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公開番号2025034031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140156
出願日2023-08-30
発明の名称取引処理システム、取引処理方法、およびプログラム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 20/18 20120101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】より高精度かつ効率的な取引内容のバックアップを実現する。
【解決手段】取引に対応する第1の取引履歴情報を記録する情報処理装置と、前記取引を実行し前記取引に対応する第2の取引履歴情報を記録する取引処理装置と、を備え、前記情報処理装置は、前記第1の取引履歴情報を記録する第1の記録部と、前記第1の記録部が記録する前記第1の取引履歴情報が更新された場合、前記第1の取引履歴情報に係る第1の更新情報が前記取引処理装置に送信されるよう制御する第1の制御部と、を有し、前記取引処理装置は、前記第2の取引履歴情報を記録する第2の記録部と、前記第2の記録部が記録する前記第2の取引履歴情報が更新された場合、前記第2の取引履歴情報に係る第2の更新情報が前記情報処理装置に送信されるよう制御する第2の制御部と、を有する、取引処理システムが提供される。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項１】
取引に対応する第１の取引履歴情報を記録する情報処理装置と、前記取引を実行し前記取引に対応する第２の取引履歴情報を記録する取引処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記第１の取引履歴情報を記録する第１の記録部と、
前記第１の記録部が記録する前記第１の取引履歴情報が更新された場合、前記第１の取引履歴情報に係る第１の更新情報が前記取引処理装置に送信されるよう制御する第１の制御部と、
を有し、
前記取引処理装置は、
前記第２の取引履歴情報を記録する第２の記録部と、
前記第２の記録部が記録する前記第２の取引履歴情報が更新された場合、前記第２の取引履歴情報に係る第２の更新情報が前記情報処理装置に送信されるよう制御する第２の制御部と、
を有し、
前記第１の記録部は、前記取引処理装置から前記第２の更新情報を受信した場合、前記第２の更新情報に基づき前記第１の取引履歴情報を更新し、
前記第２の記録部は、前記情報処理装置から前記第１の更新情報を受信した場合、前記第１の更新情報に基づき前記第２の取引履歴情報を更新する、
取引処理システム。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記第１の制御部は、前記第２の取引履歴情報に基づき前記第１の取引履歴情報を更新する、
請求項１に記載の取引処理システム。
【請求項３】
前記第１の制御部は、前記第１の取引履歴情報と前記第２の取引履歴情報との差分に基づき前記第１の取引履歴情報を更新する、
請求項２に記載の取引処理システム。
【請求項４】
前記取引処理装置は、現金処理機を含む、
請求項１に記載の取引処理システム。
【請求項５】
前記取引は、入金、出金、または両替を含む、
請求項１～請求項４のいずれか一項に記載の取引処理システム。
【請求項６】
取引に対応する第１の取引履歴情報を記録することと、前記取引を実行し前記取引に対応する第２の取引履歴情報を記録することと、を含み、
前記第１の取引履歴情報を記録することは、前記第１の取引履歴情報が更新された場合、前記第１の取引履歴情報に係る第１の更新情報が送信されるよう制御すること、をさらに含み、
前記第２の取引履歴情報を記録することは、前記第２の取引履歴情報が更新された場合、前記第２の取引履歴情報に係る第２の更新情報が送信されるよう制御すること、をさらに含み、
前記第１の取引履歴情報を記録することは、受信した前記第２の更新情報に基づき前記第１の取引履歴情報を更新すること、をさらに含み、
前記第２の取引履歴情報を記録することは、受信した前記第１の更新情報に基づき前記第２の取引履歴情報を更新すること、をさらに含む、
コンピュータにより実行される、取引処理方法。
【請求項７】
取引に対応する第１の取引履歴情報を記録する情報処理装置と、前記取引を実行し前記取引に対応する第２の取引履歴情報を記録する取引処理装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記第１の取引履歴情報を記録する第１の記録部と、
前記第１の記録部が記録する前記第１の取引履歴情報が更新された場合、前記第１の取引履歴情報に係る第１の更新情報が前記取引処理装置に送信されるよう制御する第１の制御部と、
を有し、
前記取引処理装置は、
前記第２の取引履歴情報を記録する第２の記録部と、
前記第２の記録部が記録する前記第２の取引履歴情報が更新された場合、前記第２の取引履歴情報に係る第２の更新情報が前記情報処理装置に送信されるよう制御する第２の制御部と、
を有し、
前記第１の記録部は、前記取引処理装置から前記第２の更新情報を受信した場合、前記第２の更新情報に基づき前記第１の取引履歴情報を更新し、
前記第２の記録部は、前記情報処理装置から前記第１の更新情報を受信した場合、前記第１の更新情報に基づき前記第２の取引履歴情報を更新する、
取引処理システムにおいて、
コンピュータを、前記処理装置または前記取引処理装置として機能させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、取引処理システム、取引処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１に開示されるように、ＡＴＭ（Automatic Teller Machine）等の現金処理機による取引内容を電子データとして記録し、当該電子データを定期的にＣＤ－Ｒ（Compact Disc Recordable）等の記憶媒体にバックアップする技術が知られている。このような技術によれば、現金処理機に障害が発生した場合等に記憶媒体から取引内容に係る電子データを復元することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－１６４２１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１に開示されるような技術では、記憶媒体に電子データをバックアップする作業が求められる。一方、電子データをサーバ等に転送し保存する手法も考えられるが、この場合、現金処理機とサーバの間で電子データの整合性を保つための仕組みが必要となる。
【０００５】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、より高精度かつ効率的な取引内容のバックアップを実現することが可能な、新規かつ改良された取引処理システム、取引処理方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、取引に対応する第１の取引履歴情報を記録する情報処理装置と、前記取引を実行し前記取引に対応する第２の取引履歴情報を記録する取引処理装置と、を備え、前記情報処理装置は、前記第１の取引履歴情報を記録する第１の記録部と、前記第１の記録部が記録する前記第１の取引履歴情報が更新された場合、前記第１の取引履歴情報に係る第１の更新情報が前記取引処理装置に送信されるよう制御する第１の制御部と、を有し、前記取引処理装置は、前記第２の取引履歴情報を記録する第２の記録部と、前記第２の記録部が記録する前記第２の取引履歴情報が更新された場合、前記第２の取引履歴情報に係る第２の更新情報が前記情報処理装置に送信されるよう制御する第２の制御部と、を有し、前記第１の記録部は、前記取引処理装置から前記第２の更新情報を受信した場合、前記第２の更新情報に基づき前記第１の取引履歴情報を更新し、前記第２の記録部は、前記情報処理装置から前記第１の更新情報を受信した場合、前記第１の更新情報に基づき前記第２の取引履歴情報を更新する、取引処理システムが提供される。
【０００７】
また、前記第１の制御部は、前記第２の取引履歴情報に基づき前記第１の取引履歴情報を更新してもよい。
【０００８】
また、前記第１の制御部は、前記第１の取引履歴情報と前記第２の取引履歴情報との差分に基づき前記第１の取引履歴情報を更新してもよい。
【０００９】
また、前記取引処理装置は、現金処理機を含んでもよい。
【００１０】
また、前記取引は、入金、出金、または両替を含んでもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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