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公開番号
2025014563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117231
出願日
2023-07-19
発明の名称
洗濯機
出願人
青島海爾洗衣机有限公司
,
QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.
,
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06F
33/34 20200101AFI20250123BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】液剤タンク内からの液剤の流出量の検出に用いられる流量計に不具合が発生した場合に、当該不具合の発生をユーザが把握でき得る洗濯機を提供する。
【解決手段】給水装置は、洗剤タンクから給水路に流出する洗剤の流出量と給水路を流れる水の流量とを検出可能に配置された流量計160を含み、流量計160による検出に基づいて給水路に供給された量の洗剤を、給水路を流れる水で押し流し外槽内に投入する。制御部201は、流量計160により検出した水の流量に基づいて、外槽内への給水流量を、第1給水流量として求め、外槽内の水位の上昇量と当該上昇量の水位上昇に要する時間とに基づいて、外槽内への給水流量を、第2給水流量として求め、第1給水流量と第2給水流量との差分が規定範囲から外れている場合に、流量計160に不具合が発生したことを示す報知を表示部70に行わせる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内に配置され、水が溜められる外槽と、
前記外槽内に回転可能に配置された内槽と、
前記外槽内へ給水を行う給水装置と、
前記外槽内の水位を検出する水位検出部と、
報知部と、
制御部と、を備え、
前記給水装置は、
1つ以上の給水バルブを有し、水道栓に繋がる給水バルブユニットと、
前記給水バルブユニットからの水が前記外槽内へ向けて流れる給水路と、
前記給水路に接続され、洗濯用の液剤が貯められる液剤タンクと、
前記給水路に、前記液剤タンクから前記給水路に流出する液剤の流出量と前記給水路を流れる水の流量とを検出可能に配置された流量計と、を含み、
前記流量計による検出に基づいて前記給水路に供給された量の液剤を、前記給水路を流れる水により押し流して前記外槽内に投入し、
前記制御部は、
前記流量計により検出した水の流量に基づいて、前記外槽内への給水流量を、第1給水流量として求め、
前記外槽内の水位の上昇量と当該上昇量の水位上昇に要する時間とに基づいて、前記外槽内への給水流量を、第2給水流量として求め、
前記第1給水流量と前記第2給水流量との差分が規定範囲から外れている場合に、前記流量計に不具合が発生したことを示す報知を前記報知部に行わせる、
ことを特徴とする洗濯機。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記給水バルブユニットは、第1給水バルブおよび第2給水バルブを有し、
前記給水路は、前記第1給水バルブに接続される第1水路と、前記第2給水バルブに接続される第2水路と、前記第1水路および前記第2水路との間に跨り、これら水路と直交するバイパス水路と、を含み、
液体の洗剤が貯められた液剤タンクが、前記液剤タンクとして前記第2水路の前記バイパス水路よりも下流側に接続されるとともに、液体の柔軟剤が貯められた柔軟剤タンクが、前記液剤タンクとして前記第1水路の前記バイパス水路よりも下流側に接続され、
前記第1水路には、前記柔軟剤タンクの接続位置よりも下流側に、上流から下流へ水の流れるときに開放する第1逆止弁が配置され、
前記第2水路には、前記洗剤タンクの接続位置よりも下流側に、上流から下流へ水の流れるときに開放する第2逆止弁が配置され、
前記制御部は、
第1時間、前記第1給水バルブおよび前記第2給水バルブを開放して前記第1水路および前記第2水路に水を流し、
前記第1給水バルブおよび前記第2給水バルブを閉鎖してから第2時間が経過した後、前記給水路に洗剤を供給する場合には前記第1給水バルブを開放して前記第1水路に水を流し、前記給水路に柔軟剤を供給する場合には前記第2給水バルブを開放して前記第2水路に水を流し、
前記流量計は、
前記バイパス水路に配置され、
前記第2時間が経過した後に前記第1給水バルブが開放した場合には、前記洗剤タンクからの洗剤の流出量を検出し、
前記第2時間が経過した後に前記第2給水バルブが開放した場合には、前記柔軟剤タンクからの柔軟剤の流出量を検出する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項3】
請求項2に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記第1時間が経過した後、前記第1給水バルブおよび前記第2給水バルブのうち一方の給水バルブを閉鎖し、
前記バイパス水路を流れる他方の給水バルブからの水の流量を、前記第1給水流量を求めるために前記流量計により検出した後、前記他方の給水バルブを閉鎖する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項4】
請求項1ないし3の何れか一項に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記給水装置により前記外槽内へ給水が行われている間において、前記水位検出部を用いて前記外槽内の水位の上昇量を検出し、
検出した上昇量と当該上昇量の水位上昇に要した時間とに基づいて前記第2給水流量を求める、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項5】
請求項4に記載の洗濯機において、
前記内槽は、底部にパルセータが配置された洗濯脱水槽であり、
前記洗濯脱水槽内に収容された洗濯物の負荷量を検出する負荷量検出部を、さらに備え、
前記制御部は、
前記負荷量に基づいて、規定時間を、前記負荷量が多いほど時間が長くなるように設定し、
前記外槽内への給水が開始されてから前記規定時間が経過したことに基づいて、前記外槽内の水位の上昇量の検出を開始する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項6】
請求項1ないし3の何れか一項に記載の洗濯機において、
前記内槽内に収容された洗濯物の負荷量を検出する負荷量検出部を、さらに備え、
前記制御部は、
前記外槽内への給水が開始されてから前記外槽内の水位が前記負荷量に応じて設定された設定水位に到達したことが前記水位検出部により検出されるまでの給水時間を計測し、
前記外槽内に水が無い状態から前記設定水位に到達するまでの前記外槽内の水位の上昇量と、当該上昇量の水位上昇に要する前記給水時間とに基づいて、前記第2給水流量を求める、
ことを特徴とする洗濯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
水が溜められる外槽内に、洗濯物が収容される内槽が回転可能に配置された洗濯機において、液体洗剤、液体柔軟剤等の洗濯用の液剤が貯められる液剤タンクを含み、当該液剤タンクの液剤を、洗濯槽内に自動投入できる洗濯機が知られている。
【0003】
このような液剤の自動投入が可能な洗濯機では、液剤タンクからの液剤の流出量を、流量計を用いて計測(検出)することができる。たとえば、特許文献1には、洗剤、仕上げ加工剤等の薬液が貯められた薬液タンクと、給水路と、攪拌タンクとがパイプで接続され、パイプの途中に流量計が設けられた洗濯用薬液の計量混合装置を備え、薬液タンクからの薬液と給水路からの水とが、流量計を用いて計量され、攪拌タンク内で混合希釈された後、洗濯機槽内に投入される業務用洗濯機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-120888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の洗濯機では、流量計に劣化や故障が生じた場合、液剤タンクからの液剤の流出量が適正に計測できなくなるため、過剰な量の液剤が外槽内に投入されたり、過少な量の液剤が外槽内に投入されたりし得る。しかしながら、流量計の不具合の発生をユーザが把握できないため、液剤が正常に投入されない状態で洗濯機が使用され続けられてしまう虞がある。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、液剤タンクからの液剤の流出量の検出に用いられる流量計に不具合が発生した場合に、当該不具合の発生をユーザが把握でき得る洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の主たる態様に係る洗濯機は、筐体内に配置され、水が溜められる外槽と、前記外槽内に回転可能に配置された内槽と、前記外槽内へ給水を行う給水装置と、前記外槽内の水位を検出する水位検出部と、報知部と、制御部と、を備える。ここで、前記給水装置は、1つ以上の給水バルブを有し、水道栓に繋がる給水バルブユニットと、前記給水バルブユニットからの水が前記外槽内へ向けて流れる給水路と、前記給水路に接続され、洗濯用の液剤が貯められる液剤タンクと、前記給水路に、前記液剤タンクから前記給水路に流出する液剤の流出量と前記給水路を流れる水の流量とを検出可能に配置された流量計と、を含み、前記流量計による検出に基づいて前記給水路に供給された量の液剤を、前記給水路を流れる水により押し流して前記外槽内に投入する。前記制御部は、前記流量計により検出した水の流量に基づいて、前記外槽内への給水流量を、第1給水流量として求め、前記外槽内の水位の上昇量と当該上昇量の水位上昇に要する時間とに基づいて、前記外槽内への給水流量を、第2給水流量として求め、前記第1給水流量と前記第2給水流量との差分が規定範囲から外れている場合に、前記流量計に不具合が発生したことを示す報知を前記報知部に行わせる。
【0008】
本態様に係る洗濯機によれば、液剤タンクからの液剤の流出量を検出する流量計に不具合が発生した場合に、当該不具合の発生をユーザが把握できる。
【0009】
本態様に係る洗濯機において、前記給水バルブユニットは、第1給水バルブおよび第2給水バルブを有し、前記給水路は、前記第1給水バルブに接続される第1水路と、前記第2給水バルブに接続される第2水路と、前記第1水路および前記第2水路との間に跨り、これら水路と直交するバイパス水路と、を含み、液体の洗剤が貯められた液剤タンクが、前記液剤タンクとして前記第2水路の前記バイパス水路よりも下流側に接続されるとともに、液体の柔軟剤が貯められた柔軟剤タンクが、前記液剤タンクとして前記第1水路の前記バイパス水路よりも下流側に接続され、前記第1水路には、前記柔軟剤タンクの接続位置よりも下流側に、上流から下流へ水の流れるときに開放する第1逆止弁が配置され、前記第2水路には、前記洗剤タンクの接続位置よりも下流側に、上流から下流へ水の流れるときに開放する第2逆止弁が配置されるような構成が採られ得る。この場合、前記制御部は、第1時間、前記第1給水バルブおよび前記第2給水バルブを開放して前記第1水路および前記第2水路に水を流し、前記第1給水バルブおよび前記第2給水バルブを閉鎖してから第2時間が経過した後、前記給水路に洗剤を供給する場合には前記第1給水バルブを開放して前記第1水路に水を流し、前記給水路に柔軟剤を供給する場合には前記第2給水バルブを開放して前記第2水路に水を流すような構成とされ得る。さらに、前記流量計は、前記バイパス水路に配置され、前記第2時間が経過した後に前記第1給水バルブが開放した場合には、前記洗剤タンクからの洗剤の流出量を検出し、前記第2時間が経過した後に前記第2給水バルブが開放した場合には、前記柔軟剤タンクからの柔軟剤の流出量を検出するような構成とされ得る。
【0010】
上記の構成によれば、第2時間が経過した後に第1給水バルブが開放されて第1水路に水が流されたときにバイパス水路と第2水路に生じる負圧により、洗剤タンク内の洗剤を流出させて第2水路に供給できる。また、第2時間が経過した後に第2給水バルブが開放されて第2水路に水が流されたときにバイパス水路と第1水路に生じる負圧により、柔軟剤タンク内の柔軟剤を流出させて第1水路に供給できる。そして、バイパス水路に配置した流量計により、洗剤タンクからの洗剤の流出量と柔軟剤タンクからの柔軟剤の流出量とを検出できる。
(【0011】以降は省略されています)
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