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公開番号2025029401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-06
出願番号2023134015
出願日2023-08-21
発明の名称演算プログラム、演算方法、および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/08 20240101AFI20250227BHJP(計算;計数)
要約【課題】 輸送車乗継便を効率よく生成することができる演算プログラム、演算方法、および情報処理装置を提供する。
【解決手段】 演算プログラムは、最初のノードから最後のノードまでの経路を有しており、各荷物について、どのノードで積み込んで、どのノードまで輸送するかが定まっている定期便を複数含む集合から第1定期便および第2定期便の組み合わせを取得し、前記第1定期便で最後に荷物を積み込むノードを特定し、特定された前記ノードの後ろに、前記第2定期便の経路を追加し、特定された前記ノードと前記第2定期便の最初のノードとが一致すれば、前記第2定期便の最初のノードを削除し、前記第2定期便の最後のノードが前記第1定期便の最初のノードと一致しない場合には、最後のノードとして前記第1定期便の最初のノードを追加することで輸送車乗継便を作成する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】 図8

特許請求の範囲【請求項1】
最初のノードから最後のノードまでの経路を有しており、各荷物について、どのノードで積み込んで、どのノードまで輸送するかが定まっている定期便を複数含む集合から第1定期便および第2定期便の組み合わせを取得し、
前記第1定期便で最後に荷物を積み込むノードを特定し、特定された前記ノードの後ろに、前記第2定期便の経路を追加し、特定された前記ノードと前記第2定期便の最初のノードとが一致すれば、前記第2定期便の最初のノードを削除し、前記第2定期便の最後のノードが前記第1定期便の最初のノードと一致しない場合には、最後のノードとして前記第1定期便の最初のノードを追加することで輸送車乗継便を作成する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする演算プログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記集合に含まれる定期便のうち、輸送車乗継便の条件を満たすか否かを判定し、前記輸送車乗継便の条件を満たさない定期便については、前記第1定期便および前記第2定期便のいずれにも含めない、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の演算プログラム。
【請求項3】
前記第1定期便および前記第2定期便に輸送する荷物のうち、輸送車乗継便の条件を満たすか否かを判定し、前記輸送車乗継便の条件を満たさない荷物については、前記第1定期便および前記第2定期便以外で輸送可能な定期便を探索する、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の演算プログラム。
【請求項4】
前記集合から前記第1定期便および前記第2定期便を削除し、残った定期便から2つの定期便を取得し、新たな前記輸送車乗継便を作成する処理を、残った定期便の数が2個未満になるまで繰り返す、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の演算プログラム。
【請求項5】
最初のノードから最後のノードまでの経路を有しており、各荷物について、どのノードで積み込んで、どのノードまで輸送するかが定まっている定期便を複数含む集合から第1定期便および第2定期便の組み合わせを取得し、
前記第1定期便で最後に荷物を積み込むノードを特定し、特定された前記ノードの後ろに、前記第2定期便の経路を追加し、特定された前記ノードと前記第2定期便の最初のノードとが一致すれば、前記第2定期便の最初のノードを削除し、前記第2定期便の最後のノードが前記第1定期便の最初のノードと一致しない場合には、最後のノードとして前記第1定期便の最初のノードを追加することで輸送車乗継便を作成する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする演算方法。
【請求項6】
最初のノードから最後のノードまでの経路を有しており、各荷物について、どのノードで積み込んで、どのノードまで輸送するかが定まっている定期便を複数含む集合から第1定期便および第2定期便の組み合わせを取得し、前記第1定期便で最後に荷物を積み込むノードを特定し、特定された前記ノードの後ろに、前記第2定期便の経路を追加し、特定された前記ノードと前記第2定期便の最初のノードとが一致すれば、前記第2定期便の最初のノードを削除し、前記第2定期便の最後のノードが前記第1定期便の最初のノードと一致しない場合には、最後のノードとして前記第1定期便の最初のノードを追加することで輸送車乗継便を作成する演算部を備えることを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は、演算プログラム、演算方法、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
流通業界では、輸送車を用いた荷物の輸送が行われている。荷物の種類は多岐にわたり、拠点も多数であるため、輸送計画の最適化が行われている(例えば、特許文献1~4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-56683号公報
特開2019-117444号公報
米国特許公開第2021/0046929号
米国特許公開第2020/0027060号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような輸送計画において、途中の拠点で荷物の積み降ろしが発生すると、荷物の輸送完了までに要する輸送時間が長くなるおそれがある。これに対して、1名の運転手が複数台の輸送車を乗り継ぐ輸送車乗継便について検討されている。しかしながら、輸送車乗継便を効率よく生成する技術が開示されていない。
【0005】
1つの側面では、本発明は、輸送車乗継便を効率よく生成することができる演算プログラム、演算方法、および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、演算プログラムは、最初のノードから最後のノードまでの経路を有しており、各荷物について、どのノードで積み込んで、どのノードまで輸送するかが定まっている定期便を複数含む集合から第1定期便および第2定期便の組み合わせを取得し、前記第1定期便で最後に荷物を積み込むノードを特定し、特定された前記ノードの後ろに、前記第2定期便の経路を追加し、特定された前記ノードと前記第2定期便の最初のノードとが一致すれば、前記第2定期便の最初のノードを削除し、前記第2定期便の最後のノードが前記第1定期便の最初のノードと一致しない場合には、最後のノードとして前記第1定期便の最初のノードを追加することで輸送車乗継便を作成する、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0007】
輸送車乗継便を効率よく生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)は輸送計画を例示する図であり、(b)は(a)の輸送計画を最適化した一例である。
輸送車乗継便を例示する図である。
タイムスケジュールを例示する図である。
(a)は実施例1に係る情報処理装置の全体構成を表す機能ブロック図であり、(b)は情報処理装置のハードウェア構成図である。
定期便格納部が格納している各定期便を格納する定期便テーブルである。
フローチャートを例示する図である。
ステップS2の輸送車乗継便作成処理の詳細を表すフローチャートである。
(a)および(b)は輸送車乗継便γを生成した場合を例示する図である。
輸送車乗継便γを生成した場合を例示する図である。
輸送車乗継便γを生成した場合を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
流通業界では、輸送車を用いた荷物の輸送が行われている。例えば、拠点(ノード)から拠点まで荷物が輸送される。荷物の種類は多岐にわたり、拠点も多数であるため、輸送計画の最適化が望まれている。
【0010】
図1(a)は、輸送計画を例示する図である。図1(a)で例示するように、定期便aは、拠点Aで荷物1を積み込み、拠点Bで荷物1を降ろす便である。定期便bは、拠点Cで荷物2を積み込み、拠点Eで荷物2を降ろす便である。定期便cは、拠点Dで荷物3および荷物4を積み込み、拠点Bで荷物3を降ろし、その後に拠点Eで荷物4を降ろす便である。
(【0011】以降は省略されています)

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