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公開番号2025033464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139195
出願日2023-08-29
発明の名称2次電池及びバスバー
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類H01M 50/503 20210101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】放熱性を向上可能な2次電池及びバスバーを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、2次電池は、第1端子を含む第1電池セルと、第2端子を含む第2電池セルと、バスバーと、を含む。バスバーは、基部、第1、第2放熱部、及び、第1、第2対向放熱部を含む。基部は、第1、第2接続部を含む。第1接続部は、第1端子と接続される。第2接続部は、第2端子と接続される。第1接続部から第1対向放熱部への第1方向は、第1接続部から第2接続部への第2方向と交差する。第1放熱部は、第1接続部及び第1対向放熱部と連続する。第2接続部から第2対向放熱部への方向は、第1方向に沿う。第2放熱部は、第2接続部及び第2対向放熱部と連続する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
第１端子を含む第１電池セルと、
第２端子を含む第２電池セルと、
バスバーと、
を備え、
前記バスバーは、基部、第１放熱部、第１対向放熱部、第２放熱部及び第２対向放熱部を含み、
前記基部は、第１接続部及び第２接続部を含み、
前記第１接続部は、前記第１端子と電気的に接続され、
前記第２接続部は、前記第２端子と電気的に接続され、
前記第１接続部から前記第１対向放熱部への第１方向は、前記第１接続部から前記第２接続部への第２方向と交差し、
前記第１対向放熱部は、前記第１方向において前記第１接続部から離れ、
前記第１放熱部は、前記第１接続部及び前記第１対向放熱部と連続し、
前記第２接続部から前記第２対向放熱部への方向は、前記第１方向に沿い、
前記第２対向放熱部は、前記第１方向において前記第２接続部から離れ、
前記第２放熱部は、前記第２接続部及び前記第２対向放熱部と連続する、２次電池。
続きを表示（約 3,000 文字）【請求項２】
前記バスバーは、第３放熱部、第３対向放熱部、第４放熱部及び第４対向放熱部をさらに含み、
前記第１接続部から前記第３対向放熱部への方向は、前記第１方向に沿い、
前記第３対向放熱部は、前記第１方向において前記第１接続部から離れ、
前記第１対向放熱部から前記第３対向放熱部への第３方向は、前記第１方向及び前記第２方向を含む平面と交差し、
前記第３放熱部は、前記第１接続部及び前記第３対向放熱部と連続し、
前記第２接続部から前記第４対向放熱部への方向は、前記第１方向に沿い、
前記第４対向放熱部は、前記第１方向において前記第２接続部から離れ、
前記第２対向放熱部から前記第４対向放熱部への方向は、前記第３方向に沿い、
前記第４放熱部は、前記第２接続部及び前記第４対向放熱部と連続する、請求項１に記載の２次電池。
【請求項３】
前記基部は、前記第１接続部と前記第２接続部とをつなぐ第２湾曲部をさらに含み、
前記第２湾曲部の一部は、前記第２方向において前記第３放熱部と対向し、
前記第２湾曲部の別の一部は、前記第２方向において前記第４放熱部と対向する、請求項２に記載の２次電池。
【請求項４】
前記基部は、前記第１接続部と前記第２接続部とをつなぐ第１湾曲部をさらに含み、
前記第１湾曲部の一部は、前記第２方向において前記第１放熱部と対向し、
前記第１湾曲部の別の一部は、前記第２方向において前記第２放熱部と対向する、請求項１～３のいずれか１つに記載の２次電池。
【請求項５】
前記第１接続部は、第１位置を含み、
前記第１位置において、前記第１接続部は前記第１端子と接続され、
前記第２接続部は、第２位置を含み、
前記第２位置において、前記第２接続部は前記第２端子と接続され、
前記第１接続部は、第１突出部を含み、
前記第１突出部は、前記第２位置に向けて突出し、
前記第２接続部は、第２突出部を含み、
前記第２突出部は、前記第１位置に向けて突出した、請求項１に記載の２次電池。
【請求項６】
前記第１放熱部の少なくとも一部は、前記第２方向と交差する第２交差平面に沿う、請求項１に記載の２次電池。
【請求項７】
前記第１放熱部の少なくとも一部は、前記第１方向及び前記第２方向を含む第１平面に沿う、請求項１に記載の２次電池。
【請求項８】
第１端子を含む第１電池セルと、
第２端子を含む第２電池セルと、
バスバーと、
を備え、
前記バスバーは、基部、第１放熱部、第２放熱部、第３放熱部及び第４放熱部を含み、
前記基部は、第１接続部、第２接続部及び第１湾曲部を含み、
前記第１接続部は、前記第１端子と電気的に接続され、
前記第２接続部は、前記第２端子と電気的に接続され、
前記第１接続部は、前記第１端子と対向する第１面を含み、
前記第２接続部は、前記第２端子と対向する第２面を含み、
前記第１放熱部及び前記第３放熱部は、前記第１接続部と接続され、
前記第２放熱部及び前記第４放熱部は、前記第２接続部と接続され、
前記第１放熱部から前記第２放熱部への第２方向は、前記第１面と交差する第１方向と交差し、
前記第３放熱部から前記第４放熱部への方向は、前記第２方向に沿い、
前記第１放熱部の少なくとも一部及び前記第２放熱部の少なくとも一部は、前記第１方向及び第３方向に沿い、
前記第３方向は、前記第１方向及び前記第２方向を含む平面と交差し、
前記第３放熱部の少なくとも一部及び前記第４放熱部の少なくとも一部は、前記第１方向及び前記第２方向に沿い、
前記第１湾曲部は、前記第１接続部と前記第２接続部とをつなぎ、
前記第１湾曲部の一部は、前記第２方向において前記第１放熱部と対向し、
前記第１湾曲部の別の一部は、前記第２方向において前記第２放熱部と対向する、２次電池。
【請求項９】
第１接続部及び第２接続部を含む基部と、
第１放熱部と、
第１対向放熱部と、
第２放熱部と、
第２対向放熱部と、
第３放熱部と、
第３対向放熱部と、
第４放熱部と、
第４対向放熱部と、
を備え、
前記第１接続部から前記第１対向放熱部への第１方向は、前記第１接続部から前記第２接続部への第２方向と交差し、
前記第１対向放熱部は、前記第１方向において前記第１接続部から離れ、
前記第１放熱部は、前記第１接続部及び前記第１対向放熱部と連続し、
前記第２接続部から前記第２対向放熱部への方向は、前記第１方向に沿い、
前記第２対向放熱部は、前記第１方向において前記第２接続部から離れ、
前記第２放熱部は、前記第２接続部及び前記第２対向放熱部と連続し、
前記第１接続部から前記第３対向放熱部への方向は、前記第１方向に沿い、
前記第３対向放熱部は、前記第１方向において前記第１接続部から離れ、
前記第１対向放熱部から前記第３対向放熱部への第３方向は、前記第１方向及び前記第２方向を含む平面と交差し、
前記第３放熱部は、前記第１接続部及び前記第３対向放熱部と連続し、
前記第２接続部から前記第４対向放熱部への方向は、前記第１方向に沿い、
前記第４対向放熱部は、前記第１方向において前記第２接続部から離れ、
前記第２対向放熱部から前記第４対向放熱部への方向は、前記第３方向に沿い、
前記第４放熱部は、前記第２接続部及び前記第４対向放熱部と連続する、バスバー。
【請求項１０】
第１接続部、第２接続部及び第１湾曲部を含む基部と、
第１放熱部と、
第２放熱部と、
第３放熱部と、
第４放熱部と、
を備え、
前記第１接続部は、第１面を含み、
前記第２接続部は、第２面を含み、
前記第１面及び前記第２面は、第１方向と交差し、
前記第１放熱部及び前記第３放熱部は、前記第１接続部と接続され、
前記第２放熱部及び前記第４放熱部は、前記第２接続部と接続され、
前記第１放熱部から前記第２放熱部への第２方向は、前記第１方向と交差し、
前記第３放熱部から前記第４放熱部への方向は、前記第２方向に沿い、
前記第１放熱部の少なくとも一部及び前記第２放熱部の少なくとも一部は、前記第１方向及び第３方向に沿い、
前記第３方向は、前記第１方向及び前記第２方向を含む平面と交差し、
前記第３放熱部の少なくとも一部及び前記第４放熱部の少なくとも一部は、前記第１方向及び前記第２方向に沿い、
前記第１湾曲部は、前記第１接続部と前記第２接続部とをつなぎ、
前記第１湾曲部の一部は、前記第２方向において前記第１放熱部と対向し、
前記第１湾曲部の別の一部は、前記第２方向において前記第２放熱部と対向する、バスバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
実施形態は、２次電池及びバスバーに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、大容量の２次電池において、複数の電池セルがバスバーを介して接続される。複数の電池セルとバスバーとの接続部において、放熱性を向上することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－１６８３４０
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
実施形態は、放熱性を向上可能な２次電池及びバスバーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態によれば、２次電池は、第１端子を含む第１電池セルと、第２端子を含む第２電池セルと、バスバーと、を含む。前記バスバーは、基部、第１放熱部、第１対向放熱部、第２放熱部及び第２対向放熱部を含む。前記基部は、第１接続部及び第２接続部を含む。前記第１接続部は、前記第１端子と電気的に接続される。前記第２接続部は、前記第２端子と電気的に接続される。前記第１接続部から前記第１対向放熱部への第１方向は、前記第１接続部から前記第２接続部への第２方向と交差する。前記第１対向放熱部は、前記第１方向において前記第１接続部から離れる。前記第１放熱部は、前記第１接続部及び前記第１対向放熱部と連続する。前記第２接続部から前記第２対向放熱部への方向は、前記第１方向に沿う。前記第２対向放熱部は、前記第１方向において前記第２接続部から離れる。前記第２放熱部は、前記第２接続部及び前記第２対向放熱部と連続する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
図１（ａ）～図１（ｃ）は、第１実施形態に係る２次電池の一部を例示す模式図である。
図２は、第１実施形態に係る２次電池を例示する模式的斜視図である。
図３（ａ）～図３（ｃ）は、第１実施形態に係る２次電池の一部を例示す模式図である。
図４（ａ）～図４（ｃ）は、第１実施形態に係る２次電池の一部を例示す模式図である。
図５（ａ）及び図５（ｂ）は、第２実施形態に係る２次電池の一部を例示す模式図である。
図６（ａ）及び図６（ｂ）は、第２実施形態に係る２次電池の一部を例示す模式図である。
図７（ａ）～図７（ｃ）は、第２実施形態に係る２次電池の一部を例示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【０００８】
（第１実施形態）
図１（ａ）～図１（ｃ）は、第１実施形態に係る２次電池の一部を例示す模式図である。
図２は、第１実施形態に係る２次電池を例示する模式的斜視図である。
図２に示すように、実施形態に係る２次電池１１０は、第１電池セル１０、第２電池セル２０及びバスバー３０を含む。１つの例において、２次電池１１０は、リチウムイオン電池である。第１電池セル１０及び第２電池セル２０は、リチウムイオン電池セルである。
【０００９】
第１電池セル１０は、第１端子１０Ｔを含む。第２電池セル２０は、第２端子２０Ｔを含む。例えば、第１電池セル１０は、第１正極端子１０ｐ及び第１負極端子１０ｎを含む。第２電池セル２０は、第２正極端子２０ｐ及び第２負極端子２０ｎを含む。第１端子１０Ｔは、第１正極端子１０ｐ及び第１負極端子１０ｎの一方である。第２端子２０Ｔは、第２負極端子２０ｎ及び第２正極端子２０ｐの一方である。１つの例において、第１端子１０Ｔは第１負極端子１０ｎであり、第２端子２０Ｔは第２正極端子２０ｐである。第１端子１０Ｔが第１正極端子１０ｐであり、第２端子２０Ｔが第２負極端子２０ｎでも良い。以下に説明する例では、第１端子１０Ｔは第１負極端子１０ｎであり、第２端子２０Ｔは第２正極端子２０ｐである。
【００１０】
バスバー３０は、第１端子１０Ｔ及び第２端子２０Ｔを電気的に接続する。バスバー３０は、導電性である。１つの例において、バスバー３０は、アルミニウムまたはアルミニウム合金を含む。
（【００１１】以降は省略されています）

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