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公開番号
2025034916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141597
出願日
2023-08-31
発明の名称
保持構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H01R
13/639 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】他の電力端子に装着されていない電力端子を、好適に保持する。
【解決手段】保持構造である給電装置において、コネクタ20は、コネクタに装着された状態で、係合凹部に係合する係合爪104を有する。給電装置は、コネクタ20がコネクタに装着されないときに、コネクタ20を保持するコネクタ保持部54を備える。コネクタ保持部54は、該コネクタ保持部54の外側と内側とを連通する連通孔300を有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
電力装置から延出する電力線の先端に設けられ、他の電力装置の他の電力端子に対して着脱可能に設けられる電力端子を保持する保持構造であって、
前記電力端子は、前記他の電力端子に装着された状態で、前記他の電力端子の被係合部に係合する係合部を有し、
前記保持構造は、前記電力端子が前記他の電力端子に装着されないときに、前記電力端子を保持する保持部を備え、
前記保持部は、該保持部の外側と内側とを連通する連通孔を有する、保持構造。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
請求項1記載の保持構造において、
前記保持部は、前記電力端子の前記係合部が配置される部分を環状に覆う環状部を有し、
前記連通孔は、前記環状部に形成される、保持構造。
【請求項3】
請求項2記載の保持構造において、
前記連通孔は、前記環状部の外側から内側に該連通孔を介して挿入された棒体が、前記保持部に保持された前記電力端子の前記係合部に到達可能であるように前記環状部に形成される、保持構造。
【請求項4】
請求項3記載の保持構造において、
前記電力端子は、使用者からの操作を受ける入力部と、前記係合部と前記入力部とを機械的に接続する接続機構と、をさらに有し、
前記係合部は、前記被係合部に係合する第1の位置、又は、前記被係合部に係合しない第2の位置に位置するように設けられ、
前記入力部は、第3の位置又は第4の位置に位置するよう設けられ、
前記接続機構は、前記入力部が前記第3の位置に位置するときに前記係合部が前記第1の位置に位置し、且つ、前記入力部が前記第4の位置に位置するときに前記係合部が前記第2の位置に位置するように設けられ、
前記電力端子は、前記入力部が前記第3の位置から前記第4の位置に移動することを規制するように、前記入力部又は前記接続機構に設けられる規制部を有し、
前記規制部は、前記入力部の移動を規制する規制状態と、前記入力部の移動を規制しない非規制状態とに該規制部を切り替える電気駆動部を有し、
前記保持部は、該環状部の内側に設けられ、前記電力端子が前記環状部の内側で保持されたときに、前記係合部を係止させる係止部をさらに有し、
前記連通孔は、前記電力端子が前記環状部の内側で保持されて前記係合部が前記係止部に係止しているときに、該連通孔を介して挿入された前記棒体が前記係合部に当接し、該係合部を前記第1の位置から前記第2の位置の方向に押すことができるよう形成される、保持構造。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の保持構造において、
前記保持部は、固定具によって、前記電力装置、前記他の電力装置、又は、保持主体のいずれかである保持主体等に固定されるように設けられる、保持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保持構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給電ケーブルと給電コネクタとを備える電力変換装置が開示されている。給電ケーブルは、電力変換装置から延出している。給電コネクタは、給電ケーブルの先端に設けられている。給電コネクタは、例えば、車両の給電口に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-154404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、電力変換装置で給電コネクタをどのように保持するのかについて、何ら開示されていない。給電コネクタの保持に関して改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、電力装置から延出する電力線の先端に設けられ、他の電力装置の他の電力端子に対して着脱可能に設けられる電力端子を保持する保持構造であって、前記電力端子は、前記他の電力端子に装着された状態で、前記他の電力端子の被係合部に係合する係合部を有し、前記保持構造は、前記電力端子が前記他の電力端子に装着されないときに、前記電力端子を保持する保持部を備え、前記保持部は、該保持部の外側と内側とを連通する連通孔を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、他の電力端子に装着されていない電力端子を保持部で好適に保持することができる。また、保持部の外側と内側とが連通孔を介して連通している。これにより、保持部に保持されている電力端子を該保持部から取り外し不能であるときに、外部から連通孔を介して、保持部による電力端子の保持状態を強制的に解除することで、保持部から電力端子を取り外すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、給電装置を含む電力システムの構成図である。
図2は、給電装置の背面図である。
図3は、カバー部材を取り外した状態を示す給電装置の背面図である。
図4は、カバー部材が回動した状態を示す給電装置の一部側面図である。
図5は、図4のV―V線に沿った断面図である。
図6は、図1のコネクタのロック状態を示す内部構成図である。
図7は、図1のコネクタのアンロック状態を示す内部構成図である。
図8は、図1のコネクタのアンロック状態を示す内部構成図である。
図9Aは、コネクタが落下するときの説明図であり、図9Bは、コネクタが落下したときの説明図である。
図10は、レンチを連通孔に挿入した状態を示す一部斜視図である。
図11は、レンチを溝に挿入した状態を示す断面図である。
図12は、レンチでラッチの爪部を押した状態を示す断面図である。
図13は、コネクタ保持部からコネクタを取り外す状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、給電装置10(電力装置、保持構造、保持主体等)を含む電力システム12の構成図である。電力システム12は、給電装置10と車両14(他の電力装置)とを備える。以下の説明では、図1の紙面の右側を前方向、左側を後方向、上側を上方向、下側を下方向として、給電装置10について、前後、上下及び左右の方向を説明する。
【0010】
給電装置10は、可搬型の電力装置である。給電装置10は、装置本体16と、ケーブル18(電力線)と、コネクタ20(電力端子)とを備える。装置本体16は、筐体22と、前カバー24と、後カバー26(蓋部材)とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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