶する記憶部と、
を備える、生産設備稼働監視システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記記憶部は、検出部が前記生産対象物に施された識別マークから検出し、前記データ処理装置に送信した前記生産対象物の識別用データと、前記複数の生産設備のそれぞれの前記消費電力量データとを、を互いに関連付けて記憶する、
請求項1に記載の生産設備稼働監視システム。
【請求項3】
前記検出部は、前記生産対象物を搬送する生産ラインの最上流に位置する前記生産設備、及び前記生産ラインの最下流に位置する前記生産設備の少なくとも一方に設けられる、
請求項2に記載の生産設備稼働監視システム。
【請求項4】
前記記憶部は、前記生産対象物が前記生産設備を通過した時刻データと、前記消費電力量データと、を関連付けて記憶する、
請求項1又は請求項2に記載の生産設備稼働監視システム。
【請求項5】
複数の生産対象物のそれぞれを順次加工する複数の生産設備のそれぞれが、前記複数の生産対象物のそれぞれへの加工動作の際に使用した電流データを計測する、複数の計測部と、
前記計測部に接続されるデータ処理装置と、
を備え、
前記データ処理装置は、
前記電流データに基づき、前記複数の生産対象物のそれぞれへの加工動作の際に消費した複数の消費電力量データを、前記複数の生産設備のそれぞれに対して、演算する演算部を備え、
前記演算部は、前記複数の生産設備のそれぞれに対する、前記複数の消費電力量データに基づき、前記複数の生産設備のそれぞれの運転状態を解析する、
生産設備稼働監視システム。
【請求項6】
生産対象物を順次加工する複数の生産設備のそれぞれが、前記生産対象物への加工動作の際に使用した電流データに基づき、前記生産対象物への加工動作の際に消費した消費電力量データを、前記複数の生産設備のそれぞれに対して演算する演算部と、
前記生産対象物に関する、前記複数の生産設備のそれぞれの前記消費電力量データを関連付けて記憶する記憶部と、
を備える、データ処理装置。
【請求項7】
複数の生産対象物のそれぞれを順次加工する複数の生産設備のそれぞれが、前記複数の生産対象物のそれぞれへの加工動作の際に使用した電流データに基づき、前記複数の生産対象物のそれぞれへの加工動作の際に消費した複数の消費電力量データを、前記複数の生産設備のそれぞれに対して、演算する演算部を備え、
前記演算部は、前記複数の生産設備のそれぞれに関する、複数の前記消費電力量データに基づき、前記複数の生産設備のそれぞれの運転状態を解析する、
データ処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生産設備稼働監視システム及びデータ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
温室効果ガスの排出量を削減するため、製造業においても、生産活動における消費電力量データを管理する管理システムの構築が望まれる。例えば、特許文献1には、各ロットで使用した電力等の生産実績から温室効果ガス排出量を計算する排出量算出手段を備えた管理システムが、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-191832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生産現場では、複数の生産設備による各加工工程を経て、製品等の生産対象物が生産される場合がある。生産現場における電力の消費状況を把握するため、管理システムから、生産設備ごとの消費電力量データを把握できることが望ましい。
【0005】
本開示は、生産設備ごとの消費電力量データを把握できる生産設備稼働監視システム及びデータ処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様では、生産対象物を順次加工する複数の生産設備のそれぞれが、前記生産対象物への加工動作の際に使用した電流データを計測する、複数の計測部と、前記複数の計測部のそれぞれに接続されるデータ処理装置と、を備え、前記データ処理装置は、前記電流データに基づき、前記生産対象物への加工動作の際に消費した消費電力量データを、前記複数の生産設備のそれぞれに対して演算する演算部と、前記生産対象物に関する、前記複数の生産設備のそれぞれの前記消費電力量データを関連付けて記憶する記憶部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、生産設備ごとの消費電力量データを把握できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る生産設備稼働監視システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態に係る生産設備稼働監視システムにおける生産設備の構成例を示すブロック図である。
第1実施形態に係る生産設備稼働監視システムにおけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。
第1実施形態のデータ処理装置の記憶部に格納される、生産設備の消費電力量データを含むデータテーブルの一例を示す図である。
第1実施形態の変形例1に係る生産設備稼働監視システムの全体構成の一例を示すシステムブロック図である。
第1実施形態の変形例1に係る生産設備稼働監視システムにおけるデータ処理装置の記憶部に格納される、生産設備の消費電力量データを含むデータテーブルの一例を示す図である。
第1実施形態の変形例2に係る生産設備稼働監視システムの全体構成の一例を示すシステムブロック図である。
第1実施形態の変形例2に係る生産設備稼働監視システムにおけるデータ処理装置の記憶部に格納される、生産設備の消費電力量データを含むデータテーブルの一例を示す図である。
第2実施形態に係る生産設備稼働監視システムの全体構成の一例を示すシステムブロック図である。
第2実施形態に係る生産設備稼働監視システムにおけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態に係る生産設備稼働監視システムについて説明する。理解の容易のため、図面における各部の縮尺は、実際とは異なる場合がある。平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、実施形態の効果を損なわない程度のずれが許容される。角部の形状は、直角に限られない。例えば、角部の形状は、丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直には、略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直が含まれてもよい。
【0010】
本明細書において、「接続」とは、物理的な接続に限られず、電気的な接続の意味を含んでよい。例えば、物体Aが物体Bに接続されるとは、物体Aが物体Bに導電的に接続される場合に限られず、物体Aが物体Cを介して物体Bに導電的に接続される場合を含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)

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