TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025040903
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147995
出願日
2023-09-12
発明の名称
カート管理システム
出願人
株式会社イシダ
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20250317BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】カートを管理するシステムにおいて、作業効率を向上させる。
【解決手段】カート管理システムは、ピッキングカートと、ピッキングカートに与えられた作業指示情報を示す表示パネルと、サーバとを備える。ピッキングカートは、作業者によって複数の作業エリアを移動させられるもので、商品を載せて搬送する。その商品は、作業エリアに配置される商品群から作業者が取り出した商品である。サーバは、受注情報に基づいて作業指示情報を作成する。サーバは、既にカートに与えた作業指示情報と、今からカートに与える作業指示情報の複数の候補とに基づいて、各作業エリアにおける混雑度を決定し、その後、各作業エリアの混雑度に基づいて、複数の候補から、ピッキングカートに与える作業指示情報を選択する。
【選択図】図6B
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の作業エリアを移動し、前記作業エリアに配置される商品群から作業者が取り出した商品を載せて搬送する複数のカートと、
前記カートに与えられた、前記商品の取り出しに関する作業指示情報を、前記作業者に対して示す表示部と、
前記商品の注文情報に基づいて、前記カートに与える前記作業指示情報を作成するカート管理部と、
を備え、
前記カート管理部は、既に前記カートに与えた1又は複数の前記作業指示情報と、今から前記カートに与える前記作業指示情報の複数の候補とに基づいて、複数の前記候補それぞれを前記カートに与えた場合の前記作業エリアにおける混雑度を決定し、それぞれの前記作業エリアの前記混雑度に基づいて複数の前記候補から前記カートに与える前記作業指示情報を選択する、
カート管理システム。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記カート管理部は、それぞれの前記作業エリアに対応づけられている、既に前記カートに与えた1又は複数の前記作業指示情報に含まれる商品の数、及び、1つの前記候補の作業指示情報に含まれる商品の数の合計数を、前記混雑度として決定する、
請求項1に記載のカート管理システム。
【請求項3】
前記作業エリアには、前記商品を置くスペースを有する棚が設けられており、
前記カート管理部は、それぞれの前記棚あるいは前記スペースに対応づけられている、既に前記カートに与えた1又は複数の前記作業指示情報に含まれる商品の数、及び、1つの前記候補の作業指示情報に含まれる商品の数の合計数を、前記混雑度として決定する、
請求項1に記載のカート管理システム。
【請求項4】
既に前記カートに与えた1又は複数の前記作業指示情報に含まれる商品の数は、前記カートに与えた時点における前記作業指示情報に含まれる商品の数から、既に作業者が取り出した商品の数を引いた数である、
請求項2又は3に記載のカート管理システム。
【請求項5】
前記カート管理部は、前記混雑度が小さい前記作業エリアに対応づけられている前記商品のみが含まれる前記候補を優先して、前記カートに与える前記作業指示情報として選択する、
請求項2又は3に記載のカート管理システム。
【請求項6】
複数の作業エリアに対して作業者に商品を仕分けさせるために、前記商品を載せて搬送する複数のカートと、
前記カートに与えられた、前記商品の仕分けに関する作業指示情報を、前記作業者に対して示す表示部と、
前記カートに与える前記作業指示情報を作成するカート管理部と、
を備え、
前記カート管理部は、既に前記カートに与えた1又は複数の前記作業指示情報と、今から前記カートに与える前記作業指示情報の複数の候補とに基づいて、複数の前記候補それぞれを前記カートに与えた場合の前記作業エリアにおける混雑度を決定し、複数の前記作業エリアの前記混雑度に基づいて複数の前記候補から前記カートに与える前記作業指示情報を選択する、
カート管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カート管理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、スーパーマーケットやドラッグストアなどの店舗では、注文商品の情報を配送センサーに送り、配送センターから注文商品を配送してもらっている。配送センターでは、複数の作業エリアに配置された商品群から作業者がカートを使って商品をピッキングし、注文の商品を集める。例えば、特許文献1(特開2010-269858号公報)に、配送センターにおけるピッキングシステムが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
配送センターにおける商品のピッキング作業では、複数のカートが使われており、カートを使って作業する作業者が他のカートと同じ場所で商品の取り出しを行わなければならない状況が存在する。このような状況では、同じ場所でカートが混み合うことから、作業の効率が落ちることがある。また、商品を複数のエリアに仕分けする別のシステムにおいても、同様の状況が生じることがある。
【0004】
本発明の課題は、ピッキングシステムや仕分けシステムのようなカートを管理するシステムにおいて、作業効率を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点のカート管理システムは、複数のカートと、表示部と、カート管理部とを備える。複数のカートは、それぞれ、作業者によって複数の作業エリアを移動させられる。複数のカートは、それぞれ、商品を載せて搬送する。カートで搬送される商品は、作業エリアに配置される商品群から作業者が取り出した商品である。表示部は、作業指示情報を作業者に対して示す。作業指示情報は、それぞれのカートに与えられた情報である。また、作業指示情報は、商品の取り出しに関する作業指示の情報である。カート管理部は、商品の注文情報に基づいて、カートに与える作業指示情報を作成する。カート管理部は、既に1又は複数のカートに与えた1又は複数の作業指示情報と、今からカートに与える作業指示情報の複数の候補とに基づいて、混雑度を決定する。混雑度は、複数の候補それぞれをカートに与えた場合の、作業エリアにおける混雑度である。カート管理部は、混雑度を決定した後、複数の作業エリアの混雑度に基づいて、複数の候補から、カートに与える作業指示情報を選択する。
【0006】
このカート管理システムでは、複数の作業エリアの混雑度に基づいた作業指示情報の選択が行われる。これにより、所定の作業エリアにカートが集中して作業効率が落ちるといった状況の発生を抑制することができる。
【0007】
なお、作業エリアに配置される商品とは、作業エリア内に位置している商品のほか、作業エリアにカートを止めて作業者が取り出し作業を行う場所に存在する商品を含む。
【0008】
第2観点のカート管理システムは、第1観点のカート管理システムであって、カート管理部は、既にカートに与えた1又は複数の作業指示情報に含まれる商品(それぞれの作業エリアに対応づけられている商品)の数、及び、1つの候補の作業指示情報に含まれる商品(それぞれの作業エリアに対応づけられている商品)の数の合計数を算出し、それぞれの作業エリアの混雑度として決定する。
【0009】
ここでは、対象の複数の作業指示情報から、カート管理部が、各作業エリアに対応づけられている商品の数の合計数を算出し、各作業エリアの混雑度として決定している。この混雑度の決定方法は、好適な決定方法の1つである。
【0010】
第3観点のカート管理システムは、第1観点のカート管理システムである。作業エリアには、商品を置くスペースを有する棚が設けられている。カート管理部は、既にカートに与えた1又は複数の作業指示情報に含まれる商品(それぞれの棚あるいはスペースに対応づけられている商品)の数、及び、1つの候補の作業指示情報に含まれる商品(それぞれの棚あるいはスペースに対応づけられている商品)の数の合計数を算出し、それぞれの作業エリアの混雑度として決定する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本製紙株式会社
箱
1日前
日本製紙株式会社
箱
1日前
株式会社イトーキ
収納装置
1日前
ブラザー工業株式会社
印刷カセット
1日前
日本製紙クレシア株式会社
包装体
1日前
株式会社アクアニューテック
密閉式史料保存袋
1日前
株式会社吉野工業所
移行栓キャップ
1日前
株式会社吉野工業所
吐出器
1日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
資産位置特定システム
1日前
株式会社吉野工業所
フォーマーポンプ
1日前
株式会社吉野工業所
ポンプディスペンサ
1日前
株式会社吉野工業所
ロールオン式塗布具
1日前
大日本印刷株式会社
液体入り組合せ容器
1日前
PACRAFT株式会社
容器及び包装システム
1日前
花王株式会社
染毛剤用包装箱
1日前
ニッタ株式会社
搬送ベルト
1日前
キヤノン株式会社
シート積載装置
1日前
個人
搬送システム
1日前
株式会社吉野工業所
吐出容器用ストッパー、及びストッパー付き吐出容器
1日前
セイコーエプソン株式会社
カセット、媒体搬送装置、記録装置
1日前
TOPPANホールディングス株式会社
包装体及び商品パッケージ群
1日前
東京ロボティクス株式会社
物体搬送システム、制御方法及び制御プログラム
1日前
株式会社日清製粉グループ本社
センターシール検査方法及びセンターシール検査装置
1日前
株式会社フジシールインターナショナル
吐出器
1日前
セイコーエプソン株式会社
シュリンクフィルム、容器及びインクジェット記録装置
1日前
東洋エアゾール工業株式会社
エアゾール製品、エアゾール製品の製造方法
1日前
パナソニックプロダクションエンジニアリング株式会社
物品移動具及び物品移動装置
1日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
1日前
他の特許を見る