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公開番号
2025025380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130101
出願日
2023-08-09
発明の名称
接続部材および熱交換器
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F28F
9/02 20060101AFI20250214BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】 熱交換器とパイプの接続に際し、パイプから熱交換器に向かう縮流を抑えることを可能にするとともに、熱交換器のキャップにおけるろう材面の状態によらず、既存のキャップに対して汎用的に取り付け可能な接続部材、およびそれを備えた熱交換器を提供する。
【解決手段】 接続部材80は、熱交換器1と、流入口パイプ2及び流出口パイプ3のそれぞれの管端PEと、を接続するものであり、流入側固定部83Aと流出側固定部83Bと、これらを一体的に支持する本体部81とを有する。流入側固定部83Aは、ヘッダタンク11の端部を塞ぐキャップ60の流入側の接続部67Aと流入口パイプ2の管端PEの外周面を覆い、流出側固定部83Bは、キャップ60の流出側の接続部67Bと流出口パイプ3の管端PEの外周面を覆うことが可能に構成される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
熱交換器と、該熱交換器の内部に熱媒体を通過させる流入口パイプ及び流出口パイプのそれぞれの管端と、を接続する接続部材であって、
前記熱交換器は、
一方向に長いタンク部と、
前記タンク部の長手方向の一端を覆い、前記熱媒体の流入口および流出口となる開口と、該開口の周囲に接続部が設けられたキャップと、を備えるものであり、
筒状に形成され、流入側の前記接続部および前記管端のそれぞれの外周面を覆うことが可能な流入側固定部と、
筒状に形成され、流出側の前記接続部および前記管端のそれぞれの外周面を覆うことが可能な流出側固定部と、を備える、
ことを特徴とする接続部材。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記接続部を前記管端の内側に挿入した状態で接続可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
【請求項3】
少なくとも前記流入側固定部および前記流出側固定部の外周面および内周面にろう材を設けた、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
【請求項4】
前記流入側固定部および前記流出側固定部はそれぞれ小径部と大径部を有し、
前記小径部は前記接続部の外周面を覆うことが可能であり、前記大径部は前記管端の外周面を覆うことが可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
【請求項5】
前記流入側固定部と前記流出側固定部を一体的に支持する本体部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の接続部材により前記接続部が前記管端と接続されている、
ことを特徴とする熱交換器。
【請求項7】
前記接続部の内径を前記タンク部の内径以下とし、前記管端の内径を前記接続部の外径以上にした、
ことを特徴とする請求項6に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器とパイプを接続する接続部材および熱交換器に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、熱交換器とこれに接続する流入口パイプおよび流出口パイプ(以下、「流入出口パイプ」と総称する。)の接続においては、例えば、タンク(ヘッダータンク)の流入口・流出口にキャップ(連結キャップ)を設け、これに流入出口パイプを挿入・固定する方法(例えば、特許文献1参照)や、連結部材により流入出口パイプを固定する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1に記載の技術は、所謂かぶせ蓋形状の連結キャップによりタンクの開口を閉塞している。連結キャップはタンクに連通する開口とその周囲に立ち上がる接続部を有し、接続部の内周にパイプを挿入し、固定している。
【0004】
また特許文献2に記載の技術は、冷媒導入部に、円盤状に形成され中央部に冷媒導入口より大径の貫通孔が設けられた連結部材が固定される。この連結部材の貫通孔には、円筒状のアダプタの一端側が挿通され、この挿通された一端側が治具などによって連結部材に加締められ、アダプタが固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
韓国登録特許第102074692号公報
特許第6483409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の構成では、流入口パイプと熱交換器のキャップ(連結キャップ、冷媒導入口)の連結部分において、流入口パイプから熱交換器に向かう流路が縮流となり、通水抵抗が増加する問題があった。
【0007】
熱交換器のキャップ(冷媒導入口)のサイズは、それに接続するタンク部(ヘッダータンク)の形状やサイズに応じて設定されており、流入出口パイプとの連結部分での縮流を防ぐには、流入出口パイプの径とキャップの開口部の径の差を小さくすることが望ましい。一方で、特に、冷媒として低温下において粘度が高くなる流体を用いる場合などにおいては可能な限り流入出口パイプの径を大きく確保したい要望もある。
【0008】
そこで、例えばタンクにキャップを設ける構成において、キャップの接続部の外周に流入出口パイプを取り付けるようにすれば、接続部の内周に流入出口パイプを挿入する場合よりも、流入出口パイプ内の通水抵抗を低減しつつ、連結部分における縮流も抑えることができる。ここで、パイプとキャップは一般的にろう付けにより固定されるが、キャップの接続部の外周を流入出口パイプに挿入する場合、キャップの外側に露出する面(外側面)をろう材面にする必要がある。
【0009】
しかしながら、熱交換器の部品であるキャップのろう材面は、熱交換器の他の部品(タンクなど)との関係で設定されており、必ずしもキャップの外側面がろう材面になっているとは限らない。特に、特許文献1に記載のようなかぶせ蓋形状のキャップの場合、その形状の複雑性からろう材面は内側面に設けられることが多く、その場合、パイプとの接続に際して、熱交換器側においてキャップの外側面をろう材面にする加工や、外側面がろう材面であるキャップへの交換が必要となり、作業の手間が係るとともにコストも嵩む問題がある。
【0010】
本発明は、係る課題に鑑みてなされ、熱交換器とパイプの接続に際し、パイプから熱交換器に向かう縮流を抑えることを可能にするとともに、熱交換器のキャップにおけるろう材面の状態によらず、既存のキャップに対して汎用的に取り付け可能な接続部材、およびそれを備えた熱交換器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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