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公開番号
2025014466
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117045
出願日
2023-07-18
発明の名称
バイオマス燃料不適物検出システム、バイオマス燃料不適物検出プログラム、及び、バイオマス燃料不適物検出方法、並びに、設置方法
出願人
株式会社タクマ
代理人
個人
,
個人
主分類
F23G
5/50 20060101AFI20250123BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】バイオマス燃料から燃料不適物を検出するバイオマス燃料不適物検出システム、バイオマス燃料不適物検出プログラム、及び、バイオマス燃料不適物検出方法、並びに、燃料不適物の除去装置を設置する方法を提供すること。
【解決手段】バイオマス燃料不適物検出システムは、バイオマス燃料を含む混合物を検知するセンサと、制御部とを備え、該制御部は、前記センサにより取得したセンサデータに基づき、混合物中の燃料不適物を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオマス燃料を含む混合物を検知するセンサと、
制御部とを備え、
該制御部は、前記センサにより取得したセンサデータに基づき、混合物中の燃料不適物を検出する
バイオマス燃料不適物検出システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記センサは前記混合物を撮影するカメラであり、
前記制御部は、
前記混合物が含まれる混合物画像データを取得し、
混合物画像データを入力した場合に、長尺物及び金属を含む燃料不適物を認識するよう学習された学習モデルに、取得した混合物画像データを入力することにより、燃料不適物の検出結果を出力する
請求項1に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項3】
前記カメラは定量フィーダの監視口に設置されている
請求項2に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項4】
検出した燃料不適物の数を、種類毎に数え上げる
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項5】
検出した前記燃料不適物を含む不適物画像を出力する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項6】
前記不適物画像は前記燃料不適物の領域を示す図形が描画されている
請求項5に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項7】
前記図形は、燃料不適物の種類を含む属性により、表示形態を異ならせてある
請求項6に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項8】
前記センサはマイクであり、
前記制御部は、
前記混合物の移動時に発生する混合物音声データを取得し、
混合物音声データを入力した場合に、長尺物及び金属を含む燃料不適物を認識するよう学習された第2学習モデルに、取得した混合物音声データを入力することにより、燃料不適物の有無を出力する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項9】
前記マイクは、前記混合物の落下経路を構成するシュータに設置してある
請求項8に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
【請求項10】
前記燃料不適物を前記シュータ内で検知した場合、前記シュータから排出されたのちに搬送されているコンベヤ上で、前記燃料不適物を再認識し、
前記コンベヤのダンパを切り替えることにより、前記燃料不適物を排出する、又は、前記バイオマス燃料の供給口を閉じることにより、余剰のバイオマス燃料と共に前記燃料不適物を排出する
請求項9に記載のバイオマス燃料不適物検出システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイオマス燃料から燃料不適物を検出するバイオマス燃料不適物検出システム、バイオマス燃料不適物検出プログラム、及び、バイオマス燃料不適物検出方法、並びに、燃料不適物の除去装置を設置する方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、バイオマス発電が注目を集めている。バイオマス発電とは、木材や植物残さ等の再生可能な生物資源(バイオマス)を原料として発電を行うことを示す。バイオマスを燃焼した場合にも化石燃料と同様に二酸化炭素が発生するが、植物はその二酸化炭素を吸収して生長し、バイオマスを再生産するため、総合的に見ると大気中の二酸化炭素の量は増加しないと見なすことができる。バイオマス発電はカーボンニュートラルな発電方法であり、得られる電力は再生可能エネルギーであることから、注目を集めている。
【0003】
バイオマス発電は、バイオマスを燃料として直接燃焼して得られる蒸気を利用発電する直接燃料方式等がある。燃料とするバイオマス(以下、「バイオマス燃料」という。)は、例えば、木質チップ、バーク(樹皮)、ウッドペレット、PKS(Palm Kernel Shell:パーム椰子殻)、畜ふん(家畜の糞)、ライスハスク、コーン粕等である。
【0004】
バイオマス発電を行うバイオマス発電所が受け入れているバイオマス燃料は種々の原料物を合わせた混合物となっており、実際には種類・形状など均質な燃料とはなっていない。そのため、受け入れた混合物の中には、大きさが不適切なバイオマス燃料や、バイオマス燃料ではない金属などの、燃料不適物が混ざっている場合がある。燃料不適物は、コンベヤやシュートなどの燃料搬送系の機器において、閉塞や噛みこみなどのトラブルの要因となる。トラブルにより、燃料搬送が安定しないと発電量が低下するため、売電収入が減少してしまう。しかしながら、燃料不適物を常時監視しておらず、トラブルが発生した場合、不適物の混入が判明する状況である。
【0005】
不適物の検出技術に類似する技術として、ごみ焼却施設における燃焼不適物の検出技術がある。特許文献1には、ごみ焼却施設に搬入されたごみを撮影し、撮影して得たごみ画像から焼却不適物を検出する不適物検出システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-190805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来技術はごみを対象とする焼却不適物の検出するものであり、バイオマス燃料として搬入された混合物を対象とした燃焼不適物の検出に適用できない。本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。その目的は、バイオマス燃料を含む混合物から燃料不適物を検出するバイオマス燃料不適物検出システム、バイオマス燃料不適物検出プログラム、及び、バイオマス燃料不適物検出方法、並びに、燃料不適物の除去装置を設置する方法の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願の一態様に係るバイオマス燃料不適物検出システムは、バイオマス燃料を含む混合物を検知するセンサと、制御部とを備え、該制御部は、前記センサにより取得したセンサデータに基づき、混合物中の燃料不適物を検出する。
【0009】
本願の一態様にあっては、バイオマス燃料を含む混合物から燃料不適物を検出する事が可能となる。
【0010】
本願の一態様に係るバイオマス燃料不適物検出システムにおいて、前記センサは前記混合物を撮影するカメラであり、前記制御部は、前記混合物が含まれる混合物画像データを取得し、混合物画像データを入力した場合に、長尺物及び金属を含む燃料不適物を認識するよう学習された学習モデルに、取得した混合物画像データを入力することにより、燃料不適物の検出結果を出力する。
(【0011】以降は省略されています)
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