TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025014883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117817
出願日
2023-07-19
発明の名称
スラッジ回収装置及びスラッジ回収方法
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B03C
1/28 20060101AFI20250123BHJP(液体による,または,風力テーブルまたはジグによる固体物質の分離;固体物質または流体から固体物質の磁気または静電気による分離,高圧電界による分離)
要約
【課題】液体中のスラッジを低減させることができるようにする。
【解決手段】スラッジ回収装置は、液体(E)に浸される浸漬部(112)を含み、非磁性体の筒部(110)と、前記筒部(110)内に設けられ、磁力により前記筒部(110)の外面にスラッジ(G)を付着させる磁石(120)と、前記筒部(110)内で前記磁石(120)を移動させるための移動部(130)と、前記移動部(130)により移動する前記磁石(120)と、前記筒部(110)の外面に付着した前記スラッジ(G)との連動を切り離す切り離し部(140)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
非磁性体の筒部(110)と、
前記筒部(110)内に設けられ、磁力により前記筒部(110)の外面にスラッジ(G)を付着させる磁石(120)と、
前記筒部(110)内で前記磁石(120)を移動させるための移動部(130)と、
前記移動部(130)により移動する前記磁石(120)と、前記筒部(110)の外面に付着した前記スラッジ(G)との連動を切り離す切り離し部(140)と
を備える、スラッジ回収装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記移動部(130)は、前記磁石(120)に連結され、前記筒部(110)に形成される開口(111)を通じて前記筒部(110)の外部まで延びるひも状の部材を含む、請求項1に記載のスラッジ回収装置。
【請求項3】
前記切り離し部(140)は、前記筒部(110)の外面から外側に突出する形状を有する、請求項1又は請求項2に記載のスラッジ回収装置。
【請求項4】
前記筒部(110)の延びる方向(X)において、前記磁石(120)が前記切り離し部(140)を通過するように、前記移動部(130)により前記磁石(120)が移動されることで、前記移動部(130)により移動する前記磁石(120)と、前記筒部(110)の外面に付着した前記スラッジ(G)との連動が切り離される、請求項1又は請求項2に記載のスラッジ回収装置。
【請求項5】
前記磁石(120)は、球形状を有する、請求項1又は請求項2に記載のスラッジ回収装置。
【請求項6】
前記筒部(110)内では、複数の前記磁石(120)が前記筒部(110)の延びる方向(X)に沿って並び、
前記移動部(130)は、前記複数の磁石(120)が一体的に移動するように、前記複数の磁石(120)のうちの少なくとも1つの磁石(120)に連結される、請求項5に記載のスラッジ回収装置。
【請求項7】
前記筒部(110)は、水平方向に沿って延びる第1水平部(113a)を含み、
前記切り離し部(140)は、前記第1水平部(113a)の外面に設けられる、請求項1又は請求項2に記載のスラッジ回収装置。
【請求項8】
前記筒部(110)は、水平方向に沿って延びる第2水平部(112a)を含み、端部(110b)側が液体(E)に浸され、
前記第2水平部(112a)は、前記筒部(110)の前記端部(110b)寄りに位置する、請求項1又は請求項2に記載のスラッジ回収装置。
【請求項9】
前記筒部(110)の一部を覆う外筒部(150)を備え、
前記筒部(110)は、液体(E)の外部に配置される筐体(30)を挿通し、
前記外筒部(150)は、前記筒部(110)のうち前記筐体(30)の内部に設けられる部分を覆う、請求項1又は請求項2に記載のスラッジ回収装置。
【請求項10】
前記外筒部(150)は、前記筐体(30)の外部に突出する外筒部分(154)を含み、
前記外筒部分(154)には、前記外筒部分(154)の外面から外側に突出する鍔部(160)が設けられる、請求項9に記載のスラッジ回収装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、スラッジ回収装置及びスラッジ回収方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の浸漬型液冷却装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を接続した冷媒回路を備え、蒸発器を液体に浸漬させて液体を冷却する。蒸発器は、コイル部を備える。コイル部は、上下方向に沿って螺旋状に巻回された内側冷媒配管と、内側冷媒配管を囲むと共に上下方向に沿って螺旋状に巻回された外側冷媒配管とを有する。内側冷媒配管及び外側冷媒配管には、工作液に含まれる研削屑などのスラッジが付着するのを防止するためにフッ素塗料が塗装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-068606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、フッ素塗料により内側冷媒配管及び外側冷媒配管に付着しなかった工作液中のスラッジは、回収されることなく工作液(液体)中に残存する。
【0005】
本開示の目的は、液体中のスラッジを低減させることができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のスラッジ回収装置は、非磁性体の筒部(110)と、前記筒部(110)内に設けられ、磁力により前記筒部(110)の外面にスラッジ(G)を付着させる磁石(120)と、前記筒部(110)内で前記磁石(120)を移動させるための移動部(130)と、前記移動部(130)により移動する前記磁石(120)と、前記筒部(110)の外面に付着した前記スラッジ(G)との連動を切り離す切り離し部(140)とを備える。
【0007】
第1の態様では、切り離し部(140)を液体(E)の外部に配置し、筒部(110)の一部を液体(E)に浸して磁石(120)の磁力により筒部(110)の外面に液体(E)中のスラッジ(G)を付着させた後、移動部(130)により磁石(120)を移動させることで、筒部(110)の外面に付着したスラッジ(G)が磁石(120)の磁力により磁石(120)と共に移動するが、切り離し部(140)が位置する場所まで磁石(120)を移動させることで、磁石(120)とスラッジ(G)との連動を切り離すことができる。その結果、筒部(110)の外面からスラッジ(G)を離間させて回収できるので、液体(E)中のスラッジ(G)を低減させることができる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、前記移動部(130)は、前記磁石(120)に連結され、前記筒部(110)に形成される開口(111)を通じて前記筒部(110)の外部まで延びるひも状の部材を含む。
【0009】
第2の態様では、移動部(130)のうち筒部(110)の開口(111)を通じて筒部(110)の外部に位置する部分を把持して移動部(130)を引っ張ることで、筒部(110)内の磁石(120)を移動させることができる。
【0010】
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様において、前記切り離し部(140)は、前記筒部(110)の外面から外側に突出する形状を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三菱電機株式会社
空気清浄機
2か月前
三菱電機株式会社
空気清浄機
2か月前
アマノ株式会社
空気清浄装置及び空気清浄方法
3か月前
住友重機械ファインテック株式会社
マグネットセパレータ
2か月前
株式会社ディスコ
粉体分離装置
2か月前
株式会社ワイ・ジェー・エス.
磁性体回収機構
3か月前
株式会社SCREENホールディングス
流路チップ
1日前
株式会社SCREENホールディングス
流路チップ
21日前
ダイキン工業株式会社
スラッジ回収装置及びスラッジ回収方法
8日前
JFEスチール株式会社
電気集塵設備及び、電気集塵設備の運転方法
1か月前
アクアインテック株式会社
洗浄装置
3日前
アクアインテック株式会社
洗浄装置
2か月前
栗田工業株式会社
混合イオン交換樹脂におけるアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との分離方法
3か月前
産業振興株式会社
ドラム型磁選機および破砕不適物の分別方法
14日前
日立Astemo株式会社
車載画像処理装置
7日前
学校法人近畿大学
アミロイド線維検出プローブ
2か月前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
ポリエチレンテレフタレート由来物質の分解酵素
3か月前
他の特許を見る