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公開番号
2025037003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143705
出願日
2023-09-05
発明の名称
モータユニット
出願人
NTN株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
11/30 20160101AFI20250310BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】組立性が良好なモータユニットを提供する。
【解決手段】電動モータ2と、電動モータ2の制御部Cが設けられた基板3と、電動モータ2及び基板3を収容した金属製のハウジング5と、基板3と電動モータ2との軸方向間で複数のバスバー41を絶縁保持したバスバーホルダ42と、を備え、各バスバー41の一端に設けた端子41aを、基板3に設けられた対応する端子挿入孔31に挿入することにより、ステータ23のコイル26と制御部Cとが電気的に接続されるモータユニット1であって、ハウジング5は、バスバーホルダ42と基板3の軸方向間に配置され、電動モータ2を収容したモータ収容部51の一端開口を封口するモータカバー54を有する。このモータカバー54により端子41a及び基板3を位置決めする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動モータと、該電動モータの軸方向外側に配置され、前記電動モータを制御する制御部が設けられた基板と、前記電動モータ及び前記基板を収容した金属製のハウジングと、前記基板と前記電動モータとの軸方向間で複数のバスバーを絶縁保持したバスバーホルダと、を備え、
各バスバーの一端に設けた端子を、前記基板に設けられた対応する端子挿入孔に挿入することにより、前記電動モータのステータに設けられた複数のコイルと前記制御部とが電気的に接続されるモータユニットであって、
前記ハウジングは、前記バスバーホルダと前記基板の軸方向間に配置され、前記電動モータを収容したモータ収容部の一端開口を封口するモータカバーを有し、該モータカバーにより前記端子及び前記基板が位置決めされていることを特徴とするモータユニット。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記モータカバーにより前記端子及び前記基板が径方向及び周方向で位置決めされている請求項1に記載のモータユニット。
【請求項3】
前記モータカバーによる前記基板の位置決めが、前記モータカバーに設けた軸方向の位置決めピンを、前記基板に設けられた対応するピン挿入孔に挿入することにより行われている請求項1に記載のモータユニット。
【請求項4】
前記モータカバーによる前記端子の位置決めが、前記バスバーホルダに設けた端子保持部を、前記モータカバーに設けられた対応する端子挿通孔に嵌合することにより行われている請求項1に記載のモータユニット。
【請求項5】
前記モータカバーは、前記電動モータの出力軸の支持軸受が装着される円筒状の軸受装着面を有する請求項1に記載のモータユニット。
【請求項6】
前記ハウジングは、前記基板の軸方向外側に配置され、前記基板を収容した基板収容部の一端開口を封口する蓋部材を有する請求項1に記載のモータユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば下記の特許文献1には、モータユニットと、モータユニットの出力を受けて駆動されるポンプユニットとを備えた車両用の電動ポンプが記載されている。上記モータユニットは、三相モータからなる電動モータと、電動モータの作動を制御する制御部が設けられた基板と、電動モータ及び基板を収容したハウジングとを備えており、電動モータのステータに設けられたコイル(U相、V相及びW相の各コイル)は、軸方向に延びるピン状に形成されたコイル線の端末部を基板に設けた孔部に挿入することにより、基板(に設けられた制御部)と電気的に接続される。つまり、特許文献1のモータユニットでは、コイルを構成するコイル線が、バスバーとも称される導通部品を介さずに基板に対して直接接続される。係る構成によれば、バスバーが省略される分、モータユニットを軸方向にコンパクト化することができる、としている。
【0003】
特許文献1のモータユニットにおいては、バスバーを省略しても基板に対するコイル線(の端末部)の接続作業を簡便に実施可能とすべく、電動モータと基板との軸方向間に、コイル線を基板の孔部に向けて案内しつつ所定の位置・姿勢で保持する樹脂製のコイルガイドを設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-4062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のようなコイルガイドを設けたとしても、このコイルガイドにコイル線を保持させる作業を自動化することは容易ではなく、人手が必要であると考えられる。このため、特許文献1の構成では、コイルと基板の(電気的な)接続作業、ひいてはモータユニットの組立作業が簡便化・簡略化されるよりもむしろ煩雑化する可能性がある。
【0006】
また、上記のコイルガイドは樹脂部品とされる関係上、同等の大きさ・構造を有する金属部品に比べて各部の寸法公差を大きく設定する必要がある。そのため、コイルガイドに保持・案内されたコイル線の端末部の配設位置がバラつき易く、コイル線の端末部を基板に対して接続する(基板の孔部に挿入する)ことができない可能性がある。
【0007】
上記の実情に鑑み、本発明の主な目的は、ステータコイルのコイル線と基板の電気的な接続作業を含むモータユニットの組立を簡便にかつ精度良く行うことができるモータユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために創案された本発明は、電動モータと、電動モータの軸方向外側に配置され、電動モータを制御する制御部が設けられた基板と、電動モータ及び基板を収容した金属製のハウジングと、基板と電動モータとの軸方向間で複数のバスバーを絶縁保持したバスバーホルダと、を備え、
各バスバーの一端に設けた端子を、基板に設けられた対応する端子挿入孔に挿入することにより、電動モータのステータに設けられた複数のコイルと制御部とが電気的に接続されるモータユニットであって、
ハウジングは、バスバーホルダと基板の軸方向間に配置され、電動モータを収容したモータ収容部の一端開口を封口するモータカバーを有し、このモータカバーにより端子及び基板が位置決めされていることを特徴とする。
【0009】
上記の構成によれば、まず、モータユニットの組立時にハウジングのモータ収容部の一端開口をモータカバーで封口すべく、バスバーホルダの軸方向外側にモータカバーを配置すると、バスバーの端子を径方向及び周方向で位置決めすることができ、これに続いてモータカバーの軸方向外側に基板を配置すると、基板を(径方向及び周方向で)位置決めすることができる。そして、金属製のハウジングの構成部材であるモータカバー自体は当然に金属製であることから、従来品で使用される樹脂製のコイルガイドよりも各部の寸法公差を小さくすることができる。そのため、バスバーの端子と基板の端子挿入孔とを精度良く位置決めすることができ、端子挿入孔に対するピン状端子の挿入作業を含むモータユニットの組立作業を簡便にかつ精度良く行うことができる。
【0010】
モータカバーによる基板の位置決め(径方向及び周方向での位置決め)は、例えば、モータカバーに設けた軸方向の(軸方向に延びる)位置決めピンを、基板に設けられた対応するピン挿入孔に挿入することにより行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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