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公開番号
2024179732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098795
出願日
2023-06-15
発明の名称
シート搬送制御プログラムおよびシート搬送装置
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B65H
7/08 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】過剰な斜行補正動作を抑制する。
【解決手段】実施形態のシート搬送制御プログラムは、判定する処理と、カウントする処理と、更新する処理とをコンピュータに実行させる。判定する処理は、設定された斜行補正の動作量に基づいて搬送するシートに対して斜行補正を行う際に、斜行補正後のシートの検出結果に基づいてシートそれぞれの斜行補正の成否を判定する。カウントする処理は、判定された成否の数をカウントする。更新する処理は、カウントした成否の数に基づき、成功数が第1の規定数に達した場合、成否の数を初期化するとともに動作量を所定量減少させた動作量に更新する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
設定された斜行補正の動作量に基づいて搬送するシートに対して斜行補正を行う際に、斜行補正後のシートの検出結果に基づいて当該シートそれぞれの斜行補正の成否を判定し、
判定された成否の数をカウントし、
カウントした前記成否の数に基づき、成功数が第1の規定数に達した場合、前記成否の数を初期化するとともに前記動作量を所定量減少させた動作量に更新する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするシート搬送制御プログラム。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記更新する処理は、失敗数が第2の規定数に達した場合、前記成否の数を初期化するとともに前記動作量を前記所定量増加させた動作量に更新する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送制御プログラム。
【請求項3】
前記動作量を更新した回数をカウントする処理をさらに前記コンピュータに実行させ、
前記更新する処理は、前記動作量を更新する際に、前記更新した回数に基づく動作量分減少または増加させた動作量に更新する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送制御プログラム。
【請求項4】
前記更新する処理は、前記動作量を所定量減少させた場合の動作量が所定の下限値を下回るときは前記動作量の更新をキャンセルする、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送制御プログラム。
【請求項5】
前記動作量を固定する第1の動作モードと、前記動作量の更新を行う第2の動作モードとの選択を受け付け、
前記第1の動作モードが選択された場合は、直近に更新された動作量に基づく動作量に固定する処理をさらに前記コンピュータに実行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送制御プログラム。
【請求項6】
前記動作量を更新した回数をカウントし、
前記更新した回数に基づき前記第1の規定数または前記第2の規定数を算出する処理をさらに前記コンピュータに実行させる、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送制御プログラム。
【請求項7】
設定された斜行補正の動作量に基づいて搬送するシートに対して斜行補正を行う際に、斜行補正後のシートの検出結果に基づいて当該シートそれぞれの斜行補正の成否を判定し、
判定された成否の数をカウントし、
カウントした前記成否の数に基づき、成功数が第1の規定数に達した場合、前記成否の数を初期化するとともに前記動作量を所定量減少させた動作量に更新する、
処理を実行する制御部を含むことを特徴とするシート搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、シート搬送制御プログラムおよびシート搬送装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷装置や読取装置へ処理対象となる用紙(以下、シートと呼ぶ)を搬送するシートフィーダーなどのシート搬送装置では、シートの搬送時において、搬送方向側のシート端部を突き当て部材に突き当てる斜行補正動作を繰り返すことでシートの斜行(スキューとも呼ばれる)を補正している。このシート搬送装置では、シート幅方向に複数設けたシート供給センサの検出結果に基づいて斜行補正動作の動作量を予め設定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-116186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シートの斜行が補正されるまでに必要となる斜行補正動作の動作量は、シートの厚さ、シート表面の平滑度などのシート幅以外の様々なシート特性により異なる。しかしながら、上記の従来技術では、斜行補正動作の動作量は検出されたシート幅に違いがなければ同じ動作量となる。このため、上記の従来技術では、過剰な斜行補正動作が行われる場合があるという問題がある。
【0005】
例えば、シート表面の平滑度が低い場合は、シート幅による設定よりも少ない動作量でシートの斜行が補正される。このため、斜行が補正された後も斜行補正動作が継続されるような、過剰な斜行補正動作が行われることとなる。
【0006】
1つの側面では、過剰な斜行補正動作を抑制できるシート搬送制御プログラムおよびシート搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1実施形態では、シート搬送制御プログラムは、判定する処理と、カウントする処理と、更新する処理とをコンピュータに実行させる。判定する処理は、設定された斜行補正の動作量に基づいて搬送するシートに対して斜行補正を行う際に、斜行補正後のシートの検出結果に基づいてシートそれぞれの斜行補正の成否を判定する。カウントする処理は、判定された成否の数をカウントする。更新する処理は、カウントした成否の数に基づき、成功数が第1の規定数に達した場合、成否の数を初期化するとともに動作量を所定量減少させた動作量に更新する。
【発明の効果】
【0008】
1実施態様によれば、過剰な斜行補正動作を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態にかかるシート搬送装置の機能構成例を示すブロック図である。
図2は、コンピュータ構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態にかかるシート搬送装置の動作の概要を説明するフローチャートである。
図4は、実施形態にかかるシート搬送装置の給紙動作の一例を示すフローチャートである。
図5は、斜行補正動作の一例を示すフローチャートである。
図6は、斜行確認動作の一例を示すフローチャートである。
図7は、斜行確認の概要を説明する説明図である。
図8は、実施形態にかかるシート搬送装置の給紙動作の一例を示すフローチャートである。
図9は、設定テーブルの一例を説明する説明図である。
図10は、実施形態にかかるシート搬送装置の動作結果の一例を説明する説明図である。
図11Aは、実施形態にかかるシート搬送装置の動作結果の一例を説明する説明図である。
図11Bは、実施形態にかかるシート搬送装置の動作結果の一例を説明する説明図である。
図12は、実施形態にかかるシート搬送装置の給紙動作の一例を示すフローチャートである。
図13Aは、実施形態にかかるシート搬送装置の動作結果の一例を説明する説明図である。
図13Bは、実施形態にかかるシート搬送装置の動作結果の一例を説明する説明図である。
図14Aは、実施形態にかかるシート搬送装置の動作モードの設定例を説明する説明図である。
図14Bは、実施形態にかかるシート搬送装置の動作モードの設定例を説明する説明図である。
図15は、実施形態にかかるシート搬送装置の給紙動作の一例を示すフローチャートである。
図16は、設定テーブルの一例を説明する説明図である。
図17は、実施形態にかかるシート搬送装置の適用事例を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態にかかるシート搬送制御プログラムおよびシート搬送装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明するシート搬送制御プログラムおよびシート搬送装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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