TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025011475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113613
出願日2023-07-11
発明の名称粒状物判別における機械学習方法
出願人株式会社サタケ
代理人あいわ弁理士法人
主分類G06V 10/778 20220101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】教師データの元になる学習用画像を少量にして機械学習させ、当該機械学習にかかる時間と手間を大幅に削減することが可能な、粒状物判別における機械学習方を提供すること。
【解決手段】複数種類の粒状物が撮像された学習用画像に対して特定の種類の粒状物内をマーキングして該特定の種類の粒状物以外の画像要素を領域分割する領域分割ステップと、前記領域分割ステップによって抽出された前記特定の種類の粒状物に識別ラベルを付与する識別ラベル付与ステップと、前記特定の種類の粒状物以外の粒状物に対して該粒状物の種類ごとに前記領域分割ステップ及び前記識別ラベル付与ステップを実行して前記複数種類の粒状物の教師データを作成する教師データ作成ステップと、前記教師データを機械学習させる学習ステップと、を有することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数種類の粒状物が撮像された学習用画像に対して特定の種類の粒状物内をマーキングして該特定の種類の粒状物以外の画像要素を領域分割する領域分割ステップと、
前記領域分割ステップによって抽出された前記特定の種類の粒状物に識別ラベルを付与する識別ラベル付与ステップと、
前記特定の種類の粒状物以外の粒状物に対して該粒状物の種類ごとに前記領域分割ステップ及び前記識別ラベル付与ステップを実行して前記複数種類の粒状物の教師データを作成する教師データ作成ステップと、
前記教師データを機械学習させる学習ステップと、を有する
ことを特徴とする粒状物判別における機械学習方法。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
さらに、粒状物が撮像された評価用画像に対して粒状物判別の推論評価を実行する推論評価ステップと、
前記推論評価ステップの推論評価結果が所定の判別精度を満たしていない場合に、粒状物が撮像された追加学習用画像に識別ラベルを付与して教師データを作成し、さらに機械学習させる追加学習ステップと、を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の粒状物判別における機械学習方法。
【請求項3】
前記追加学習用画像は、前記推論評価結果において所定の判別精度を満たしていない粒状物が撮像されている
ことを特徴とする請求項2に記載の粒状物判別における機械学習方法。
【請求項4】
前記複数種類の粒状物には、穀類、種子、又は粒状の作物のうち少なくともいずれかが含まれる
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の粒状物判別における機械学習方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データに含まれる粒状物を判別することが可能な、粒状物判別における機械学習方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、画像分析に際して様々な分野で機械学習法が用いられており、例えば、医療分野における診断を支援するための各種検査装置として特許文献1がある。また、粒状物において外観品位の判別を支援する、品位判別基準の作成方法が特許文献2に開示されている。
【0003】
上記特許文献1では、人体組織の画像データから、病変領域を自動的に抽出することを目的として、上記画像データに対してユーザが病変領域を漏れなく塗りつぶし入力して大量のアノテーションデータに変換し、これを教師データとして病変抽出精度の向上を図っている。
【0004】
また上記特許文献2では、当該文献の図3に示されるように、粒状物の種類ごとに区分けして撮影した画像を使用し、所定の機械学習アルゴリズムによって粒状物の品位判別基準を作成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2021/261323号
特開2015-230265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記した従来技術においては、機械学習に必要な画像データの収集から、各画像における対象物の識別ラベル作成まで多くの時間と人員が費やされ、莫大な労力がかかるという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、教師データの元になる学習用画像を少量にして機械学習させ、当該機械学習にかかる時間と手間を大幅に削減することが可能な、粒状物判別における機械学習方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)に係る発明は、複数種類の粒状物が撮像された学習用画像に対して特定の種類の粒状物内をマーキングして該特定の種類の粒状物以外の画像要素を領域分割する領域分割ステップと、前記領域分割ステップによって抽出された前記特定の種類の粒状物に識別ラベルを付与する識別ラベル付与ステップと、前記特定の種類の粒状物以外の粒状物に対して該粒状物の種類ごとに前記領域分割ステップ及び前記識別ラベル付与ステップを実行して前記複数種類の粒状物の教師データを作成する教師データ作成ステップと、前記教師データを機械学習させる学習ステップと、を有することを特徴とする粒状物判別における機械学習方法である。
【0009】
(2)に係る発明は、さらに、粒状物が撮像された評価用画像に対して粒状物判別の推論評価を実行する推論評価ステップと、前記推論評価ステップの推論評価結果が所定の判別精度を満たしていない場合に、粒状物が撮像された追加学習用画像に識別ラベルを付与して教師データを作成し、さらに機械学習させる追加学習ステップと、を有することを特徴とする上記(1)に記載の粒状物判別における機械学習方法である。
【0010】
(3)に係る発明は、前記追加学習用画像は、前記推論評価結果において所定の判別精度を満たしていない粒状物が撮像されていることを特徴とする上記(2)に記載の粒状物判別における機械学習方法である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社サタケ
醸造用精米機
12日前
株式会社サタケ
粒状物の乾燥装置
26日前
株式会社サタケ
共同乾燥調製施設
29日前
株式会社サタケ
測定装置および選別装置
26日前
株式会社サタケ
精白米中の土砂混入率の検査方法
19日前
個人
詐欺保険
22日前
個人
縁伊達ポイン
22日前
個人
RFタグシート
9日前
個人
ペルソナ認証方式
6日前
個人
地球保全システム
1か月前
個人
QRコードの彩色
26日前
個人
情報処理装置
1日前
個人
自動調理装置
8日前
個人
農作物用途分配システム
21日前
個人
残土処理システム
28日前
個人
表変換編集支援システム
1か月前
個人
タッチパネル操作指代替具
15日前
個人
インターネットの利用構造
5日前
個人
知的財産出願支援システム
29日前
個人
行動時間管理システム
1か月前
個人
スケジュール調整プログラム
14日前
個人
携帯端末障害問合せシステム
14日前
個人
パスワード管理支援システム
1か月前
個人
システム及びプログラム
1か月前
個人
食品レシピ生成システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
個人
エリアガイドナビAIシステム
6日前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
個人
海外支援型農作物活用システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
個人
AIキャラクター制御システム
1か月前
個人
帳票自動生成型SaaSシステム
29日前
エッグス株式会社
情報処理装置
15日前
個人
SaaS型勤務調整支援システム
1か月前
個人
音声対話型帳票生成支援システム
1か月前
株式会社ケアコム
項目選択装置
1日前
続きを見る