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公開番号2024179981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099364
出願日2023-06-16
発明の名称試験監視支援方法、試験監視支援プログラム及び試験監視支援装置
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G09B 19/00 20060101AFI20241219BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】所定の行動を行った受験者を確認しやすくする。
【解決手段】サーバは、複数の受験者用端末のそれぞれから受信した試験中の受験者に関する映像を表示画面の第1表示領域A1に並べて表示し、前記受験者に関する映像を解析することにより、試験中の前記受験者の行動を監視し、前記監視により前記受験者が所定の行動を行ったことを検知した場合に、前記表示画面の前記第1表示領域とは異なる第2表示領域A2に、前記所定の行動を行った受験者に関する映像を表示する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数の受験者用端末のそれぞれから受信した試験中の受験者に関する映像を表示画面の第1表示領域に並べて表示し、
前記受験者に関する映像を解析することにより、試験中の前記受験者の行動を監視し、
前記監視により前記受験者が所定の行動を行ったことを検知した場合に、前記表示画面の前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記所定の行動を行った受験者に関する映像を表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする試験監視支援方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記所定の行動を行った受験者が複数存在する場合に、前記受験者それぞれが行った前記所定の行動の種類と回数から定まる値に基づいて、前記第2表示領域における前記受験者に関する映像それぞれの並び順を決定し、
前記所定の行動を行った受験者に関する映像を表示する処理は、決定した前記並び順に従って、前記受験者に関する映像を前記第2表示領域に表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の試験監視支援方法。
【請求項3】
前記所定の行動の種類に対応付けて重みを示す値が予め設定されており、
前記所定の行動を行った受験者が複数存在する場合に、複数の前記受験者ごとに各受験者が行った行動の種類に対応する重みを示す値の最大値を特定し、特定した各受験者の最大値に基づいて、前記第2表示領域における前記受験者に関する映像それぞれの並び順を決定し、
前記所定の行動を行った受験者に関する映像を表示する処理は、決定した前記並び順に従って、前記受験者に関する映像を前記第2表示領域に表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の試験監視支援方法。
【請求項4】
前記受験者に関する映像は、前記受験者を撮影した映像及び前記受験者が試験中に操作している画面の映像の少なくとも一方である、ことを特徴とする請求項1に記載の試験監視支援方法。
【請求項5】
複数の受験者用端末のそれぞれから受信した試験中の受験者に関する映像を表示画面の第1表示領域に並べて表示し、
前記受験者に関する映像を解析することにより、試験中の前記受験者の行動を監視し、
前記監視により所定の行動を行ったことを検知した受験者に関する映像を、前記表示画面の前記第1表示領域においてまとめて表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする試験監視支援方法。
【請求項6】
複数の受験者用端末のそれぞれから受信した試験中の受験者に関する映像を表示画面の第1表示領域に並べて表示し、
前記受験者に関する映像を解析することにより、試験中の前記受験者の行動を監視し、
前記監視により前記受験者が所定の行動を行ったことを検知した場合に、前記表示画面の前記第1表示領域において、前記所定の行動を行った受験者に関する映像を他の受験者に関する映像とは異なる態様で表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする試験監視支援方法。
【請求項7】
複数の受験者用端末のそれぞれから受信した試験中の受験者に関する映像を表示画面の第1表示領域に並べて表示し、
前記受験者に関する映像を解析することにより、試験中の前記受験者の行動を監視し、
前記監視により前記受験者が所定の行動を行ったことを検知した場合に、前記表示画面の前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記所定の行動を行った受験者に関する映像を表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする試験監視支援プログラム。
【請求項8】
複数の受験者用端末のそれぞれから受信した試験中の受験者に関する映像を表示画面の第1表示領域に並べて表示する表示処理部と、
前記受験者に関する映像を解析することにより、試験中の前記受験者の行動を監視する監視部と、を備え、
前記表示処理部は、前記監視部が前記受験者が所定の行動を行ったことを検知した場合に、前記表示画面の前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記所定の行動を行った受験者に関する映像をさらに表示する、
ことを特徴とする試験監視支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、試験監視支援方法、試験監視支援プログラム及び試験監視支援装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
コロナ禍以降、試験方式の転換が求められている中、自宅受験型のオンライン試験を実施する組織や機関が増えつつある。オンライン試験を公正に実施するためには、受験者を撮影したカメラ映像や受験者が操作する画面の映像を試験監督がリモート監視し、受験者が不正を行っていないかを確認する必要がある。
【0003】
これに対し、各受験者を映した映像や試験中の音声を認識して、不正行為や不正のおそれがある不審行為などを自動的に検出する技術(システム監視技術)が知られている(例えば特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-29113号公報
特開2022-74561号公報
特開2002-116684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
試験監督が受験者をリモート監視する場合に、上記特許文献1のようなシステム監視技術を補助的に用いることが考えられる。例えば、システム監視技術により不正行為等が検出された受験者を試験監督に通知し、通知された受験者の不正の有無を試験監督が目視により判断することが考えられる。
【0006】
しかしながら、従来は、システム監視技術により不正行為等が検出された受験者を試験監督に適切に通知する方法や受験者の情報を表示する方法について検討がなされていなかった。
【0007】
1つの側面では、本発明は、所定の行動を行った受験者を確認しやすくすることが可能な試験監視支援方法、試験監視支援プログラム及び試験監視支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一つの態様では、試験監視支援方法は、複数の受験者用端末のそれぞれから受信した試験中の受験者に関する映像を表示画面の第1表示領域に並べて表示し、前記受験者に関する映像を解析することにより、試験中の前記受験者の行動を監視し、前記監視により前記受験者が所定の行動を行ったことを検知した場合に、前記表示画面の前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に、前記所定の行動を行った受験者に関する映像を表示する、処理をコンピュータが実行する試験監視支援方法である。
【発明の効果】
【0009】
所定の行動を行った受験者を確認しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る試験システムの構成を概略的に示す図である。
受験者、試験監督、セキュリティエージェントの関係を示す図である。
図3(a)は、サーバのハードウェア構成の一例を示す図であり、図3(b)は、受験者用端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
試験監督用端末及びエージェント用端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ、試験監督用端末、及びエージェント用端末の機能ブロック図である。
受験者情報テーブルの一例を示す図である。
図7(a)は、不正テーブルの一例を示すであり、図7(b)は、不正検知テーブルの一例を示す図である。
不正チェック用画面を示す図(その1)である。
不正チェック用画面を示す図(その2)である。
不正チェック用画面を示す図(その3)である。
確定用画面を示す図である。
サーバの処理(その1)を示すフローチャートである。
図13(a)~図13(c)は、受験者「桜田花子」が不正と疑われる行動を行った場合における受験者情報テーブル及び不正検知テーブルの更新について説明するための図である。
サーバの処理(その2)を示すフローチャートである。
サーバの処理(その3)を示すフローチャートである。
変形例に係る不正チェック用画面を示す図(その1)である。
変形例に係る不正チェック用画面を示す図(その2)である。
変形例に係る不正チェック用画面を示す図(その3)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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